2019年3月24日日曜日

2019年3月25日~3月29日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年3月22日
先週の日経平均は反落。中国の李克強首相が景気刺激策の継続を発表したことや、新華社通信が米中貿易交渉で実質的な進展があったと報じたことで続伸して始まったが、その後は特段材料もなく、FOMCを控え様子見ムードが強まった。日経平均は週ベースで176.49円の下落。

今週の株式市場は、揉み合いか。FRBが市場が想定していたよりもハト派姿勢を示したことで、世界的な過剰流動性相場への期待が高まっているが、米国債のイールドカーブが再び逆転したこや、世界経済の減速を示す経済指標が相次いでいることから、方向感が定まりにくい展開が続きそうだ。日本は26日が権利付き最終売買日で配当落ち分は約170円となる。予想レンジは先週と同じとする。

上は週足基準線21,698円、心理的節目22,000円、週足雲下限22,316円がレジスタンス。下は心理的節目21,000円、日足基準線21,356円、日足雲上限20,823円、日足雲下限20,722円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER14.13倍 予想PBR1.22倍 予想配当利回り1.94%

今週の予想レンジ:21,000円~22,000円

更新日 2019年3月24日 株・個人投資家の喫茶店

2019年3月17日日曜日

2019年3月18日~3月22日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年3月15日
先週の日経平均は反発。米中首脳会談が4月以降に延期されるとの報道もあったが、パウエルFRB議長がテレビ番組で利上げを「急ぐ必要はない」と述べたことなどが好感され、米国株が堅調に推移したことで買いが優勢となった。日経平均は週ベースで425.29円の上昇。

今週の株式市場は、揉み合いか。米中通商協議に対する期待感の一服は上値の重しとなりそうだが、米国の金融政策の緩和状態継続が支えとなり、やや強含みで推移しそうだ。ただ、米中通商協議に関しては、早期合意を織り込んで上昇してきただけに、これ以上ネガティブなニュースが出ると売りが加速する恐れがあるで注意が必要。

上は週足基準線21,698円、心理的節目22,000円、週足雲下限22,171円、週足雲上限22,535円がレジスタンス。下は心理的節目21,000円、日足基準線21,087円、日足雲上限20,823円、日足雲下限20,402円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER14.02倍 予想PBR1.21倍 予想配当利回り1.98%

今週の予想レンジ:21,000円~22,000円

更新日 2019年3月17日 株・個人投資家の喫茶店

2019年3月10日日曜日

2019年3月11日~3月15日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年3月8日
先週の日経平均は反落。週明けはブルームバーグ通信が米中首脳が早ければ3月半ばにも会談し、貿易協議で合意する可能性があるなどと報じたことで続伸しての始まりとなった。その後は、米中貿易協議の合意が株価に織り込まれたことや、中国やユーロ圏の経済成長見通しの引き下げを受け軟調な推移となった。日経平均は週ベースで577.13円の下落。

今週の株式市場は、方向感のない展開か。米中貿易協議での合意が株価に織り込まれ、実体経済の弱さに目が向き始めているこから、買いは手控えられやすい。日本株に限れば米国株の上昇についていけなかっただけに、極端な円高に振れなければ下値も限定的だろう。

上は日足基準線21,087円、週足基準線21,698円、心理的節目22,000円、週足雲下限22,102円、週足雲上限22,125円がレジスタンス。下は心理的節目21,000円、日足雲上限20,823円、日足雲下限20,354円、心理的節目20,000円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER13.77倍 予想PBR1.19倍 予想配当利回り2.01%

今週の予想レンジ:20,500円~21,750円

更新日 2019年3月10日 株・個人投資家の喫茶店

2019年3月3日日曜日

2019年3月4日~3月8日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年3月1日
先週の日経平均は続伸。米中通商協議が進展し、今月の米中首脳会談で合意する可能性が高まって来たことを受け堅調な推移となった。米朝首脳会談は北朝鮮の非核化で合意に至らなかったが、相場への影響は限られた。日経平均は週ベースで177.18円の上昇。

今週の株式市場は、揉み合いか。米中通商問題での合意期待や中国の景気対策期待など、マーケットはかなり先取りする形で上昇してきたので、ここから一段高となるには新たな材料が必要となる。ただ、日本株は円安が支えとなり、相対的に底堅く推移しそうだ。尤も好材料を織り込んで上昇してきただけに悪材料が出るとカウンター的に大きく売られるリスクも高まっている点は注意したい。予想レンジは先週と同じとする。

上は週足雲下限21,783円、心理的節目22,000円、週足雲上限22,043円、200日移動平均線22,052円がレジスタンス。下は心理的節目21,000円、日足基準線20,978円、日足雲上限20,823円、日足雲下限20,479円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER13.97倍 予想PBR1.22倍 予想配当利回り1.95%

今週の予想レンジ:20,750円~22,250円

更新日 2019年3月3日 株・個人投資家の喫茶店