2020年5月31日日曜日

2020年6月1日~6月5日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2020年5月29日
先週の日経平均は続伸。経済活動再開に伴う景気の早期回復期待や米国でのワクチン開発への期待感から週を通して堅調な展開となった。日経平均は週ベースで1489.73円の上昇。

今週の株式市場は、揉み合いか。ショートスクイーズ的な動きが強まり実体経済と乖離した上昇が続いている。米中の対立、感染第2波への懸念から上値は次第に重くなると思われるが、22,000円を超えれば23,000円までは価格帯出来高の薄い水準なので仕掛け的な買いも入りやすい。下がったところでは日銀のETF買いが下値を支えそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目22,000円、週足雲上限22,158円、心理的節目23,000円。下値サポートとしては、週足雲下限21,278円、心理的節目21,000円、日足基準線20,406円、週足基準線20,237円。

東証1部全銘柄 予想PER24.41倍 予想PBR1.18倍 予想配当利回り1.29%

今週の予想レンジ:21,000円~22,750円

更新日 2020年5月31日 株・個人投資家の喫茶店

2020年5月24日日曜日

2020年5月25日~5月29日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2020年5月22日
先週の日経平均は反発。全米50州で経済活動の制限が段階的に解除されていることや、国内でも緊急事態宣言が全国の9割の都道府県で解除されたことで堅調な展開となった。日経平均は週ベースで350.69円の上昇。

今週の株式市場は、上値を試す展開か。国内の緊急事態宣言の全面解除も視野に入り
、堅調な展開が見込まれる。レジスタンスだった週足基準線をサポートにできるかが
注目される。ただ、株価の割高感は否めないので大きな上昇も見込みづらい。

懸念材料としては米中の対立激化。昨年までは紆余曲折はあったものの米中問題は好材料の方に強く反応し一貫して株式市場は上昇してきた。マーケットには米中の対立に耐性が出来ているが、昨年までは話が貿易問題に限定されていたからだ。現在は、対立軸が通商問題から資本主義・自由主義陣営VS共産主義・社会主義陣営に発展しかねない状況であり、イデオロギーの対立に発展すれば双方妥協の余地はなくなることから、今後の動きには注意が必要だろう。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目20,500円、心理的節目21,000円。下値サポートとしては、週足基準線20,237円、日足雲上限20,176円、心理的節目20,000円、日足基準線19,796円。

東証1部全銘柄 予想PER25.05倍 予想PBR1.11倍 予想配当利回り1.37%

今週の予想レンジ:19,500円~21,000円

更新日 2020年5月24日 株・個人投資家の喫茶店

2020年5月17日日曜日

2020年5月18日~5月22日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2020年5月15日
先週の日経平均は反落。米雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比2050万人減少し、減少幅は過去最大となった。ただ、ほぼ事前に予想通りだったことから米国株は上昇し週明けは日本株も続伸となった。その後は、コロナ感染第2波への警戒感が残る中、実体を伴わない株価の上昇に複数の著名投資家が割高感を表明したことや、米中の対立激化懸念が重しとなり利益確定売りや戻り売りに押される展開となった。ただ、日本株は5営業日中3営業日で日銀のETF買いが入ったことで下値も限定的だった。日経平均は週ベースで141.62円の下落。

今週の株式市場は、上値の重い展開か。経済活動再開に伴う感染第2波への懸念や先鋭化する米中の対立が上値の重しとなる。国内は決算発表が一巡し、東証1部のPERは30倍近くまで上昇し、上値を買って行くには材料不足。下がったところでは今週も日銀のETF買いが存在感を発揮しそうだが、マーケットが落ち着いてきた分、戻る過程で無視してきた悪材料にも注意が必要。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲上限20,219円、週足基準線20,237円、5月11日高値20,390円、心理的節目21,000円。下値サポートとしては、心理的節目20,000円、日足基準線19,168円、心理的節目19,000円、日足雲下限18,822円。

東証1部全銘柄 予想PER28.06倍 予想PBR1.07倍 予想配当利回り1.51%

今週の予想レンジ:19,000円~21,000円

更新日 2020年5月17日 株・個人投資家の喫茶店

2020年5月10日日曜日

2020年5月11日~5月15日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(週足)チャート2020年5月8日
先週の日経平均は続伸。欧米で止まっていた経済活動が徐々に再開され、新型コロナウイルスで落ち込んだ景気が次第に持ち直すとの期待感から買いが優勢となった。日本は連休の谷間だったが、米国株に大きな波乱がなかったことで堅調な推移となった。日経平均は週ベースで559.74円の上昇。

今週の株式市場は、揉み合いか。各国のなりふり構わず繰り出した金融緩和政策や財政出動で下値不安は後退し、コロナの終息後の景気のV字回復を織り込み始めた。ただ、株価は既にV字回復を果たしており、足元の実体経済と株価の乖離は拡大し続けている。マーケットは言うなればコロナハイの状態で経済指標や決算の悪化は織り込み済みの一言で片付けられている。今週もこの傾向が続きそうだが、市場が冷静になれば再びリスクに敏感な地合いが戻ってくるだろう。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲上限20,237円、週足基準線20,237円、4月30日高値20,365円、心理的節目21,000円。下値サポートとしては、日足雲下限19,021円、日足基準線19,006円、心理的節目19,000円、心理的節目18,000円。

東証1部全銘柄 予想PER18.35倍 予想PBR1.06倍 予想配当利回り1.97%

今週の予想レンジ:19,000円~21,000円

更新日 2020年5月10日 株・個人投資家の喫茶店

2020年5月3日日曜日

2020年5月7日~5月8日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(週足)チャート2020年5月1日
先週の日経平均は反発。原油先物相場の上昇やギリアド・サイエンシズが新型コロナウイルス治療薬の臨床試験で有効性を示したと発表したことで米国株が堅調な推移となり、日本株も一時節目の20,000円台を回復した。日経平均は週ベースで357.35円の上昇。

今週の株式市場は、波乱含みの展開か。連休の谷間で2営業日しかないが、米国株の動向次第で上下に大きく振らされる展開となりそうだ。欧米の感染ピークアウトと経済活動再開期待が支えとなるが、株価は既になかりの水準まで戻ってしまった。今後は米中の対立激化などコロナ収束後に顕在化する新たなリスクにも注意が必要。目先は上が週足基準線20,237円、下は日足雲下限19,021円や日足基準線19,006円がレンジスタンスとサポート。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目20,000円、日足雲上限20,237円、週足基準線20,237円、心理的節目21,000円。下値サポートとしては、日足雲下限19,021円、日足基準線19,006円、心理的節目19,000円、心理的節目18,000円。

東証1部全銘柄 予想PER17.85倍 予想PBR1.04倍 予想配当利回り2.03%

今週の予想レンジ:18,500円~20,500円

更新日 2020年5月3日 株・個人投資家の喫茶店