2018年9月9日日曜日

2018年9月10日~9月14日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年9月7日
先週の日経平均は反落。週明けは米国とカナダの北米自由貿易協定(NAFTA)が合意に至らず、米国株が売られた流れを受け売りが先行した。その後も米国とカナダとの貿易協定の再交渉の動向や対中関税の行方など、米国の強硬な通商政策への警戒感から弱含みで推移し、週末にはトランプ大統領が日本を名指しして貿易問題に言及したことで一段安となった。日経平均は週ベースで558.09円の下落。

今週の株式市場は波乱含みの展開か。先週6日続落した反動から反発する場面もありそうだが、先週末にウォール・ストリート・ジャーナル紙が「トランプ大統領が日本に貿易赤字の削減を迫る姿勢を示した」と伝えたことで、米中の貿易問題に加え、日米の貿易問題が顕在化してきたことで上値は抑制されそうだ。チャートは主な移動平均線が収束していることで、近々上下どちらかに大きく動く可能性を示唆。

上は日足雲上限22,384円、日足基準線22,441円、200日移動平均線22,442円、心理的節目23,000円、月5日の窓埋め23,122円。下は日足雲下限22,237円、心理的節目22,000円、心理的節目21,500円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER14.37倍 予想PBR1.27倍 予想配当利回り1.76%

今週の予想レンジ:21,750円~23,000円

更新日 2018年9月9日 株・個人投資家の喫茶店