2019年12月22日日曜日

2019年12月23日~12月27日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年12月20日
先週の日経平均は反落。米国株は主要3指数が連日で史上最高値を更新するなど好調だったが、日経平均は8月の安値から3ヶ月半で4,000円近く上昇していることもあり、24,000円を超えた水準では高値警戒感から手仕舞い売りに押された。日経平均は週ベースで206.47円の下落。

今週の株式市場は揉み合いか。重要イベントが通過したことで売り買いとも材料に乏しく、大型株はポジション調整の売りに押されやすい状況が今週も続きそう。資金は値動きのいい小型株へ。予想レンジは先週と同じとする。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目24,000円、昨年10月2日高値24,448円。下値サポートとしては、日足基準線23,408円、心理的節目23,000円、日足雲上限22,888円、心理的節目22,500円。

東証1部全銘柄 予想PER16.23倍 予想PBR1.26倍 予想配当利回り1.87%

今週の予想レンジ:23,250円~24,250円

更新日 2019年12月22日 株・個人投資家の喫茶店

2019年12月15日日曜日

2019年12月16日~12月20日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年12月13日
先週の日経平均は3週続伸。木曜日までは英国総選挙や対中追加関税の行方などを巡り様子見が続いたが、英国総選挙は与党が圧勝し、米中貿易交渉も第1段階で合意が
発表されたことで週末は今年最大の上げ幅となった。日経平均は週ベースで668.7円の上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。米中通商協議第1弾の合意を受け週末は大幅高となったが、事前に織り込みが進んでいたこともあり、米国株は小幅高にとどまった。節目を抜けたことでで昨年10月2日につけたバブル後の高値24,448円も意識されるが、高値警戒感もあり、24,000円を超えた水準では上値は重くなりそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、昨年10月2日高値24,448円。下値サポートとしては、日足基準線23,388円、心理的節目23,000円、日足雲上限22,790円、心理的節目22,500円。

東証1部全銘柄 予想PER16.18倍 予想PBR1.27倍 予想配当利回り1.87%

今週の予想レンジ:23,250円~24,250円

更新日 2019年12月15日 株・個人投資家の喫茶店

2019年12月8日日曜日

2019年12月9日~12月13日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年12月6日
先週の日経平均は小幅に続伸。週明けは為替の円安基調や中国国家統計局が週末に発表した11月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が市場予想を上回ったことが好感され、買い先行での始まりとなった。その後、トランプ大統領が米中貿易協議の合意について「来年11月の大統領選後まで待つという考え方を気に入っている」と述べたや、米下院でウイグル人権法案が可決したことを受け、米中貿易協議の先行きに対する警戒感が高まり上値の重い展開となった。日経平均は週ベースで60.49円の上昇。

今週の株式市場はボラタイルな展開か。対中追加関税の発動期限が間近に迫っている。米中が通商協議で部分合意に達し対中関税の延期が示唆されるのか、確率は低いがこのまま時間切れとなり、1600億ドルの追加関税が発動されるのか、関連するニュースを受け先物主導でボラタイルな展開となりそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目23,500円、心理的節目24,000円。下値サポートとしては、日足基準線23,156円、心理的節目23,000円、心理的節目22,500円
日足雲上限22,437円、週足基準線21,859円。

東証1部全銘柄 予想PER15.93倍 予想PBR1.25倍 予想配当利回り1.89%

今週の予想レンジ:22,500円~24,000円

更新日 2019年12月8日 株・個人投資家の喫茶店

2019年12月1日日曜日

2019年12月2日~12月6日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年11月29日
先週の日経平均は反発。週前半は米中通商協議を巡るポジティブなニュースが続き、米国株主要3指数が連日で史上最高値を更新。この流れを受け日経平均も堅調な展開となった。ただ、週後半にトランプ大統領が「香港人権・民主主義法案」に署名し同法が成立したことで、利益確定売りが優勢となり上げ幅を縮小した。日経平均は週ベースで181.03円の上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。米国で香港人権・民主主義法案が成立したことで米中貿易協議への影響が懸念材料となる。中国側からどのような報復措置が出てくるかは不明だが、両国とも人権問題と貿易問題をリンクさせたくない点は一致するところなので、貿易協議への影響は多少遅れが出る程度で限定的なものにとどまるのではなかろうか。予想レンジは先週と同じとする。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目23,500円、心理的節目24,000円。下値サポートとしては、日足基準線23,156円、心理的節目23,000円、心理的節目22,500円、日足雲上限22,036円、週足基準線21,859円。

東証1部全銘柄 予想PER15.81倍 予想PBR1.24倍 予想配当利回り1.90%

今週の予想レンジ:22,750円~23,750円

更新日 2019年12月1日 株・個人投資家の喫茶店

2019年11月24日日曜日

2019年11月25日~11月29日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年11月22日
先週の日経平均は続落。複数の米メディアが米中貿易協議の難航を示唆する報道をしたことや、米国での香港人権・民主主義法案の可決を巡り、中国が内政干渉と反発していることを受け利益確定売りが優勢となった。ただ、米中貿易協議に関しては楽観的な見方も多く下値は限られた。日経平均は週ベースで190.44円の下落。

今週の株式市場は揉み合いか。引き続き米中通商協議に関する報道に一喜一憂する展開が続きそうだ。対中追加関税の発動を間近に控え、なんらかの進展が見られる可能性は高いが、上に行くには米中通商協議の具体的な進展が必要。上下両院で可決した香港人権・民主主義法案にトランプ大統領が署名するのかも注目される。署名すれば中国も報復を示唆していることから、米中貿易協議への影響が懸念される。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目23,500円、心理的節目24,000円。下値サポートとしては、日足基準線23,008円、心理的節目23,000円、心理的節目22,500円、日足雲上限21,913円週足基準線21,850円。

東証1部全銘柄 予想PER15.73倍 予想PBR1.23倍 予想配当利回り1.92%

今週の予想レンジ:22,750円~23,750円

更新日 2019年11月24日 株・個人投資家の喫茶店

2019年11月17日日曜日

2019年11月18日~11月22日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年11月15日
先週の日経平均は反落。米中通商協議を巡り期待と不安が交錯し方向感のない展開となった。また、香港情勢の緊迫化も株価の重しとなった。日経平均は週ベースで88.55円の下落。

今週の株式市場は揉み合いか。引き続き米中通商協議に関する報道に一喜一憂する展開が続きそうだ。短期的な過熱感は和らぎつつあるが、PERから見た株価の水準に割安感はなくなっており、上に行くには米中通商協議の具体的な進展が必要。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目23,500円、心理的節目24,000円。下値サポートとしては、心理的節目23,000円、日足基準線22,449円、心理的節目22,000円、週足基準線21,850円。

東証1部全銘柄 予想PER15.74倍 予想PBR1.24倍 予想配当利回り1.90%

今週の予想レンジ:22,750円~23,750円

更新日 2019年11月17日 株・個人投資家の喫茶店

2019年11月10日日曜日

2019年11月11日~11月15日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年11月8日
先週の日経平均は5週続伸。米中貿易協議を巡りポジティブなニュースが続き、米国株主要3指数がそろって史上最高値を更新。日本株もこの流れを受け週を通して堅調な展開が続いた。日経平均は週ベースで541.1円の上昇。

今週の株式市場は一進一退の展開か。米中通商協議は、貿易戦争の過程で発動した追加関税を段階的に撤廃する方向となり、株式市場最大の懸念材料が後退している。ただ、今までの交渉過程を振り返ると、トランプ大統領が最後にちゃぶ台をひっくり返す可能性も否定できず、テクニカル的な過熱感と合わせ利益確定売りから上値は重くなりそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目24,000円。下値サポートとしては、心理的節目23,000円、日足基準線22,433円、心理的節目22,000円、週足基準線21,850円。

東証1部全銘柄 予想PER15.56倍 予想PBR1.25倍 予想配当利回り1.92%

今週の予想レンジ:22,750円~23,750円

更新日 2019年11月10日 株・個人投資家の喫茶店

2019年11月3日日曜日

2019年11月5日~11月8日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年11月1日
先週の日経平均は4週続伸。米中貿易交渉の合意期待から日経平均は約1年ぶりに23,000円台に乗せる場面もあったが、大台回復後はテクニカル的な過熱感も強いことから伸び悩んだ。FOMCと日銀政策決定会合は波乱なく通過。日経平均は週ベースで50.96円の上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。急ピッチな上昇に対する警戒感も強く、今週も23,000円付近では利益確定売りから上値は重くなりそうでだ。米中貿易交渉は相変わらず憶測報道が多く、今週もヘッドラインで振らされる展開が続きそうだ。23,000円明確に上抜けて行くには、部分合意にせよ首脳会談での合意署名までが必要か。予想レンジは先週と同じ。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目23,000円。下値サポートとしては、心理的節目22,500円、日足基準線22,142円、心理的節目22,000円、週足雲上限21,698円、週足基準線21,559円。

東証1部全銘柄 予想PER14.78倍 予想PBR1.22倍 予想配当利回り1.94%

今週の予想レンジ:22,250円~23,250円

更新日 2019年11月3日 株・個人投資家の喫茶店

2019年10月27日日曜日

2019年10月28日~11月1日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年10月25日
先週の日経平均は続伸。外部環境の落ち着きと為替が円安基調で安定していることを支えにじり高となった。日経平均は週ベースで307.13円の上昇。

今週の株式市場は底堅い展開か。FOMCや日銀政策決定会合を受け一時的にボラが高まる場面もありそうだが、大きな波乱とはならないだろう。オシレーター系指標には過熱感が見られるが、節目の23,000円を超えると一段高の可能性も。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目23,000円。下値サポートとしては、心理的節目22,500円、日足基準線22,047円、心理的節目22,000円、週足雲上限21,698円、週足基準線21,465円。

東証1部全銘柄 予想PER14.50倍 予想PBR1.21倍 予想配当利回り1.97%

今週の予想レンジ:22,250円~23,250円

更新日 2019年10月27日 株・個人投資家の喫茶店

2019年10月20日日曜日

2019年10月21日~10月25日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年10月18日
先週の日経平均は続伸。週明けは米中閣僚級通商協議が部分合意に達したことで買い先行の始まりとなった。その後も、売り方の踏み上げに短期筋が買いをぶつけるショート・スクイーズで上げ幅を拡大し、日経平均は年初来高値を更新した。日経平均は週ベースで693.81円の上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。売り方の買い戻しも一服しつつあり、短期的過熱感のスピード調整から上値の重い展開を予想する。先物に買い仕掛けが入れば上に飛びやすい状況に変わりないが、米中貿易摩擦や英国のEU離脱に関する不透明感が上値を抑制。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目22,500円、心理的節目23,000円。下値サポートとしては、心理的節目22,000円、週足雲上限21,698円、日足基準線21,404円、週足基準線21,380円、200日移動平均線21,227円。

東証1部全銘柄 予想PER14.25倍 予想PBR1.19倍 予想配当利回り2.00%

今週の予想レンジ:22,000円~23,000円

更新日 2019年10月20日 株・個人投資家の喫茶店

2019年10月13日日曜日

2019年10月15日~10月18日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年10月11日
先週の日経平均は反発。米中の閣僚級通商協議を巡る憶測報道で方向感の定まらない展開だったが、週後半は部分的合意期待が高まったことでショート・カバーが入り堅調な推移となった。日経平均は週ベースで388.67円の上昇。

今週の株式市場は、上値を試す展開か。米中貿易協議は米国が対中関税の引き上げを見送る一方、中国は米国の農産品の購入を増やすのを柱とする部分合意に達したことで、週明けはこれを好感した買いが先行する流れとなる。ただ、部分合意は先週末にかなり織り込まれたことや、ファーウェイに米企業との取引再開を認めるかどうかは継続協議となったことで、買い一巡後は次第に上値は重くなりそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目22,000円、年初来高値22,362円、心理的節目22,500円。下値サポートとしては、日足基準線21,404円、週足基準線21,236円、200日移動平均線21,210円、心理的節目21,000円、日足雲上限20,706円。

東証1部全銘柄 予想PER14.02倍 予想PBR1.17倍 予想配当利回り2.04%

今週の予想レンジ:21,500円~22,250円

更新日 2019年10月13日 株・個人投資家の喫茶店

2019年10月6日日曜日

2019年10月7日~10月11日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年10月4日
先週の日経平均は続落。米国株がマクロ経済指標の悪化から売られ日本株も連れ安となった。週後半は米国株が追加利下げ観測から持ち直したが、日本株は円高の進行が重しとなった。日経平均は週ベースで468.7円の下落。

今週の株式市場は、揉み合いか。10日~11日にワシントンで予定される米中閣僚級貿易協議が最大の注目点。一部合意に至るのか、再び決裂するのか、貿易協議を睨みながら神経質な展開となりそうだ。上値は心理的節目の22,000円、下は週足基準線や200日移動平均線が目先のレジスタンスとサポート。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目21,500円、心理的節目22,000円、年初来高値22,362円、心理的節目22,500円。下値サポートとしては、日足基準線21,308円、週足基準線21,236円、200日移動平均線21,209円、心理的節目21,000円、日足雲上限20,966円。

東証1部全銘柄 予想PER13.79倍 予想PBR1.16倍 予想配当利回り2.07%

今週の予想レンジ:21,250円~22,250円

更新日 2019年10月6日 株・個人投資家の喫茶店

2019年9月29日日曜日

2019年9月30日~10月4日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年9月27日
先週の日経平均は反落。テクニカル的な過熱感やトランプ大統領の弾劾調査開始を受け、米国株が軟調に推移したことで利益確定売りが優勢だった。日経平均は週ベースで200.19円の下落。

今週の株式市場は、上値の重い展開か。引き続き世界的な金融緩和や為替の安定は支援材料だが、トランプ大統領の弾劾問題を巡る不透明感や、ここにきて米中貿易協議の進展期待も後退していることから、積極的に上値を買っていく環境ではない。

日経平均の上値抵抗としては、年初来高値22,362円、心理的節目22,500円。下値サポートとしては、心理的節目22,000円、心理的節目21,500円、200日移動平均線21,225円、日足基準線21,214円。

東証1部全銘柄 予想PER14.04倍 予想PBR1.18倍 予想配当利回り2.04%

今週の予想レンジ:21,250円~22,250円

更新日 2019年9月29日 株・個人投資家の喫茶店

2019年9月15日日曜日

2019年9月17日~9月20日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年9月13日
先週の日経平均は続伸。米中の対立が緩和に向かっているとの報道が相次いだことや、週末にはECBが利下げと量的緩和策の再開を決定したことが好感され、週を通して堅調な展開となった。日経平均は週ベースで788.72円の上昇。

今週の株式市場は、過熱感を抱えながらも底堅い展開か。米中の対立緩和に向けた動きが続いていることや、ECBが利下げと量的緩和策の再開を決定したことが引き続き支援材料。米国で17~18日に開かれるFOMCでは0.25%の利下げが確実視されており、世界的な過剰流動性相場への期待が再び高まっている。日銀はどうするか?

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目22,000円、年初来高値:22,362円、心理的節目:22,500円。下値サポートとしては、心理的節目21,500円、200日移動平均線21,213円、日足基準線21,096円、日足雲上限20,966円。

東証1部全銘柄 予想PER14.08倍 予想PBR1.18倍 予想配当利回り2.05%

今週の予想レンジ:21,500円~22,500円

更新日 2019年9月15日 株・個人投資家の喫茶店

2019年9月8日日曜日

2019年9月9日~9月13日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年9月6日
先週の日経平均は反発。週前半は方向感の定まらない展開だったが、週後半は香港の逃亡犯条例の撤回、中国の景気指標の改善、英国の欧州連合(EU)からの合意なき離脱回避期待、更に米中通商協議の開催決定など好材料が重なり、ショート・カバー中心に大幅高となった。日経平均は週ベースで495.2円の上昇。

今週の株式市場は、上値の重い展開か。先週後半に好材料が重なり節目の21,000円を超えたものの、米中通商協議を巡ってはいつものことながら期待先行で上げてるだけにショート・カバーが一巡すれば上値は重くなりそうだ。12日に欧州中央銀行(ECB)の政策委員会が開かれる。ECBが量的緩和まで踏み込むかが注目される。上は心理的節目の21,500円、下は日足基準線20,833円が目先のレジスタンスとサポート。

日経平均の上値抵抗としては、200日移動平均21,231円、日足雲上限21,440円、心理的節目21,500円、心理的節目22,000円。下値サポートとしては、日足雲下限21,056円、心理的節目21,000円、日足基準線20,833円、心理的節目20,500円。

東証1部全銘柄 予想PER13.48倍 予想PBR1.13倍 予想配当利回り2.13%

今週の予想レンジ:20,500円~21,500円

更新日 2019年9月8日 株・個人投資家の喫茶店

2019年9月1日日曜日

2019年9月2日~9月6日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年8月30日
先週の日経平均は小幅に反落。週明けは中国政府が米国からの輸入品約750億ドル相当に9月1日から最大10%の追加関税を課す報復措置を発表。これを受けトランプ大統領も即座に新たな対抗措置を発表するとツイートしたことで米中貿易摩擦の激化懸念から400円を超える下落となった。ただ、その後トランプ大統領がG7で中国との貿易協議を再開する方針を示したことで買い戻しが入った。日経平均は週ベースで6.54円の下落。

今週の株式市場は、引き続き方向感の定まらない展開か。今週は米国の経済指標に注目が集まりそうだが、若干弱めの数字が出た方が利下げ期待が高まるので米国株式市場にはプラスに作用しそうだ。日本株は引き続き円高が上値抑制要因。米中貿易協議の進展期待から先週戻しものの、去年から期待と失望を繰り返しながら実際に追加関税が発動されるなど悪い方向にしか進んでいないのでマーケットも疑心暗鬼。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線20,966円、心理的節目21,000円、日足雲下限21,056円、200日移動平均21,256円、日足雲上限21,408円。下値サポートとしては、8月6日安値20,110円、心理的節目20,000円。

東証1部全銘柄 予想PER13.27倍 予想PBR1.12倍 予想配当利回り2.15%

今週の予想レンジ:20,000円~21,000円

更新日 2019年9月1日 株・個人投資家の喫茶店

2019年8月25日日曜日

2019年8月26日~8月30日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年8月23日
先週の日経平均は反発。週明けは中国やドイツの景気刺激策検討を好感し、米国株が上昇した流れを受け買いが先行したが、週半ばからはパウエルFRB議長の講演を前に積極的な売買は手控えられた。日経平均は週ベースで292.1円の上昇。

今週の株式市場は軟調な展開か。週末パウエルFRB議長はジャクソンホールで追加利下げを示唆したものの、中国政府が米国からの輸入品約750億ドル相当に9月1日から最大10%の追加関税を課す報復措置を発表。これを受けトランプ大統領も即座に新たな対抗措置を発表するとツイートしたことで米中貿易摩擦の激化懸念からダウ・ナスダックとも急落となった。米中関係の悪化を受けて通商協議が再び滞ることになれば株式市場には下押し圧力となる。米国はトランプ大統領によるFRBへの金融緩和圧力が一層高まることが株価の下支え要因となるが、金融緩和余地が乏しい日本は円高の進行が気がかり。週明け2万円の攻防からレンジ下抜けに注意。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線20,966円、心理的節目21,000円、日足雲下限21,240円、200日移動平均21,279円、日足雲上限21,362円。下値サポートとしては、8月6日安値20,110円、心理的節目20,000円、心理的節目19,500円。

東証1部全銘柄 予想PER13.19倍 予想PBR1.11倍 予想配当利回り2.15%

今週の予想レンジ:19,750円~20,750円

更新日 2019年8月25日 株・個人投資家の喫茶店

2019年8月18日日曜日

2019年8月19日~8月23日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年8月16日
先週の日経平均は続落。連休明けは、中国人民銀行が人民元の対ドル基準値を8営業日続けて元安に設定したことで売りが先行。週半ばに米通商代表部(USTR)が対中関税「第4弾」についてスマートフォン、ノートパソコン、靴など一部品目の発動を12月に先送りすると発表したことで買い戻しが優勢となった。しかし、翌日に米国債市場で取引の多い2年債と10年債が逆転する逆イールドが起きたことで世界景気への先行き懸念が強まり再び売りが優勢となった。日経平均は週ベースで266.01円の下落。

今週の株式市場は揉み合いか。米長期金利の下落一服や、中国やドイツの景気刺激策検討を受け週末の米国株が上昇した流れを受け週明けは買いが先行しそうた。ただ、米国による対中関税「第4弾」の一部は延期されたものの、残りは9月1日に実施され、中国も報復措置を示唆していることから引き続き米中の対立が相場の重しとなる。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線20,966円、心理的節目21,000円、200日移動平均21,323円、日足雲下限21,326円、日足雲上限21,353円。下値サポートとしては、8月6日安値20,110円、心理的節目20,000円。

東証1部全銘柄 予想PER13.04倍 予想PBR1.10倍 予想配当利回り2.17%

今週の予想レンジ:20,250円~21,000円

更新日 2019年8月18日 株・個人投資家の喫茶店

2019年8月11日日曜日

2019年8月13日~8月16日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年8月9日
先週の日経平均は続落。週明けは米国の制裁関税第4弾に対し中国外務省も報復措置を示唆するなど、米中の対立長期化懸念から売りが先行。火曜日には米国が中国を為替操作国に指定すると発表したことで、日経平均は一時600円を超える急落となった。その後は元安が一服したことで買い戻しが入ったが、週を通して不安定な動きとなった。日経平均は週ベースで402.34円の下落。

今週の株式市場は揉み合いか。特に大きなイベントもなく、トランプ大統領も株価の急落を受けトーンダウンしていることや、中国もあからさまな元安誘導で米国をこれ以上怒らせたくないことから、人民元も大きな動きはないと思われる。上値を積極的に買う動きは限られるが下値も限定的だろう。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線20,966円、心理的節目21,000円、日足雲下限21,223円、日足雲上限21,326円、200日移動平均21,365円。下値サポートとしては、心理的節目20,500円、8月6日安値20,110円、心理的節目20,000円。

東証1部全銘柄 予想PER13.17倍 予想PBR1.11倍 予想配当利回り2.15%

今週の予想レンジ:20,250円~21,250円

更新日 2019年8月11日 株・個人投資家の喫茶店

2019年8月4日日曜日

2019年8月5日~8月9日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年8月2日
先週の日経平均は反落。週前半はFOMCの結果発表を31日に控え向感の乏しい展開となった。FOMCは大方の予想通り0.25%の利下げとなったが、これは既に織り込み済みで材料にならず。その後、パウエウルFEB議長が会見で「政策調整であって、利下げ局面の始まりではない」と発言したことで、早期の追加利下げ期待が後退し売りが優勢となった。翌日には経済指標の下振れで再び早期利下げ期待から持ち直しを見せたが、トランプ大統領が追加の対中関税「第4弾」の発動を表明し再びリスクオフの流れとなった。日経平均は週ベースで570.99円の下落。

今週の株式市場は軟調な展開か。トランプ大統領が対中関税の第4弾を発動したことで米国と中国の対立長期化懸念が重しとなりそうだ。ただ、米中の対立激化によって株価が下がるとトランプ大統領のFRBに対する圧力も強まり、再び利下げ期待が米国株の下値を支えることになる。日本株は円高の進行が気がかり。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲上限21,326円、日足基準線21,391円、200日移動平均21,436円、心理的節目22,000円、年初来高値22,362円。下値サポートとしては、日足雲下限21,052円、心理的節目21,000円、心理的節目20,500円、6月4日安値20,289円。

東証1部全銘柄 予想PER13.34倍 予想PBR1.13倍 予想配当利回り2.11%

今週の予想レンジ:20,500円~21,500円

更新日 2019年8月4日 株・個人投資家の喫茶店

2019年7月28日日曜日

2019年7月29日~8月2日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年7月26日
先週の日経平均は反発。米国株の上昇を受け堅調な展開となった。週を通して商いは低調だったが、フィラデルフィア半導体株指数が大幅高となたことで、日本も半導体関連に買い戻しが入り指数を押し上げた。日経平均は週ベースで191.16円の上昇。

今週の株式市場は上値の重い展開か。30~31日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)が最大の注目点となる。既に0.25%の利下げは織り込み済みであることから、利下げ自体が材料になることはないだろう。パウエルFRB議長が会見で先行きも緩和姿勢を強調するならポジティブな反応も予想されるが、そうでなければ一旦材料出尽くしとなる。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目22,000円、年初来高値22,362円。下値サポートとしては、200日移動平均線21,501円、日足基準線21,408円、日足雲上限21,326円、日足雲下限21,049円、心理的節目21,000円。

東証1部全銘柄 予想PER13.63倍 予想PBR1.16倍 予想配当利回り2.05%

今週の予想レンジ:21,000円~22,000円

更新日 2019年7月28日 株・個人投資家の喫茶店

2019年7月21日日曜日

2019年7月22日~7月26日の日経平均予想

先週の日経平均は続落。連休明けは早期大幅利下げ期待から、米国株主要3指数が揃って史上最高値を更新して戻ってきたが、円高の進行が重しとなり反落しての始まりとなった。その後は貿易問題を巡る米中協議が長引くとの警戒感から米国株が足踏みとなり、日本株も方向感のない展開となった。日経平均は週ベースで218.91円の下落。

今週の株式市場は引き続き方向感のない展開か。本格化してくる日米の決算発表を睨みながら21,000円~22,000円の間で一進一退の動きが継続しそうだ。参院選は波乱なく通過しそうだが、選挙後には日米通商交渉が控えていることもあり楽観ムードは広がりにくい。

日経平均の上値抵抗としては、200日移動平均線21,556円、心理的節目22,000円、年初来高値22,362円。下値サポートとしては、日足基準線21,354円、日足雲上限21,326円、心理的節目21,000円、日足雲下限20,855円。

東証1部全銘柄 予想PER13.54倍 予想PBR1.15倍 予想配当利回り2.07%

今週の予想レンジ:21,000円~22,000円

更新日 2019年7月21日 株・個人投資家の喫茶店

2019年7月14日日曜日

2019年7月16日~7月19日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年7月12日
先週の日経平均は小幅に反落。注目のパウエルFRB議長の議会証言が市場が想定していたよりもハト派寄りとなったことで、米国株主要3指数は揃って史上最高値を更新した。日本株は相変わらず商いが盛り上がらず、円高も警戒されることから上値の重い展開となった。日経平均は週ベースで60.48円の下落。

今週の株式市場は揉み合いか。パウエルFRB議長の議会証言で米国の早期利下げを再確認できたことは安心材料だが、日本株は円高懸念が引き続き重しとなりそう。企業決算も徐々に本格化してくるが、先週の安川電機が売りを浴びたこともあり、こちらも警戒感が強まってきそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目22,000円、年初来高値22,362円。下値サポートとしては、200日移動平均線21,588円、日足雲上限21,326円、日足基準線21,300円、日足雲下限21,052円など。

東証1部全銘柄 予想PER13.65倍 予想PBR1.16倍 予想配当利回り2.05%

今週の予想レンジ:21,000円~22,000円

更新日 2019年7月14日 株・個人投資家の喫茶店

2019年7月7日日曜日

2019年7月8日~7月12日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年7月5日
先週の日経平均は続伸。注目の米中首脳会談は、大方の予想通り追加関税第4弾は見送られ、頓挫していた米中通商協議も継続となった。また、トランプ大統領がファーウェイに対する禁輸措置を緩和し米企業による輸出を一部認めると述べたことが好感され、週明けは454円の大幅高となった。その後、米国株は主要3指数が史上最高値を更新するなど堅調に推移したが、日本株は円高への懸念もあり、節目の22,000円を前に上値の重い展開となった。日経平均は週ベースで470.46円の上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。6月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が市場予想を上回ったことで、ドルは買い戻され株は売られる展開となった。ただ、株の下げ幅は小幅に留まり為替は円安に振れたため、週明けの日本株には中立。雇用統計はまだ完全に消化出来ていないが、マーケット的には予想外の強い雇用統計を受けても月末のFOMCでの0.25%の予防的利下げは確実視されており、そのため株も小幅な下げにとどまったのだろう。まずはパウエル議長の議会証言に注目が集まる。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目22,000円、年初来高値22,362円。下値サポートとしては、200日移動平均線21,611円、日足雲上限21,472円、日足雲下限21,232円、日足基準線21,036円など。

東証1部全銘柄 予想PER13.78倍 予想PBR1.17倍 予想配当利回り2.02%

今週の予想レンジ:21,000円~22,000円

更新日 2019年7月7日 株・個人投資家の喫茶店

2019年6月30日日曜日

2019年7月1日~7月5日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年6月28日
先週の日経平均は小幅続伸。米中首脳会談を控え情報が錯綜し先物主導で振られる場面もあったが、基本様子見姿勢が強く揉み合う展開となった。日経平均は週ベースで17.28円の上昇。

今週の株式市場は続伸か。注目の米中首脳会談は、大方の予想通り追加関税第4弾は見送られ、頓挫していた米中通商協議も継続となった。また、トランプ大統領はファーウェイに対する禁輸措置を緩和し米企業による輸出を一部認めると語った。ファーウェイに対する緩和は市場に織り込まれていないので、週明けポジティブな反応が期待できる。ただ、これでファーウェイ問題がすべて解決したわけではなく、知的財産侵害などの中核的争点も不透明で火種は残り続けることから、買い一巡後は次第に上値が重くなりそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲下限21,323円、心理的節目21,500円、日足雲上限21,557円、200日移動平均21,638円。下値サポートとしては、心理的節目21,000円、日足基準線20,893円、週足基準線20,655円、心理的節目20,500円。

東証1部全銘柄 予想PER13.42倍 予想PBR1.14倍 予想配当利回り2.09%

今週の予想レンジ:21,000円~22,000円

更新日 2019年6月30日 株・個人投資家の喫茶店

2019年6月23日日曜日

2019年6月24日~6月28日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年6月21日
先週の日経平均は続伸。G20大阪サミットでの米中貿易摩擦の進展期待や、FOMC声明文でFRBが早期に利下げに踏み切るとの観測が強まりS&P500が過去最高値を更新した。日本株は円高が重しとなったが、米国株がリスクオンとなったことで3週続けての上昇となった。日経平均は週ベースで141.75円の上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。週末のG20での米中首脳会談を控え薄商いのなか方向感のない展開が続きそう。G20前に行われる事前協議などの報道を受け先物主導で振らされる場面もありそうだが、日本株は円高が上値を抑制しそう。米中は貿易問題と言うよりも覇権争いなので、G20で話が纏まる可能性は低いと思うが、いいニュースが出ればポジティブサプライズとなる。予想レンジは3週続けての据え置きとする。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目21,500円、日足雲下限21,154円、日足雲上限21,557円、200日移動平均線21,672円。下値サポートとしては、心理的節目21,000円、日足基準線20,893円、週足基準線20,655円、心理的節目20,500円など。

東証1部全銘柄 予想PER13.38倍 予想PBR1.14倍 予想配当利回り2.09%

今週の予想レンジ:20,500円~21,500円

更新日 2019年6月23日 株・個人投資家の喫茶店

2019年6月16日日曜日

2019年6月17日~6月21日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年6月14日
先週の日経平均は続伸。週明けは雇用統計の結果を受け米国株が利下げ期待から続伸したことや、トランプ政権が10日に実施予定だったメキシコへの追加関税を見送ったことを好感し、買い先行での始まりとなった。その後も概ね堅調な推移となったが、米中貿易摩擦の長期化懸念から上値は重かった。日経平均は週ベースで232.18円の上昇。

今週の株式市場は上値の重い展開か。18-19日に開かれるFOMCが注目されるが、マーケットでは既に年内2回の利下げを織り込んでいるため、改めて買い材料視される内容となるかは微妙。ただ、為替が安定していることから下値も限定的で、薄商いのなか狭いレンジでの動きとなりそうだ。予想レンジは先週と同じとする。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目21,500円、日足雲下限21,637円、日足雲上限21,718円。下値サポートとしては、心理的節目21,000円、日足基準線20,936円、週足基準線20,823円、心理的節目20,500円など。

東証1部全銘柄 予想PER13.40倍 予想PBR1.14倍 予想配当利回り2.08%

今週の予想レンジ:20,500円~21,500円

更新日 2019年6月16日 株・個人投資家の喫茶店

2019年6月9日日曜日

2019年6月10日~6月14日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年6月7日
先週の日経平均は反発。週明けはトランプ大統領が不法移民流入へのメキシコの対策が不十分だとして、6月10日から同国からの全輸入品に5%の追加関税を課すと発表したことを受け、続落しての始まりとなった。その後は、パウエルFEB議長が貿易摩擦の激化に懸念を示し、必要であれば利下げを行う可能性を示唆したことや、週末になると米国がメキシコからの輸入品に対する追加関税の先送りを検討しているとの報道を受け、買い戻しが優勢となった。日経平均は週ベースで283.52円の上昇。

今週の株式市場は戻りを試す展開か。週末の雇用統計で、非農業部門雇用者数の伸びが市場予想を大きく下振れ、利下げ期待の高まりから米国株が上昇、またトランプ政権が10日に実施予定だったメキシコへの追加関税を見送ったことで週明けは買いが先行しそうだ。ただ、メキシコへの関税見送りは、好材料と言うより最悪の事態が避けられただけで、買い一巡後は次第に上値は重くなりそうだ。まずは21,000円台を固めて日足基準線21,312円や日足雲下限21,395円などにトライできるか。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目21,000円、日足基準線21,312円、日足雲下限21,395円、日足雲上限21,923円。下値サポートとしては、週足基準線20,823円、心理的節目20,500円心理的節目20,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER13.27倍 予想PBR1.13倍 予想配当利回り2.11%

今週の予想レンジ:20,500円~21,500円

更新日 2019年6月9日 株・個人投資家の喫茶店

2019年6月2日日曜日

2019年6月3日~6月7日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年5月31日
先週の日経平均は4週続落。週明けはトランプ大統領が、中国との貿易交渉は中国側が譲歩して早期に妥結すると述べたことや、ファーウェイ問題について「中国との通商合意の一環で問題が解決される可能性がある」述べたことで買い戻しを誘った。しかし、その後、中国とディール(取引)する用意はないと発言したことや、週末には突然メキシコの不法移民対策が不十分だとして、同国からの輸入品すべてに5%の追加関税を課すと発表し、リスクオフの流れとなった。日経平均は週ベースで516.03円の下落。

今週の株式市場は軟調な展開か。米国と中国との通商問題は長期化が避けられない情勢となり、そこにメキシコの問題も加わったことでリスク回避姿勢が強まることが予想される。今後、日米の貿易交渉も難航が予想されることから、買いの手は伸びづらい。先週、株は心理的節目の21,000円、ドル円は109円を割り込んだことで、早期に回復できないと今後レジスタントとなる懸念がある。今週も日銀と自社株買いで支える相場。

日経平均の上値抵抗としては、週足基準線20,823円、心理的節目21,000円、日足雲下限21,330円、日足基準線21,472円、日足雲上限21,793円。下値サポートとしては、心理的節目20,500円心理的節目20,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER13.11倍 予想PBR1.12倍 予想配当利回り2.14%

今週の予想レンジ:20,000円~21,000円

更新日 2019年6月2日 株・個人投資家の喫茶店

2019年5月26日日曜日

2019年5月27日~5月31日の日経平均予想

日経平均一目表(日足)チャート2109年5月24日
先週の日経平均は続落。米中対立の長期化懸念から軟調な推移となった。FOMC議事要旨は年内の利下げを示唆する内容は含まれなかったことから、押し上げ材料にはならなかった。日経平均は週ベースで132.87円の下落。

今週の株式市場は弱含みの展開か。米中の対立長期化懸念から上値の重い展開が継続しそうだ。下値も限定的だろうが、日銀と自社株買い以外に積極的な買い手はいない状況。日米首脳会談に関しては、今回材料になるような話は出てこないだろうが、トランプ大統領が為替条項について言及するようなことがあれば、円高が進行し株価の下押し要因となる。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲上限21,545円、日足基準線21,557円、200日移動平均線21,816円、心理的節目22,000円。下値サポートとしては、日足雲下限21,107円、心理的節目21,000円、週足基準線20,823円、心理的節目20,500円など。

東証1部全銘柄 予想PER13.36倍 予想PBR1.14倍 予想配当利回り2.10%

今週の予想レンジ:20,750円~22,000円

更新日 2019年5月26日 株・個人投資家の喫茶店

2019年5月19日日曜日

2019年5月20日~5月24日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年5月17日
先週の日経平均は続落。週明けは米国が新たに3250億ドル相当の中国製品に追加関税を発動する手続きを始めことを受け売り先行での始まりとなった。その後は、トランプ大統領が中国との貿易問題の解決に楽観的な見方を示したことで戻る場面もあったが、週を通して上値は重かった。日経平均は週ベースで94.83円の下落。

今週の株式市場は反発も上値の重い展開か。国内決算発表が概ね出そろったことで、投資家の目は各国の経済指標や金融政策に向かいそうた。FOMC議事要旨で利下げ期待が高まれば米国株式市場は好感しそうだが、日本は円高の進行が気がかり。米中の対立激化が引き続き重しとなる状況に変わりなし。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲上限21,367円、日足基準線21,557円、200日移動平均線21,851円、心理的節目22,000円。下値サポートとしては、日足雲下限21,087円、心理的節目21,000円、週足基準線20,823円など。

東証1部全銘柄 予想PER13.47倍 予想PBR1.15倍 予想配当利回り2.08%

今週の予想レンジ:21,000円~22,000円

更新日 2019年5月19日 株・個人投資家の喫茶店

2019年5月12日日曜日

2019年5月13日~5月17日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年5月10日
先週の日経平均は反落。10連休明けはトランプ大統領が中国からの輸入品に対する関税率を10日に現行の10%から25%へと引き上げるとツイッターに投稿したことを受け急落しての始まりとなった。10日に米国が予定通りに対中関税の引き上げを発表したが、協議が継続になったことやトランプ大統領と習近平国家主席の電話協議の可能性も報道されているこから、下げ幅は限定的なもにとどまった。日経平均は週ベースで913.81円の下落。

今週の株式市場は方向感のない展開か。週末の米国株が反発したことから週明けは買いが先行しそうだが、米中貿易協議への不透明感や円高の進行が重しとなり上値も重そうだ。チャートも200日移動平均を再び割り込み形状が悪化した。早期に大幅に反発できないと調整局面が長引く可能性がある。

日経平均の上値抵抗としては、週足雲下限22,397円、心理的節目22,500円、週足雲上限22,710円、心理的節目23,000円。下値サポートとしては、心理的節目22,000円、200日移動平均線21,880円、日足基準線21,628円、日足雲上限21,243円など。

東証1部全銘柄 予想PER13.60倍 予想PBR1.17倍 予想配当利回り2.05%

今週の予想レンジ:21,000円~22,000円

更新日 2019年5月12日 株・個人投資家の喫茶店

2019年4月21日日曜日

2019年4月22日~4月26日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年4月19日
先週の日経平均は3週続伸。米国株の上昇や為替の円安基調を受け週明けから買いが先行。中国景気の底入れ期待や、節目の22,000円を抜けたことで売り持ちを買い戻す動きが指数を押し上げた。日米通商交渉に関しては、懸案事項がすべて先送りされたことで材料にならなかった。日経平均は週ベースで330円の上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。大型連休を控えポジション調整の売買が中心となり、方向感のない展開となりそうだ。先週上抜けた200日移動平均線(21,880円)をサポートに、昨年長らく揉み合ったボックスの中心値である22,500円前後が目先のレジスタンスとして意識される。

日経平均の上値抵抗としては、週足雲下限22,397円、心理的節目22,500円、週足雲上限22,710円、心理的節目23,000円。下値サポートとしては、心理的節目22,000円、200日移動平均線21,880円、日足基準線21,628円、日足雲上限21,243円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.20倍 予想PBR1.22倍 予想配当利回り1.93%

今週の予想レンジ:21,500円~22,500円

更新日 2019年4月21日 株・個人投資家の喫茶店

2019年4月14日日曜日

2019年4月15日~4月19日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年4月12日
先週の日経平均は揉み合い。米欧の貿易摩擦懸念や国際通貨基金(IMF)の世界経済見通しの引き下げなどで上値は重かったが、為替の円安基調や下がったところでは日銀のETF買いが下値を支えた。日経平均は週ベースで63.06円の上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。週明けは米国株高や為替の円安基調を好感し買いが先行しそだ。ただ、大型連休を控え市場エネルギーは非常に乏しく、レンジを一段切り上げ22,000円台に定着するのはなかなか難しだろう。注目はワシントンで開催される新たな日米貿易交渉。ムニューシン米財務長官が「通貨切り下げを自制する為替条項を含めることになる」と述べていることから、為替の動向には注意が必要だ。予想レンジは先週と同じとする。

日経平均の上値抵抗としては、200日移動平均線21,888円、心理的節目22,000円、週足雲下限22,397円。下値サポートとしては、日足基準線21,406円、日足雲上限21,350円、心理的節目21,000円、週足基準線20,953円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.06倍 予想PBR1.21倍 予想配当利回り1.95%

今週の予想レンジ:21,500円~22,250円

更新日 2019年4月14日 株・個人投資家の喫茶店

2019年4月7日日曜日

2019年4月8日~4月12日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年4月5日
先週の日経平均は反発。週明けは北京で開催された閣僚級の米中貿易交渉が順調に終わったことを受け上昇しての始まりとなった。その後もフィナンシャル・タイムズが「米中両国の最終合意が間近となっている」と報じたことで日米とも堅調な推移となった。日経平均は週ベースで601.69円の上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。米中通商協議の最終合意が近づいていることや、世界景気も一部で持ち直しの動きが出ていることから、底堅く推移しそうだ。ただ、混迷する英国のEU離脱問題などを警戒する向きも多く、上値も限定的だろう。

日経平均の上値抵抗としては、年初来高値21,860円、心理的節目22,000円、週足雲下限22,397円。下値サポートとしては、日足基準線21,385円、週足基準線21,268円、日足雲上限21,181円、心理的節目21,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.22倍 予想PBR1.23倍 予想配当利回り1.93%

今週の予想レンジ:21,500円~22,250円

更新日 2019年4月7日 株・個人投資家の喫茶店

2019年3月24日日曜日

2019年3月25日~3月29日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年3月22日
先週の日経平均は反落。中国の李克強首相が景気刺激策の継続を発表したことや、新華社通信が米中貿易交渉で実質的な進展があったと報じたことで続伸して始まったが、その後は特段材料もなく、FOMCを控え様子見ムードが強まった。日経平均は週ベースで176.49円の下落。

今週の株式市場は、揉み合いか。FRBが市場が想定していたよりもハト派姿勢を示したことで、世界的な過剰流動性相場への期待が高まっているが、米国債のイールドカーブが再び逆転したこや、世界経済の減速を示す経済指標が相次いでいることから、方向感が定まりにくい展開が続きそうだ。日本は26日が権利付き最終売買日で配当落ち分は約170円となる。予想レンジは先週と同じとする。

上は週足基準線21,698円、心理的節目22,000円、週足雲下限22,316円がレジスタンス。下は心理的節目21,000円、日足基準線21,356円、日足雲上限20,823円、日足雲下限20,722円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER14.13倍 予想PBR1.22倍 予想配当利回り1.94%

今週の予想レンジ:21,000円~22,000円

更新日 2019年3月24日 株・個人投資家の喫茶店

2019年3月17日日曜日

2019年3月18日~3月22日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年3月15日
先週の日経平均は反発。米中首脳会談が4月以降に延期されるとの報道もあったが、パウエルFRB議長がテレビ番組で利上げを「急ぐ必要はない」と述べたことなどが好感され、米国株が堅調に推移したことで買いが優勢となった。日経平均は週ベースで425.29円の上昇。

今週の株式市場は、揉み合いか。米中通商協議に対する期待感の一服は上値の重しとなりそうだが、米国の金融政策の緩和状態継続が支えとなり、やや強含みで推移しそうだ。ただ、米中通商協議に関しては、早期合意を織り込んで上昇してきただけに、これ以上ネガティブなニュースが出ると売りが加速する恐れがあるで注意が必要。

上は週足基準線21,698円、心理的節目22,000円、週足雲下限22,171円、週足雲上限22,535円がレジスタンス。下は心理的節目21,000円、日足基準線21,087円、日足雲上限20,823円、日足雲下限20,402円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER14.02倍 予想PBR1.21倍 予想配当利回り1.98%

今週の予想レンジ:21,000円~22,000円

更新日 2019年3月17日 株・個人投資家の喫茶店

2019年3月10日日曜日

2019年3月11日~3月15日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年3月8日
先週の日経平均は反落。週明けはブルームバーグ通信が米中首脳が早ければ3月半ばにも会談し、貿易協議で合意する可能性があるなどと報じたことで続伸しての始まりとなった。その後は、米中貿易協議の合意が株価に織り込まれたことや、中国やユーロ圏の経済成長見通しの引き下げを受け軟調な推移となった。日経平均は週ベースで577.13円の下落。

今週の株式市場は、方向感のない展開か。米中貿易協議での合意が株価に織り込まれ、実体経済の弱さに目が向き始めているこから、買いは手控えられやすい。日本株に限れば米国株の上昇についていけなかっただけに、極端な円高に振れなければ下値も限定的だろう。

上は日足基準線21,087円、週足基準線21,698円、心理的節目22,000円、週足雲下限22,102円、週足雲上限22,125円がレジスタンス。下は心理的節目21,000円、日足雲上限20,823円、日足雲下限20,354円、心理的節目20,000円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER13.77倍 予想PBR1.19倍 予想配当利回り2.01%

今週の予想レンジ:20,500円~21,750円

更新日 2019年3月10日 株・個人投資家の喫茶店

2019年3月3日日曜日

2019年3月4日~3月8日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年3月1日
先週の日経平均は続伸。米中通商協議が進展し、今月の米中首脳会談で合意する可能性が高まって来たことを受け堅調な推移となった。米朝首脳会談は北朝鮮の非核化で合意に至らなかったが、相場への影響は限られた。日経平均は週ベースで177.18円の上昇。

今週の株式市場は、揉み合いか。米中通商問題での合意期待や中国の景気対策期待など、マーケットはかなり先取りする形で上昇してきたので、ここから一段高となるには新たな材料が必要となる。ただ、日本株は円安が支えとなり、相対的に底堅く推移しそうだ。尤も好材料を織り込んで上昇してきただけに悪材料が出るとカウンター的に大きく売られるリスクも高まっている点は注意したい。予想レンジは先週と同じとする。

上は週足雲下限21,783円、心理的節目22,000円、週足雲上限22,043円、200日移動平均線22,052円がレジスタンス。下は心理的節目21,000円、日足基準線20,978円、日足雲上限20,823円、日足雲下限20,479円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER13.97倍 予想PBR1.22倍 予想配当利回り1.95%

今週の予想レンジ:20,750円~22,250円

更新日 2019年3月3日 株・個人投資家の喫茶店

2019年2月24日日曜日

2019年2月25日~3月1日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年2月22日
先週の日経平均は続伸。米中貿易協議がワシントンで継続する見通しと伝わり、週明けから大幅に反発しての始まりとなった。その後も米中貿易協議の進展期待を支えに利益確定売りをこなしながら、底堅い展開が続いた。日経平均は週ベースで524.88円の上昇。

今週の株式市場は、戻りを試す展開か。米中貿易協議は歩み寄りが進んでいるが、追加関税の一時棚上げぐらいまでは既に織り込まれているので、それ以上のものが出ないと一旦材料出尽くしになり可能性もある。ただ、トップ会談も実現する方向に進んでいるので、世界的景況感の悪化を尻目に今週も底堅い展開を予想する。

上は週足雲下限21,684円、週足雲上限21,973円、心理的節目の22,000円、200日移動平均線22,076円がレジスタンス。下は心理的節目の21,000円、日足基準線20,934円、日足雲上限20,823円、日足雲下限20,187円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER13.90倍 予想PBR1.22倍 予想配当利回り1.96%

今週の予想レンジ:20,750円~22,250円

更新日 2019年2月24日 株・個人投資家の喫茶店

2019年2月17日日曜日

2019年2月18日~2月22日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年2月15日
先週の日経平均は反発。週明けは円安の進行や米政府機関の再閉鎖回避に向けた動きから大幅高となり、翌日も米中貿易交渉の進展期待から続伸し節目の21,000円を回復した。週末は反落したものの週を通して堅調な展開だった。日経平均は週ベースで567.46円の上昇。

今週の株式市場は、戻りを試す展開か。米中貿易協議が米国で継続する見通しとなり、合意が近いとの思惑から週末の米国株が反発した流れを受け、週明けは買いが先行しそうだ。ただ、期待先行で動いている部分が大きいので、貿易協議に関するヘッドラインで上下に大きく振らされる展開が続きそうだ。

上は心理的節目の21,000円、月足基準線21,336円、週足雲下限21,684円がレジスタンス。下は日足雲上限20,823円、日足基準線20,668円、日足雲下限20,272円、心理的節目の20,000円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER13.62倍 予想PBR1.19倍 予想配当利回り2.00%

今週の予想レンジ:20,500円~21,500円

更新日 2019年2月17日 株・個人投資家の喫茶店

2019年2月10日日曜日

2019年2月12日~2月15日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年2月8日
先週の日経平均は反落。順調な戻りを見せる米国株式市場に追随する形で、節目の21,000円に何度かトライする場面があったが、利益確定売りや戻り待ちの売りが出て上値は重かった。週末になると、欧州委員会が2019年の実質経済成長率の見通しを前回予想から大幅に下方修正したことや、米中貿易問題の早期決着期待が後退したことで売りが優勢となった。日経平均は週ベースで455.22円下落。

今週の株式市場は、軟調な展開か。米中通商協議の交渉期限である3月1日までにトランプ大統領と中国の習近平国家主席によるトップ会談が行われない見通しとなり、米中貿易問題の早期決着期待が後退したことで、買いづらい展開が継続しそう。ただ、最終的には両国が歩み寄るしかないので、これを材料に下値は売り込みづらい。もっとも日本企業の決算は下方修正が相次いでいる状況で、外部環境が想定外に悪化すれば脆さを露呈しそうだ。

上は日足雲下限20,539円、日足雲上限20,648円、心理的節目21,000円、月足基準線21,336円、週足雲下限21,684円がレジスタンス。下は日足基準線円20,111円、心理的節目20,000円、心理的節目19,500円、12月26日安値18,948円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER13.09倍 予想PBR1.16倍 予想配当利回り2.04%

今週の予想レンジ:19,500円~21,000円

更新日 2019年2月10日 株・個人投資家の喫茶店

2019年2月3日日曜日

2019年2月4日~2月8日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年2月1日
先週の日経平均は続伸。FRBのハト派スタンスを好感し米国株が上昇した流れを受け堅調な推移となった。ただ、日米金利差縮小の思惑に伴う円高か重荷となり、節目の21,000円に近づくと戻り売りや利益確定売りに押された。日経平均は週ベースで14.83円上昇。

今週の株式市場は、堅調な展開か。日本株を一段と買い上げていく材料もそれほどないが、FRBがハト派スタンスを明確にしたことで、米国株のリスクオンの流れを日本株も引き続き受ける展開となろう。今週5日に行うトランプ大統領の一般教書演説も大統領選に向けたリップサービスが入り、株買いにつながる可能性がある。ただ、年末から米国株は急ピッチな戻りを見せているので、何かをきっかけにカウンター的に売られる可能性も高まっている。

上は心理的節目21,000円、日足雲下限21,283円、月足基準線21,336円、週足雲下限21,684円がレジスタンス。下は心理的節目20,000円、日足基準線円19,939円、心理的節目19,500円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER13.40倍 予想PBR1.17倍 予想配当利回り2.02%

今週の予想レンジ:20,250円~21,250円

更新日 2019年2月3日 株・個人投資家の喫茶店

2019年1月27日日曜日

2019年1月28日~2月1日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年1月25日
先週の日経平均は続伸。米中貿易交渉を巡り情報が錯綜し手控えムードが強かったが、円が弱含みで推移したこともあり、底堅い展開となった。日経平均は週ベースで107.49円の上昇。

今週の株式市場は、引き続き戻りを試す展開か。米中貿易交渉の行方など不透明感が多いものの、米国の利上げ休止、中国の景気対策、日本は消費増税に向けた景気対策などを支えに、何となくリスクオンムード。ただ、節目の21,000円前後では利益確定売りや戻りが出やすく、レンジを一段上げるには商いが伴ってこないと苦しいところ。国内では10-12月期の決算発表が本格化する。業績の下振れはある程度織り込まれているので、外部環境の悪化がなければ波乱はないと思われる。予想レンジは先週と同じとする。

上は心理的節目21,000円、月足基準線21,336円、週足雲下限21,684円がレジスタンス。下は日足基準線20,409円、心理的節目20,000円、心理的節目19,500円、12月26日安値18,948円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER13.36倍 予想PBR1.17倍 予想配当利回り2.02%

今週の予想レンジ:20,000円~21,250円

更新日 2019年1月27日 株・個人投資家の喫茶店

2019年1月20日日曜日

2019年1月21日~1月25日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年1月18日
先週の日経平均は続伸。週前半は方向感のない展開だったが、為替の円安基調や中国の景気対策期待、週末には通信社がムニューシン米財務長官が対中追加関税の一部もしくは全ての撤回を提案していると伝えたことで、米中貿易摩擦への懸念が後退し、堅調な展開となった。日経平均は週ベースで306.37円上昇。

今週の株式市場は、引き続き戻りを試す展開か。中国の景気対策期待や米中貿易摩擦への懸念が後退していることでリスクオンが継続しそうだ。米国次第ではあるが、日経平均は日足基準線を上抜けたことで、心理的節目の21,000円が意識される。あとは商いが伴ってくるかどうか。

上は心理的節目21,000円、月足基準線21,336円、週足雲下限21,684円がレジスタンス。下は日足基準線20,409円、心理的節目20,000円、心理的節目19,500円、12月26日安値18,948円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER13.30倍 予想PBR1.16倍 予想配当利回り2.02%

今週の予想レンジ:20,000円~21,250円

更新日 2019年1月20日 株・個人投資家の喫茶店

2019年1月14日月曜日

2019年1月15日~1月18日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年1月11日
先週の日経平均は反発。週明けは堅調な雇用統計やパウエルFRB議長がバランスシートの縮小などについて「必要とあれば変更することをためらわない」と述べたことが好感され大幅反発での始まりとなった。米利上げ観測の後退を受け円高が重荷となったものの、堅調な米国株市場に支えられ、日経平均は週ベースで797.74円の上昇となった。

今週の株式市場は戻りを試す展開か。米利上げ観測の後退を受け買い戻しが継続しそうだ。今週も円高が上値を抑制しそうだが、当面バランスシートの縮小をFRBが継続することもあり、極端な円高に振れる可能性も低いだろう。

上は日足基準線20,823円、月足基準線21,336円、週足雲下限21,684円がレジスタンス。下は心理的節目20,000円、心理的節目19,500円、12月26日安値18,948円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER12.97倍 予想PBR1.14倍 予想配当利回り2.06%

今週の予想レンジ:19,500円~21,000円

更新日 2019年1月14日 株・個人投資家の喫茶店

2019年1月6日日曜日

2019年1月7日~1月11日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年1月4日
先週の日経平均は続落。正月あけで1営業日しかなかったが、アップルが中国での販売不振などを理由に2018年10~12月期の売上高予想を下方修正したことを受け、仕掛け的な円買いも入り再び節目の20,000円を割り込む展開となった。日経平均は週ベースで452.81円の下落。

今週の株式市場は反発か。週末に米国株が堅調な雇用統計やパウエルFRB議長がバランスシートの縮小などについて「必要とあれば変更することをためらわない」と述べたことが好感され大幅反発した流れを受け、週明けは買いが先行する流れとなろう。ただ、今週も不安定な流れは継続しそうで、日経平均は円の高止まりが上値抑制要因となる。円高の影響を受けにくい新興市場は相対的に堅調な展開となりそうだ。

上は心理的節目の20,000円、日足転換線20,139円、日足基準線20,823円、月足基準線21,336円、週足雲下限21,684円がレジスタンス。下は心理的節目の19,500円、12月26日安値18,948円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER12.44倍 予想PBR1.10倍 予想配当利回り2.12%

今週の予想レンジ:19,250円~21,000円

更新日 2019年1月6日 株・個人投資家の喫茶店