2019年6月30日日曜日

2019年7月1日~7月5日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年6月28日
先週の日経平均は小幅続伸。米中首脳会談を控え情報が錯綜し先物主導で振られる場面もあったが、基本様子見姿勢が強く揉み合う展開となった。日経平均は週ベースで17.28円の上昇。

今週の株式市場は続伸か。注目の米中首脳会談は、大方の予想通り追加関税第4弾は見送られ、頓挫していた米中通商協議も継続となった。また、トランプ大統領はファーウェイに対する禁輸措置を緩和し米企業による輸出を一部認めると語った。ファーウェイに対する緩和は市場に織り込まれていないので、週明けポジティブな反応が期待できる。ただ、これでファーウェイ問題がすべて解決したわけではなく、知的財産侵害などの中核的争点も不透明で火種は残り続けることから、買い一巡後は次第に上値が重くなりそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲下限21,323円、心理的節目21,500円、日足雲上限21,557円、200日移動平均21,638円。下値サポートとしては、心理的節目21,000円、日足基準線20,893円、週足基準線20,655円、心理的節目20,500円。

東証1部全銘柄 予想PER13.42倍 予想PBR1.14倍 予想配当利回り2.09%

今週の予想レンジ:21,000円~22,000円

更新日 2019年6月30日 株・個人投資家の喫茶店

2019年6月23日日曜日

2019年6月24日~6月28日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年6月21日
先週の日経平均は続伸。G20大阪サミットでの米中貿易摩擦の進展期待や、FOMC声明文でFRBが早期に利下げに踏み切るとの観測が強まりS&P500が過去最高値を更新した。日本株は円高が重しとなったが、米国株がリスクオンとなったことで3週続けての上昇となった。日経平均は週ベースで141.75円の上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。週末のG20での米中首脳会談を控え薄商いのなか方向感のない展開が続きそう。G20前に行われる事前協議などの報道を受け先物主導で振らされる場面もありそうだが、日本株は円高が上値を抑制しそう。米中は貿易問題と言うよりも覇権争いなので、G20で話が纏まる可能性は低いと思うが、いいニュースが出ればポジティブサプライズとなる。予想レンジは3週続けての据え置きとする。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目21,500円、日足雲下限21,154円、日足雲上限21,557円、200日移動平均線21,672円。下値サポートとしては、心理的節目21,000円、日足基準線20,893円、週足基準線20,655円、心理的節目20,500円など。

東証1部全銘柄 予想PER13.38倍 予想PBR1.14倍 予想配当利回り2.09%

今週の予想レンジ:20,500円~21,500円

更新日 2019年6月23日 株・個人投資家の喫茶店

2019年6月16日日曜日

2019年6月17日~6月21日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年6月14日
先週の日経平均は続伸。週明けは雇用統計の結果を受け米国株が利下げ期待から続伸したことや、トランプ政権が10日に実施予定だったメキシコへの追加関税を見送ったことを好感し、買い先行での始まりとなった。その後も概ね堅調な推移となったが、米中貿易摩擦の長期化懸念から上値は重かった。日経平均は週ベースで232.18円の上昇。

今週の株式市場は上値の重い展開か。18-19日に開かれるFOMCが注目されるが、マーケットでは既に年内2回の利下げを織り込んでいるため、改めて買い材料視される内容となるかは微妙。ただ、為替が安定していることから下値も限定的で、薄商いのなか狭いレンジでの動きとなりそうだ。予想レンジは先週と同じとする。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目21,500円、日足雲下限21,637円、日足雲上限21,718円。下値サポートとしては、心理的節目21,000円、日足基準線20,936円、週足基準線20,823円、心理的節目20,500円など。

東証1部全銘柄 予想PER13.40倍 予想PBR1.14倍 予想配当利回り2.08%

今週の予想レンジ:20,500円~21,500円

更新日 2019年6月16日 株・個人投資家の喫茶店

2019年6月9日日曜日

2019年6月10日~6月14日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年6月7日
先週の日経平均は反発。週明けはトランプ大統領が不法移民流入へのメキシコの対策が不十分だとして、6月10日から同国からの全輸入品に5%の追加関税を課すと発表したことを受け、続落しての始まりとなった。その後は、パウエルFEB議長が貿易摩擦の激化に懸念を示し、必要であれば利下げを行う可能性を示唆したことや、週末になると米国がメキシコからの輸入品に対する追加関税の先送りを検討しているとの報道を受け、買い戻しが優勢となった。日経平均は週ベースで283.52円の上昇。

今週の株式市場は戻りを試す展開か。週末の雇用統計で、非農業部門雇用者数の伸びが市場予想を大きく下振れ、利下げ期待の高まりから米国株が上昇、またトランプ政権が10日に実施予定だったメキシコへの追加関税を見送ったことで週明けは買いが先行しそうだ。ただ、メキシコへの関税見送りは、好材料と言うより最悪の事態が避けられただけで、買い一巡後は次第に上値は重くなりそうだ。まずは21,000円台を固めて日足基準線21,312円や日足雲下限21,395円などにトライできるか。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目21,000円、日足基準線21,312円、日足雲下限21,395円、日足雲上限21,923円。下値サポートとしては、週足基準線20,823円、心理的節目20,500円心理的節目20,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER13.27倍 予想PBR1.13倍 予想配当利回り2.11%

今週の予想レンジ:20,500円~21,500円

更新日 2019年6月9日 株・個人投資家の喫茶店

2019年6月2日日曜日

2019年6月3日~6月7日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年5月31日
先週の日経平均は4週続落。週明けはトランプ大統領が、中国との貿易交渉は中国側が譲歩して早期に妥結すると述べたことや、ファーウェイ問題について「中国との通商合意の一環で問題が解決される可能性がある」述べたことで買い戻しを誘った。しかし、その後、中国とディール(取引)する用意はないと発言したことや、週末には突然メキシコの不法移民対策が不十分だとして、同国からの輸入品すべてに5%の追加関税を課すと発表し、リスクオフの流れとなった。日経平均は週ベースで516.03円の下落。

今週の株式市場は軟調な展開か。米国と中国との通商問題は長期化が避けられない情勢となり、そこにメキシコの問題も加わったことでリスク回避姿勢が強まることが予想される。今後、日米の貿易交渉も難航が予想されることから、買いの手は伸びづらい。先週、株は心理的節目の21,000円、ドル円は109円を割り込んだことで、早期に回復できないと今後レジスタントとなる懸念がある。今週も日銀と自社株買いで支える相場。

日経平均の上値抵抗としては、週足基準線20,823円、心理的節目21,000円、日足雲下限21,330円、日足基準線21,472円、日足雲上限21,793円。下値サポートとしては、心理的節目20,500円心理的節目20,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER13.11倍 予想PBR1.12倍 予想配当利回り2.14%

今週の予想レンジ:20,000円~21,000円

更新日 2019年6月2日 株・個人投資家の喫茶店