2016年7月17日日曜日

2016年7月19日~7月22日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年7月15日
先週の日経平均は大幅に反発。6月の米雇用統計を受け大幅高で始まり、その後もS&P500とNYダウが連日で史上最高値を更新し、国内はヘリマネ観測から円が急落し買い戻しに拍車がかかった。日経平均は週ベースで1,390.87円の上昇となり、週間での上昇率はアベノミクスが始まってから最大となった。

今週の株式市場は16,000円台での値固めか。短期的な過熱感は言うまでもないが、米国株が連日で史上最高値を更新し、国内は財政出動と日銀の追加緩和期待を支えに売り込みづらい環境になっている。16,500円~17,000円は累積出来高が多い水準なので、戻り売りから次第に上値は重くなると思われるが、日本株は為替次第の面が大きいので、高いという理由だけで安易なショートも危険。週明け日本は休場だが、トルコのクーデター失敗を受け為替と海外株式市場の動向が注目される。また、19日に東証マザーズ指数先物が上場となる。個人投資家に吉と出るか凶と出るか。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲下限16,543円、日足雲上限16,704円、心理的節目17,000円、月足転換線17,438円。下値サポートとしては、週足基準線16,385円、心理的節目16,000円、日足基準線15,754円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.75倍 PBR1.14倍 予想配当利回り1.91%

今週の予想レンジ:16,000円~17,000円

更新日 2016年7月17日 株・個人投資家の喫茶店