2020年4月26日日曜日

2020年4月27日~5月1日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(週足)チャート2020年4月24日
先週の日経平均は反落。欧米の新規感染者数のピークアウトや経済活動再開に向けた期待感がある一方、原油先物が史上初のマイナス圏へ落ち込むなど実体経済の悪化が綱引きした。日本株は節目の20,000円を手前に上値の重い展開となったが、下がった場面では日銀のETF買いが下値を支えた。日経平均は週ベースで635.26円の下落。

今週の株式市場は、5月の大型連休を前に方向感のない展開か。節目の20,000円では、戻り売りや利益確定売りが頭を押さえるが、先週同様下がった場面では薄商いの中、日銀のETF買いが存在感を発揮し下値を支える。ポジション調整から大型株の上値は重く、引き続き新興市場に資金が流れそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目20,000円、日足雲上限20,237円、週足基準線20,237円、心理的節目21,000円。下値サポートとしては、心理的節目19,000円、日足基準線18,140円、心理的節目18,000円。

東証1部全銘柄 予想PER15.29倍 予想PBR1.03倍 予想配当利回り2.25%

今週の予想レンジ:19,000円~20,000円

更新日 2020年4月26日 株・個人投資家の喫茶店

2020年4月19日日曜日

2020年4月20日~4月24日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(週足)チャート2020年4月17日
先週の日経平均は続伸。米国では新型コロナウイルスの影響を受けた過去最悪レベルの経済指標の発表が相次いだが、これは既に織り込み済みで欧米での新規感染者数の鈍化傾向や経済活動再開へ向けての動きから買い戻しが継続した。日経平均は週ベースで398.76円の上昇。

今週の株式市場は、上値の重い展開か。ベアマーケットラリーが継続しているが、実体経済の悪化はむしろこれからで、特に国内は新規感染者数の増加が止まらず、抑制されてきた検査が進めばこの数は更に増えて行くと思われる。20,000円前後では戻り売りや利益確定売りが頭を押さえそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目20,000円、週足基準線20,237円、日足雲下限20,598円、週足雲下限20,884円。下値サポートとしては、心理的節目19,000円、日足基準線18,140円、心理的節目18,000円。

東証1部全銘柄 予想PER15.32倍 予想PBR1.04倍 予想配当利回り2.26%

今週の予想レンジ:18,250円~20,250円

更新日 2020年4月19日 株・個人投資家の喫茶店

2020年4月12日日曜日

2020年4月13日~4月17日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(週足)チャート2020年4月10日
先週の日経平均は反発。欧米は新規感染者のピークアウト感が出てきたが、国内は感染者の増加が右肩上がりで良い材料はなかった。緊急事態宣言で一旦アク抜け感が広がったが、それよりも商いが落ちてきた中での日銀のETF買いの存在感の方が大きかった印象。日経平均は週ベースで1678.31円の上昇。

今週の株式市場は、揉み合いか。欧米の新規感染者数の鈍化傾向は好材料だが、日本では連日感染者数が増加し、検査不足から潜在患者数も分からない状態となっている。商いもボラティリティーも低下傾向の中で、日銀の巨額なETF買いが不自然な株高を演出している。今週もこの傾向は変わらないだろう。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目20,000円、週足基準線20,237円、200日移動平均線20,757円、週足雲下限20,953円。下値サポートとしては、心理的節目19,000円、日足基準線18,879円、心理的節目18,000円、心理的節目17,000円、3月19日安値16,358円。

東証1部全銘柄 予想PER14.35倍 予想PBR1.03倍 予想配当利回り2.32%

今週の予想レンジ:17,500円~20,000円

更新日 2020年4月12日 株・個人投資家の喫茶店

2020年4月5日日曜日

2020年4月6日~4月10日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(週足)チャート2020年4月3日
先週の日経平均は反落。新型コロナウイルスの感染者数の増加に歯止めがかからず、状況は悪化する一方。特に国内は検査不足から正確な感染者数すら分からず、疑心暗鬼の状態。戻りは確実に売られた。日経平均は週ベースで1,569.24円の下落。

今週の株式市場は、引き続きボラタイルな展開か。武漢の封鎖解除など好材料もあるが、今は国内の感染者数の急増や、いつ緊急事態宣言が出されるかに注目が集まっている。緊急事態宣言はマーケットにはネガティブに作用しないと思うが、急落する場面があればそこはチャンスと捉えたい。また、企業の今期業績予想に関しては、現時点で合理的算定が難しいことから、発表を見送る企業が相次ぐ事態になるとマーケットにはネガティブに作用する。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目19,000円、日足基準線19,315円、週足基準線20,237円。下値サポートとしては、心理的節目17,000円、3月19日安値16,358円、2008年安値~2018年高値の半値押し水準15,721円。

東証1部全銘柄 予想PER13.24倍 予想PBR0.96倍 予想配当利回り2.53%

今週の予想レンジ:16,500円~18,500円

更新日 2020年4月5日 株・個人投資家の喫茶店