2012年12月9日日曜日

2012年12月10日~12月14日の日経平均予想

日経平均チャート2012年12月7日

先週の株式市場は、過熱感はあるものの為替が円安傾向で安定していたことで底堅い推移となった。また、週後半には自民党が単独過半数を確保する勢いと報じられ、改めて日銀の金融緩和への期待感が高まり節目の9,500円を回復した。日経平均は週ベースで81.38円の上昇。上昇は4週連続。

今週の株式市場は、狭いレンジでの揉み合いを予想。選挙後を見据えた、売りポジションと買いポジションが均衡することで、指数は9,500円を中心に膠着感が強まりやすく、個別株中心の動きになると思われる。波乱があるとすれば、民主や左寄りの第三極が巻き返し、自公での過半数確保が難しくなるなどの世論調査が発表された場合。

アメリカでは、11~12日にFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催される。延長したツイストオペの期限切れが迫っており、新たな追加刺激策の内容が注目される。日本は週末にメジャーSQ。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の9,750円。下値サポートとしては、週足雲上限9,195円、25日移動平均線9,150円、週足雲下限9,106円、日足基準線9,096円、200日移動平均線9,092円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.89倍 PBR0.98倍 予想配当利回り2.38%

今週の予想レンジ:9,250円~9,750円

更新日 2012年12月9日 株・個人投資家の喫茶店