2018年12月16日日曜日

2018年12月17日~12月21日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年12月14日
先週の日経平均は続落。週明けはナバロ大統領補佐官が米中が設定した90日の期限内に通商協議で合意出来なかった場合、中国製品への関税を引き上げると述べたことで反落してのスタートとなった。その後、カナダの裁判所が中国の華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟・副会長兼最高財務責任者(CFO)の保釈を認めたことや、米中通商協議が進展しているとの期待感から買い戻しが優勢となる場面もあったが、上値は重かった。日経平均は週ベースで303.85円の下落。

今週の株式市場は、上値の重い展開か。世界的な景気減速懸念や米中貿易問題を巡る先行き不透明感が引き続き相場の重しとなろう。新規上場するソフトバンクの動向も個人投資家のセンチメントに大きく影響するので注目される。クリスマス休暇入りする海外投資家も多くなってくるので、薄商い中先物主導で乱高下する場面はあってもトレンドは出づらく、揉み合いを予想する。

上は週足雲下限21,684円、日足基準線21,880円、日足雲下限22,212円、200日移動平均線22,297円、週足基準線22,710円、日足雲上限22,710円がレジスタンス。下は心理的節目の21,000円、10月26日安値20,917円、3月26日年初来安値20,347円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER13.43倍 予想PBR1.18倍 予想配当利回り1.93%

今週の予想レンジ:20,750円~22,000円

更新日 2018年12月16日 株・個人投資家の喫茶店