2017年1月29日日曜日

2017年1月30日~2月3日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年1月27日
先週の日経平均は反発。週前半は円高進行を受け18,783円まで下げるなど軟調なスタートとなった。その後はトランプ大統領が矢継ぎ早に幾つもの大統領令に署名したことで、いいとこ取りではあるものの、その実行力をアメリカ株式市場が評価し、NYダウが初の2万ドル乗せとなったことで、日本株もその恩恵に預かった。日経平均は週ベースで329.49円の上昇。

今週の株式市場は方向感のない展開か。1月5日のザラ高値19,615円を抜けてくれば、勢いで20,000円まで行くことも考えられるが、トランプ大統領のドル高牽制発言や保護主義的な発言が日本株には重しとなっており、積極的に上値を追える状況にはないと考える。現状で上値を押さえられてしまうと三尊天井が形成されるので、まずは1月5日の高値を抜けられるかどうかに注目したい。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目19,500円、1月5日高値19,615円、心理的節目20,000円。下値サポートとしては、日足基準線19,133円、心理的節目19,000円、1月18日安値18,650円、月足基準線17,908円、週足雲上限17,905円など。

東証1部全銘柄 予想PER17.27倍 予想PBR1.35倍 予想配当利回り1.66%

今週の予想レンジ:18,750円~19,750円

更新日 2017年1月29日 株・個人投資家の喫茶店

2017年1月22日日曜日

2017年1月23日~1月27日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)Chart2017年1月20日
先週の日経平均は続落。週前半はトランプ氏のドル高牽制発言などからドル円が112円台まで円高に振れたことを嫌気し、節目の19,000円を下回る場面もあった。週後半はイエレン議長やムニューチン米財務長官候補の発言から円安に戻し、日経平均も日足基準線レベルまで持ち直した。日経平均は週ベースで149.37円の下落。

今週の株式市場は揉み合いか。トランプ新大統領の就任演説は想定内の内容だったが、かねてから主張していた環太平洋経済連携協定(TPP)の離脱や北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉という政策方針が発表された。今後アメリカが保護主義的な政策を強めてくるようだと、マーケットはいいとこ取りで上げてき分、崩れ始めると脆さが露呈しそうだ。国内では第3四半期決算がスタートとなる。昨年、想定為替レートを100円前後に見直した外需企業が多いので、現在の為替レートから考えれば上方修正されるのは当然と言える。マーケットが素直に反応するか、織り込み済みで処理されるのか、まずは序盤戦に注目したい。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目19,500円、1月5日高値19,615円、心理的節目20,000円。下値サポートとしては、日足基準線19,132円、心理的節目19,000円、1月18日安値18,650円、月足基準線17,908円、週足雲上限17,905円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.37倍 予想PBR1.33倍 予想配当利回り1.68%

今週の予想レンジ:18,500円~19,500円

更新日 2017年1月22日 株・個人投資家の喫茶店

2017年1月15日日曜日

2017年1月16日~1月20日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年1月13日
先週の日経平均は反落。円安一服から上値の重い展開が続いた。トランプ次期大統領の記者会見では、保護主義的な発言が目立った他、感情的な発言も多く見られ良い印象は無し。日経平均は週ベースで167.05円の下落。

今週の株式市場は揉み合いか。アメリカ大統領選後から継続しているドル高トレンドに変化の兆しが出てきており、今週これが明確になるかどうかに注目。目先はトランプラリーが始まってから一度も割り込んでいない日足基準線を維持できるかどうか。また今週からアメリカ企業の決算発表が本格化する。アメリカの企業業績より日本株には為替の動きの方が重要だが、米国株が上値追いになれば多少円高に振れても日本株も底堅く推移しそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目19,500円、心理的節目20,000円。下値サポートとしては、心理的節目19,000円、日足基準線18,921円、月足基準線17,908円、週足雲上限17,905円など。

東証1部全銘柄 予想PER17.28倍 予想PBR1.35倍 予想配当利回り1.65%

今週の予想レンジ:19,000円~19,750円

更新日 2017年1月15日 株・個人投資家の喫茶店

2017年1月8日日曜日

2017年1月10日~1月13日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年1月6日
先週の日経平均は反発。正月休み中、海外株式市場は堅調に推移し、為替も円安基調を維持していたことから、大発会は500円近い大幅上昇となった。その後はFOMC議事録でドル高リスクが指摘されたことや、トランプ氏のトヨタ批判などを受け115円前半まで円高に振れたことで上げ幅を縮小した。日経平均は週ベースで339.96円の上昇。

今週の株式市場はボラタイルな展開か。材料としてはトランプ氏の11日の記者会見に注目が集まる。今のところアメリカの経済も株価も好調なので、直接為替相場に言及するような発言はないと思われるが、保護主義的な発言が強まるようだと日本株にはネガティブ要因となる。週末にはオプションSQが控えており、目先19,500円が攻防ラインだが、仕掛けが入るなら節目の少ない上方向か。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目19,500円、心理的節目20,000円。下値サポートとしては、日足転換線19,303円、日足基準線18,921円、月足基準線17,908円、週足雲上限17,905円など。

東証1部全銘柄 予想PER17.39倍 予想PBR1.36倍 予想配当利回り1.64%

今週の予想レンジ:19,250円~20,000円

更新日 2017年1月8日 株・個人投資家の喫茶店