2017年4月9日日曜日

2017年4月10日~4月14日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年4月7日
先週の日経平均は4週続落。トランプ政権の政策実効性に対する不安やFOMC議事録でのバランスシートの縮小議論などを受け、米国株は大きく下げないものの上値は重かった。日本株は米国株の上値が重いことや、円高基調の継続、地政学リスクの高まりなどから、1月18日のザラ場安値18,650円を更新するなど冴えない動きとなった。日経平均は週ベースで244.63円の下落。

今週の株式市場は上値の重い展開か。1月18日のザラ場安値18,650円を割り込んでしまったことで、テクニカル的には下向きとなった。ただ、米国株が崩れていないことや円高もまだ許容範囲内であることから、あまり緊張感のない下げ方となっている。地政学リスクの更なる悪化など悪材料が追加されない限りは、一旦自律反発に向かうだろうが、目先19,000円がレジスタンスとなりそう。一方、下に振れた場合は昨年12月の安値18,250円レベル、月足基準線17,908円などが目処となる。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線19,093円、日足雲下限19,159円、日足雲上限19,284円。下値サポートとしては、心理的節目18,500円、12月安値水準18,250円、月足基準線17,098円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.19倍 予想PBR1.24倍 予想配当利回り1.74%

今週の予想レンジ:18,250円~19,000円

更新日 2017年4月9日 株・個人投資家の喫茶店