2020年6月28日日曜日

2020年6月29日~7月3日の日経平均予想

日経平均一目瞭然(日足)チャート2020年6月26日
先週の日経平均は小幅に続伸。米国はアップルが上場来高値を更新するなどハイテク株への資金流入が継続し、ナスダックは連日で史上最高値を更新した。全米の新規感染者が3万7000人を超え、約2カ月ぶりに過去最多を更新する悪材料もあったが、FRBがリーマン・ショック後に導入した金融機関に高リスクの自己勘定取引を禁じた「ボルカー・ルール」などの一部を緩和するなど、引き続き感染第2波への懸念と大規模な金融緩和や財政出動が綱引きする展開となった。日経平均は週ベースで33.29円の上昇。

今週の株式市場は、揉み合いか。米国の新規感染者数の増加傾向は気になるところだが、先週と外部環境はほぼ変わらないことから、コメントも予想レンジも同じとする。踏み上げ的な株価上昇が一旦止まったことで、米国の感染第2波への懸念や米中関係の悪化が蒸し返されやすくなる。もっとも大規模な金融緩和や財政出動を背景に下値も限定的か。上値を買っていく材料もないが、日本株は下がれば日銀が株を買うので方向感は出づらい。今週も上は心理的節目の23,000円、下は日足基準線21,760円や週足雲下限が位置する21,500円レベルが目先のレジスタンスとサポート。

日経平均の上値抵抗としては、週足雲上限22,754円、心理的節目23,000円、年初来高値24,115円。下値サポートとしては、心理的節目22,000円、200日移動平均21,841円、日足基準線21,760円、週足雲下限21,666円、心理的節目21,000円。

東証1部全銘柄 予想PER21.93倍 予想PBR1.19倍 予想配当利回り1.46%

今週の予想レンジ:21,500円~23,000円

更新日 2020年6月28日 株・個人投資家の喫茶店

2020年6月21日日曜日

2020年6月22日~6月26日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2020年6月21日
先週の日経平均は反発。週明けは700円を超える大幅続落での始まりとなったが、FRBが個別企業の社債購入を開始すると発表したことや、トランプ政権が景気テコ入れ策の一環として1兆ドル(約107兆円)に近いインフラ計画の提案を準備しているの報道で米国株が反発し翌日の日経平均は1,000円超えるを急反発となった。その後はコロナ感染第2波への懸念から再び軟調な展開となったが、下がったところでは日銀のETF買いが下値を支えた。日経平均は週ベースで173.31円の上昇。

今週の株式市場は、揉み合いか。外部環境に大きな変化はなく、踏み上げ的な株価上昇が一旦止まったことで、米国の感染第2波への懸念や米中関係の悪化が蒸し返されやすくなる。もっとも大規模な金融緩和や財政出動を背景に下値も限定的か。上値を買っていく材料もないが、日本株は下がれば日銀が株を買うので方向感は出づらい。先週同様、上は心理的節目の23,000円、下は日足基準線や週足雲下限が位置する21,500円レベルが目先のレジスタンスとサポート。

日経平均の上値抵抗としては、週足雲上限22,749円、心理的節目23,000円、年初来高値24,115円。下値サポートとしては、心理的節目22,000円、200日移動平均21,793円、週足雲下限21,519円、日足基準線21,509円、心理的節目21,000円。

東証1部全銘柄 予想PER22.02倍 予想PBR1.20倍 予想配当利回り1.41%

今週の予想レンジ:21,500円~23,000円

更新日 2020年6月21日 株・個人投資家の喫茶店

2020年6月14日日曜日

2020年6月15日~6月19日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2020年6月12日
先週の日経平均は反落。米雇用統計を受け米国株が大幅高となった流れを受け、週明けは買いが先行した。週後半はFOMCで目先の材料出尽くしとなり米国株が大幅安となったことや、日本はメージャーSQ前の先物の買い戻しが一巡したこともあり、利益確定売りが優勢となった。日経平均は週ベースで558.25円の下落。

今週の株式市場は、弱含みな展開か。外部環境に大きな変化はないが、踏み上げ的な株価上昇が一旦止まったことで、米国の感染第2波への懸念や米中関係の悪化が蒸し返されやすくなる。もっとも大規模な金融緩和を背景に下値も限定的か。上は心理的節目の23,000円、下は日足基準線や週足雲下限が位置する21,500円レベルが目先のレジスタンスとサポート。

日経平均の上値抵抗としては、週足雲上限22,687円、心理的節目23,000円、年初来高値24,115円。下値サポートとしては、心理的節目22,000円、200日移動平均21,749円、週足雲下限21,519円、日足基準線21,509円、心理的節目21,000円。

東証1部全銘柄 予想PER22.19倍 予想PBR1.19倍 予想配当利回り1.40%

今週の予想レンジ:21,500円~23,000円

更新日 2020年6月14日 株・個人投資家の喫茶店

2020年6月7日日曜日

2020年6月8日~6月12日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2020年6月5日
先週の日経平均は3週続伸。コロナも暴動も関係なく、日米とも高水準な売り残を踏み上げる形で上昇が継続した。日経平均は週ベースで985.84円の上昇。

今週の株式市場は、反乱含みの展開か。ショートスクイーズ的な動きが強まり実体経済と乖離した上昇が更に加速している。週末の米国株が大幅高となりCMEの清算値は節目の23,000円を超えていることから、週明けも続伸での始まりが予想される。メインシナリオは累積出来高の多い23,000円前後での揉み合いだが、ここを抜けきってしまえば、売り方が総やられ状態で週末にはメジャーSQを控えていることもあり、年初来高値の24,115円もまんざらではなくなる。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目23,000円、年初来高値24,115円。下値サポートとしては、週足雲上限22,565円、心理的節目22,000円、週足雲下限21,499円、日足基準線21,159円。

東証1部全銘柄 予想PER23.59倍 予想PBR1.22倍 予想配当利回り1.34%

今週の予想レンジ:22,000円~24,000円

更新日 2020年6月7日 株・個人投資家の喫茶店