先週の株式市場は、外国人のクリスマス休暇入りで動意に乏しい展開だった。
日経平均は、週ベースで24.64円安となり8週ぶりの反落。ただ、全体を見れば
出遅れ修正が継続し、堅調に推移したと言える。
今週の株式市場は、揉み合いが継続する展開。円安基調が止まり物色は
先週に引き続き、主力株より個別材料株への流れとなろう。
中国の金融引き締め、欧州財政不安と言った懸念材料もあるが、12月の最終週は
直近7年連続で上昇しているなど、アノマリー的には強い週と言える。
去年の大納会の終値が10,546.44円であり、年足が陽線になるか陰線にな
るかも注目される。
日経平均は、1990年から年足が陰線になると最低2年継続する傾向にあり、出来れば陽線で終わって欲しい? 参照:日経平均の推移
日経平均の上値抵抗としては、4月5日高値11,408円から9月1日安値8,796円の61.8%戻し
10,410円、SQ値の10,420円。下値サポートとしては、週足雲上限10,229円、
月足転換線10,102円、200日移動平均9,919円など。予想レンジは先週と同じとする。
今週の予想レンジ:10,000円~10,400円
更新日 2010年12月26日 株・個人投資家の喫茶店