2018年10月28日日曜日

2018年10月29日~11月2日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年10月26日
先週の日経平均は続落。週明けは反発して始まったものの、米中貿易摩擦の長期化、イタリアの財政懸念、米国とサウジとの関係悪化など懸念材料が多く買いは続かなかった。来期の景気減速懸念から買いが見送られる中、先物主導で火曜日には600円、木曜日には800円を超える急落となった。日経平均は週ベースで1347.48円の下落。

今週の株式市場は、ボラタイルな展開が継続か。10月2日の年初来高値2,448.07円からの下落幅は3,000円を超えオシレーター指標は売られ過ぎを示唆していることから、自律反発のタイミングには来ている。ただ、決算発表に対する厳しい反応もあり、投資家は新規の買いには慎重になっている。投げ売りもまだ中途半端な段階であることから、本格化する国内企業決算の発表を前に自律反発はあっても基本上値の重い展開が続きそうだ。

上は週足雲下限21,684円、週足雲上限21,848円、心理的節目22,000円、200日移動平均22,467円、日足基準線22,710円がレジスタンス。下は心理的節目21,000円、3月26日の年初来安値20,347円、月足基準線20,279円、心理的節目20,000円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER13.62倍 予想PBR1.20倍 予想配当利回り1.91%

今週の予想レンジ:20,250円~22,250円

更新日 2018年10月28日 株・個人投資家の喫茶店

2018年10月21日日曜日

2018年10月22日~10月26日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年10月19日
先週の日経平均は続落。週明けはムニューシン米財務長官が日本にも為替条項を求める意向を示したことや、2019年10月の消費増税を予定通り実施する方針と伝わったことが投資家心理を冷やし、400円を超える下落となった。その後は自律反発の動きを見せたが節目の23,000円は越えられず、週末は再び弱含む展開となった。日経平均は週ベースで162.58円の下落。

今週の株式市場は、ボラタイルな展開が継続か。米長期金利の高止まり、米中貿易摩擦の長期化、サウジアラビアと米国との関係悪化など手控え材料が多く、自律反発があっても限定的か。悪材料の方には敏感に反応しやすくなっているので、先物主導で上下に荒い動きになる場面もあるだろう。目先は日米とも200日移動平均の攻防。

上は心理的節目23,000円、日足基準線23,330円、心理的節目23,500円がレジスタンス。下は日足雲上限22,522円、200日移動平均22,500円、日足雲下限22,247円、心理的節目22,000円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER14.39倍 予想PBR1.28倍 予想配当利回り1.79%

今週の予想レンジ:22,000円~23,000円

更新日 2018年10月21日 株・個人投資家の喫茶店

2018年10月14日日曜日

2018年10月15日~10月19日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年10月12日
先週の日経平均は続落。週明けは上海株の急落や、国内が連休中にドル円が113円前半まで円高に振れたことで売り先行での始まりとなった。木曜日には米長期金利の上昇、米中貿易摩擦の長期化、IMFによる世界経済見通しを引き下げなどを受け、米国株が急落し、日経平均も一時1,000円を超える急落となった。日経平均は週ベースで1089.06円の下落

今週の株式市場は、自律反発もボラタイルな展開が継続か。先週の急落で9月7日をボトムとした上昇相場をほぼ帳消しにした。日米とも200日移動平均線で下げ渋る動きを見せており、ここをサポートに出来るかが焦点となる。ファンダメンタルズは悪くないが、ボラティリティーが落ち着くまでは腰の入った買いは見送られそう。

上は心理的節目の23,000円、日足基準線23,310円、心理的節目の23,500円がレジスタンス。下は日足雲上限22,573円、200日移動平均線22,507円、日足雲下限22,247円、心理的節目の22,000円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER14.45倍 予想PBR1.28倍 予想配当利回り1.77%

今週の予想レンジ:22,250円~23,250円

更新日 2018年10月14日 株・個人投資家の喫茶店

2018年10月7日日曜日

2018年10月9日~10月12日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年10月5日
先週の日経平均は反落。。週明けは米国とカナダが北米自由貿易協定(NAFTA)の見直し交渉で合意したことを受け年初来高値を更新したが、次第に上値が重くなりスピード調整の売りに押された。日経平均は週ベースで336.32円の下落。

今週の株式市場は、弱含みの展開か。米10年債利回りが7年ぶりの高水準に達したことで米国株が不安定な動きになっており、日本株も短期間で急騰した反動の売りが続きそう。ただ、日米とも足元の企業業績は好調で日足基準線がサポートとして意識される。

上は年初来高値24,448円、心理的節目24,500円。下は日足基準線23,310円、心理的節目23,000円、日足雲上限22,479円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER15.20倍 予想PBR1.35倍 予想配当利回り1.69%

今週の予想レンジ:23,250円~24,250円

更新日 2018年10月7日 株・個人投資家の喫茶店