2018年8月5日日曜日

2018年8月6日~8月10日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年8月3日
先週の日経平均は反落。週明けはインテルの急落が日本市場にも波及し売り先行でのはじまりとなった。火曜日には日銀決定会合の結果が発表された。株式市場が注目していたETFの修正は年間約6兆円の購入額は維持する一方、TOPIX連動の比率を拡大するという、ほぼ事前にリークされていた通りの内容だったので波乱はなかった。その後は、米中の通商問題を巡り上値の重い展開が続いた。日経平均は週ベースで187.57円の下落。

今週の株式市場は、上値の重い展開か。概ね良好な決算発表が下値を支えるが、米中の貿易摩擦の再燃や、9~10日にワシントンで開かれる日米新通商協議(FFR)を控え上値は追いづらい。自動車への高関税など日本へ厳しい要求を突きつけてくる可能性もあり注意が必要だ。

上は心理的節目23,000円、2月2日~5日の下落時に空けた窓埋め23,122円などが目先のレジスタンス。下は日足雲上限22,447円、日足雲下限22,398円、日足基準線22,206円、心理的節目22,000円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER15.03倍 予想PBR1.31倍 予想配当利回り1.70%

今週の予想レンジ:22,000円~23,000円

更新日 2018年8月5日 株・個人投資家の喫茶店