2022年12月25日日曜日

2022年12月26日~12月30日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年12月23日
先週の日経平均は続落。今回も無風通過と見られていた日銀金融政策決定会合で、長短金利操作(YCC)の下での10年物国債金利の許容変動幅について、従来のプラスマイナス0.25%からプラスマイナス0.5%に拡大することを決めたたことで、円は急進し株は先物主導で下げ幅を拡大する展開となった。日経平均は週ベースで1291.87円の下落。

今週の株式市場は、上値の重い展開が継続。日銀サプライズはやや過剰反応とも言えるが、その影響は依然として燻っており、不安定な動きが継続しそう。米国株は、強い経済指標が出れば利上げ継続懸念、弱ければ景気懸念と、今までの良いと取りから変化してきているので注意が必要。今週は市場参加者が一段と減り、先物主導で値動きが荒くなる場面もありそうだ。物色は材料の出た小型やIPOに集中か。

日経平均の上値抵抗としては、週足雲下限26994円、心理的節目27000円、日足雲下限27140円、200日移動平均27244円、日足基準線27304円、週足基準線27422円。下値サポートとしては、心理的節目26,000円、10月3日安値25621円、心理的節目25000円。

プライム全銘柄 予想PER13.05倍 予想PBR1.12倍 予想配当利回り2.46%

今週の予想レンジ:25,750円~27,000円

更新日 2022年12月25日 株・個人投資家の喫茶店

2022年12月18日日曜日

2022年12月19日~12月23日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年12月16日
先週の日経平均は反落。週前半は、米消費者物価指数(CPI)と米連邦公開市場委員会(FOMC)の2大イベントを前に買い戻しが進み日米とも堅調な展開となった。その後、CPIは市場予想を下回ったものの、FOMCはパウエル議長のタカ派的な発言でターミナルレートが切り上がり、週末は米小売売上高の悪化を嫌気し売りが優勢となった。日経平均は週ベースで373.89円の下落。

今週の株式市場は、上値の重い展開か。米国株は悪い経済指標は利上げ減速期待からポジティブに反応してきたが、先週その流れが変わっとすれば、当面は日米とも上値の重い展開が続きそうだ。目先はテクニカルポイントが集中する27,250円レベルで抵抗できるかに注目。

日経平均の上値抵抗としては、週足雲上限27738円、日足基準線27936円、心理的節目28000円、心理的節目28500円、心理的節目29000円、8月17日高値29222円。下値サポートとしては、週足基準線27371円、日足雲上限27276円、200日移動平均線27240円、日足雲下限27207円、週足雲下限26994円。

プライム全銘柄 予想PER13.42倍 予想PBR1.15倍 予想配当利回り2.38%

今週の予想レンジ:26,750円~28,000円

更新日 2022年12月18日 株・個人投資家の喫茶店

2022年12月11日日曜日

2022年12月12日~12月16日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年12月9日
先週の日経平均は反発。米国株は翌週に米消費者物価指数(CPI)と米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることから、ポジション調整の売りが優勢だったが、日本株は為替が円安に振れたこともあり、小幅な反発となった。日経平均は週ベースで123.11円の上昇。

今週の株式市場は、一進一退が継続か。今週は米消費者物価指数(CPI)と米連邦公開市場委員会(FOMC)が焦点となる。パウエルFRB議長の発言が想定の範囲内なら、イベント通過によるアク抜けから上昇も期待できるが、想定よりタカ派寄りな発言となれば株は売られることになる。日本株は上値は重いが、米国株が長期金利上昇で売られた場合は円安になるので下値も固い展開が続きそう。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目28000円、心理的節目28500円、心理的節目29000円、8月17日高値29222円、年初来高値29388円。下値サポートとしては、日足基準線27767円、週足雲上限27738円、日足雲上限27386円、200日移動平均線27219円、週足雲下限27036円、日足雲下限26969円。

プライム全銘柄 予想PER13.51倍 予想PBR1.16倍 予想配当利回り2.36%

今週の予想レンジ:27,250円~28,250円

更新日 2022年12月11日 株・個人投資家の喫茶店

2022年12月4日日曜日

2022年12月5日~12月9日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年12月2日
先週の日経平均は反落。FRB高官のタカ派発言が相次いだことで、米国株は上値の重い展開だったが、パウエル議長の講演が市場が想定していたよりも、タカ派色が薄かったことで、一転買い戻しが優勢となるなど方向感のない展開だった。日本株は円高の進行が嫌気され利益確定売りが優勢だった。日経平均は週ベースで505.13円の下落。

今週の株式市場は、上値の重い展開か。翌週に米消費者物価指数(CPI)と米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、様子見ムードの強い週となりそう。これまでは米国株が金融引き締め懸念から下げたときは、日米の金利差拡大で日本株は円安の恩恵で相対的に底堅い展開だった。しかし、企業の想定為替レートとの乖離がなくなってきたことで、先週から円高が重しとなり始めている点は注意が必要。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目28000円、心理的節目28500円、心理的節目29000円、8月17日高値29222円、年初来高値29388円。下値サポートとしては、日足基準線27741円、週足雲上限27738円、日足雲上限27422円、200日移動平均線27207円、週足雲下限27036円、日足雲下限26925円。

プライム全銘柄 予想PER13.45倍 予想PBR1.15倍 予想配当利回り2.37%

今週の予想レンジ:27,250円~28,250円

更新日 2022年12月4日 株・個人投資家の喫茶店

2022年11月27日日曜日

2022年11月28日~12月2日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年11月25日
先週の日経平均は反発。米国株はFRB高官のタカ派、ハト派発言で振らされる展開が続いていたが、FOMC議事要旨で、多くの参加者が利上げ減速を支持していることが分かり、長期金利が低下し買いが優勢となった。日本株も米国株の上昇を好感し堅調な展開となった。日経平均は週ベースで383.26円の上昇。

今週の株式市場は、上値を試す展開か。FOMC議事要旨では12月会合での利上げ幅を0.5ポイントに減速する方向に傾いていることが示唆されたことで米国株は堅調な展開が継続しそう。日本株は若干過熱感も見られるが、好需給を背景に下値は限定的でジリ高の展開が見込まれる。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目28500円、心理的節目29000円、8月17日高値29222円、年初来高値29388円。下値サポートとしては、心理的節目28000円、週足雲上限27738円、日足基準線27685円、日足雲上限27422円、200日移動平均線27189円。

プライム全銘柄 予想PER13.88倍 予想PBR1.19倍 予想配当利回り2.29%

今週の予想レンジ:27,500円~28,750円

更新日 2022年11月27日 株・個人投資家の喫茶店

2022年11月20日日曜日

2022年11月21日~11月25日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年11月18日
先週の日経平均は反落。米国株は、FRB高官のタカ派発言、ハト派発言の両方を受け方向感の定まらない展開となり、日本株も28,000円を超えた水準では、利益確定売りや戻り売りに頭を押さえられた。日経平均は週ベースで363.8円の下落。

今週の株式市場は、一進一退の動きが継続か。国内決算も終了して手掛かり材料に乏しく、海外動向を睨みながらの展開となる。米国株は利上げ鈍化期待で急ピッチで戻してきたが、ターミナルレートも依然不透明なことから、今週もFRB高官の発言で上下に振らされる展開が継続しそう。予想レンジは先週と同じとする。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目28000円、心理的節目28500円、心理的節目29000円、8月17日高値29222円、年初来高値29388円。下値サポートとしては、週足雲上限27738円、日足雲上限27422円、日足基準線27283円、200日移動平均線27160円、週足雲下限27009円。

プライム全銘柄 予想PER13.49倍 予想PBR1.16倍 予想配当利回り2.35%

今週の予想レンジ:27,250円~28,500円

更新日 2022年11月20日 株・個人投資家の喫茶店

2022年11月13日日曜日

2022年11月14日~11月18日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年11月11日
先週の日経平均は3週続伸。米中間選挙はまだ決着がついていないものの、少なくとも下院は共和党が制し、ねじれ議会となることから、企業や富裕層への増税などの法案が通りにくくなるとの思惑で買いが優勢となった。注目の米消費者物価指数(CPI)は、市場予想を下回ったことで、次回会合から利上げ幅の縮小が意識され、週末は日米とも買い戻しが強まった。日経平均は週ベースで1063.83円の上昇。

今週の株式市場は、底堅い動きが継続か。相場の過熱感もあり利益確定売りや戻り売りも出やすいが、価格帯出来高の多い水準は抜けてきたので上への抵抗は少なくなって来ている。単月のCPIだけで反応しすぎとも言えるが、似たようなトレンドフォローのアルゴリズムが動くので振れ幅は大きくなる。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目28500円、心理的節目29000円、8月17日高値29222円、年初来高値29388円。下値サポートとしては、心理的節目28000円、週足雲上限27738円、日足雲上限27422円、日足基準線27283円、200日移動平均線27148円、週足雲下限27128円。

プライム全銘柄 予想PER13.54倍 予想PBR1.17倍 予想配当利回り2.35%

今週の予想レンジ:27,250円~28,500円

更新日 2022年11月13日 株・個人投資家の喫茶店

2022年11月6日日曜日

2022年11月7日~11月11日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年11月4日
先週の日経平均は小幅に続伸。注目のFOMCは次回会合から利上げ幅の縮小が示唆されたが、パウエル議長がFOMC後の会見で政策金利の終着点(ターミナルレート)がFRBの従来予想より高くなる可能性を示唆し、早期の利上げ停止を否定したことで、米国株は利益確定売りが優勢となった。ただ、雇用統計で失業率が悪化したことで週末は再び買いが優勢となる。日経平均は週ベースで94.54円の上昇。

今週の株式市場は、不安定な動きが継続か。米連邦議会の中間選挙は上院、下院とも共和党が優勢で、ねじれ議会になるのは織り込み済み。特に波乱はないだろう。10月の米CPIが物価の落ち着きを示す内容になれば、再び買い戻しが優勢となりそうだが、市場予想を上回ると再び波乱も。日本株は相対的に底堅い動きが続きそう。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲下限27211円、週足基準線27371円、日足雲上限27580円、週足雲上限27738円、心理的節目28000円。下値サポートとしては、200日移動平均線27164円、週足雲下限27050円、心理的節目27000円、日足基準線26657円、心理的節目26500円。

プライム全銘柄 予想PER13.29倍 予想PBR1.15倍 予想配当利回り2.41%

今週の予想レンジ:26,750円~28,000円

更新日 2022年11月6日 株・個人投資家の喫茶店

2022年10月30日日曜日

2022年10月31日~11月4日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年10月28日
先週の日経平均は反発。ウォール・ストリート・ジャーナル紙が、FRBは11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、その次の12月会合での利上げ幅縮小について協議すると報じたことで、米長期金利が低下し米国株は景気敏感株中心に買い戻しが優勢となり、日本株も堅調な展開となった。日経平均は週ベースで214.62円の上昇。

今週の株式市場は、一進一退の動きが継続か。1、2日の両日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)が焦点となる。株価反転のきっかけとなった12月以降の利上げ幅が縮小が示唆されるのかが注目される。国内は決算プレーが激しくなりそう。

日経平均の上値抵抗としては、200日移動平均線27186円、週足基準線27371円、日足雲下限27679円、週足雲上限27738円。下値サポートとしては、心理的節目27000円、週足雲下限26915円、日足基準線26600円、心理的節目26500円、心理的節目26000円。

プライム全銘柄 予想PER13.31倍 予想PBR1.15倍 予想配当利回り2.39%

今週の予想レンジ:26,250円~27,750円

更新日 2022年10月30日 株・個人投資家の喫茶店

2022年10月24日月曜日

2022年10月24日~10月28日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年10月21日
先週の日経平均は続落。週明けは米国の強い経済指標を受けナスダックが年初来安値を更新した流れを受け売りが先行。その後は、英国の金融市場の混乱が米市場に波及するとの懸念が後退したことから、日米とも買い戻される場面もあったが、週を通して上値は重かった。日経平均は週ベースで200.18円の下落。

今週の株式市場は、一進一退の展開か。米長期金利の動向や米企業の決算発表を睨みながら神経質な展開が続きそう。国内も週末から決算発表が本格化してくるので様子見ムードが強まりやすい。上は目先レジスタンスとなっている200日移動平均、下は公的年金などの買いが入ってくる26,000円レベルがサポートライン。

日経平均の上値抵抗としては、週足雲下限26915円、日足基準線27140円、200日移動平均線27229円、週足基準線27371円、日足雲下限27532円、週足雲上限27738円。下値サポートとしては、心理的節目26500円、心理的節目26000円。

プライム全銘柄 予想PER13.19倍 予想PBR1.14倍 予想配当利回り2.39%

今週の予想レンジ:26,250円~27,500円

更新日 2022年10月23日 株・個人投資家の喫茶店

2022年10月16日日曜日

2022年10月17日~10月21日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年10月14日
先週の日経平均は反落。3連休明けは、米国の強い雇用統計をまたぎ大幅安での始まりとなった。その後は、米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、米国株が軟調に推移し、日本株も売りに押されたが、CPIの発表で一旦アク抜けとなり、週末は大幅高となった。日経平均は週ベースで25.35円の下落。

今週の株式市場は、上値の重い展開か。米消費者物価指数(CPI)をきっかけに一旦買い戻されたものの、週末には再びナスダックが年初来安値を更新するなど、不安定状態になっている。日本株は円安の恩恵から相対的に底堅い動きになっているが、米国株はこれからドル高の弊害も懸念され、今後の決算発表も要注意となる。日経平均は週末に日足基準線、200日移動平均レベルまで戻したものの週明けは再び下落が予想され、薄商いの中ボラの高い状態が続きそう。予想レンジは先週と同じとする。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線27140円、200日移動平均線27266円、週足基準線27371円、日足雲下限27532円、週足雲上限27738円。下値サポートとしては、心理的節目27000円、週足雲下限26915円、心理的節目26500円、心理的節目26000円。

プライム全銘柄 予想PER13.30倍 予想PBR1.16倍 予想配当利回り2.37%

今週の予想レンジ:26,000円~27,500円

更新日 2022年10月16日 株・個人投資家の喫茶店

2022年10月9日日曜日

2022年10月11日~10月14日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年10月7日
先週の日経平均は反発。弱い経済指標を受け、米国の過度な利上げ懸念が後退し長期金利が低下したことで、日米とも高水準なショートの買い戻しを巻き込みながら急反発となった。日経平均は週ベースで1178.9円の上昇。

今週の株式市場は、ボラタイルな展開か。先週は急反発となり200日移動平均線を回復する場面もあったが、セオリー通り一旦頭打ちとなった。今週は13日発表の9月の米消費者物価指数(CPI)をまたぎ、株も為替もボラタイルな展開が予想される。エコノミスト予想の中央値は前年同月比8.1%上昇で前月の8.3%上昇から伸びが鈍化する見込みとなっている。市場予想通りとなり、買い戻しが入っても、物価の高止まり傾向は変わらないことから米国株の持続性には疑問。日本株は円安の恩恵から相対的に底堅い動きが継続しそうだが、殆ど無視できるテールリスクだったロシアの核使用の確率が上昇してきているのは不気味。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線27140円、200日移動平均線27308円、日足雲上限27371円、心理的節目27500円、週足雲上限27738円。下値サポートとしは、心理的節目27000円、週足雲下限26915円日足転換線26510円、心理的節目26500円、心理的節目26000円。

プライム全銘柄 予想PER13.36倍 予想PBR1.16倍 予想配当利回り2.34%

今週の予想レンジ:26,000円~27,500円

更新日 2022年10月9日 株・個人投資家の喫茶店

2022年10月2日日曜日

2022年10月3日~10月7日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年9月30日
先週の日経平均は3週続落。FRBの大幅利上げが経済のハードランディングを招くとの懸念が強まり、米国株が軟調に推移し、日本株もグロース株中心に売りが優勢となった。日経平均は週ベースで1,216.62円の下落。

今週の株式市場は、相対的に底堅い展開が継続か。米国株主要3指数が年初来安値を更新している状況なので、強い展開は望みにくいが、日米とも一旦自律反発が起きてもおかしくない水準。日本株は利益の質はともかく、円安の恩恵から今週も相対的に底堅い動きが継続しそう。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目26000円、月足基準線26357円、週足雲下限26915円、心理的節目27000円、日足基準線27299円。下値サポートとしては、6月安値25520円、心理的節目25000円、年初来安値24681円。

プライム全銘柄 予想PER12.93倍 予想PBR1.12倍 予想配当利回り2.42%

今週の予想レンジ:25,500円~26,500円

更新日 2022年10月2日 株・個人投資家の喫茶店

2022年9月25日日曜日

2022年9月26日~9月30日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年9月22日
先週の日経平均は続落。3連休明けはFOMCを前に買い戻しが入り上昇となった。FOMCは大方の予想通り0.75%の利上げとなったものの、景気を犠牲にしてもインフレ退治を優先するとのタカ派的な内容で、ドットチャートも上振れたことで、米国株は売りが優勢となり、日本株も軟調な推移となった。日経平均は週ベースで413.82円の下落。

今週の株式市場は、軟調な展開か。22日の夕方にドル円が146円近くまで上昇したことを受け政府・日銀が円買い介入に踏み切った。介入の規模は不明ですが、円売り介入が理論上無限に出来るのに対し、円買い介入は外貨準備が介入可能な金額の上限となります。外貨準備は8月末時点で約1.29兆ドル(185兆円)程度ありますが、為替市場の大きさから見れば微々たるものなので、多くの方が指摘しているように効果は限定的でしょう。米国株が6月の安値を明確に下抜けてくるようだと、日本株も下値模索の展開となりそう。円安は株式市場にプラスで米国株が下落しても相対的に底堅い動きが続いてきました。今週もまだこの傾向は変わらないと思いますが、いずれ日銀が政策変更を迫られるほど円を売り浴びせられたら話は違ってきます。今回のアクセルとブレーキを同時に踏み込む無意味な介入をしたことで、その日は近づいたと思います。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲下限27371円、週足基準線27371円、200日移動平均27390円、週足雲上限27738円、心理的節目28000円、日足基準線28088円。下値サポートとしては、心理的節目27000円、週足雲下限26915円、月足基準線26357円、心理的節目26000円。

プライム全銘柄 予想PER13.60倍 予想PBR1.18倍 予想配当利回り2.36%

今週の予想レンジ:26,000円~27,500円

更新日 2022年9月25日 株・個人投資家の喫茶店

2022年9月18日日曜日

2022年9月20日~9月22日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年9月16日
先週の日経平均は反落。8月の米消費者物価指数(CPI)の発表を前に買い戻しが進み、火曜日には28,659円まで上昇する場面もあったが、CPIが市場予想を上回ったことで米国株が急落し、日本株もグロース株中心に売りが優勢となった。日経平均は週ベースで647.1円の下落。

今週の株式市場は、揉み合いか。20、21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過するまでは様子見ムードが強まりやすく、方向感の乏しい展開が続きそう。利上げ幅が75bpであれば市場は織り込んでいるので、一旦買い戻しが優勢となりそうだが、利上げ長期化による悪影響も意識され反発力は限定的だろう。日銀の金融政策決定会合は現状維持だろうが、主要国とと真逆な金融政策が継続することから、為替も波乱含みで目が離せない。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲上限27668円、週足雲上限27738円、心理的節目28000円、日足基準線28245円、心理的節目28500円、心理的節目29000円、8月17日高値29222円。下値サポートとしては、200日移動平均線27412円、週足基準線27371円、日足雲下限27033円、週足雲下限27029円、心理的節目27000円、月足基準線26357円。

プライム全銘柄 予想PER13.60倍 予想PBR1.18倍 予想配当利回り2.36%

今週の予想レンジ:27,000円~28,000円

更新日 2022年9月16日 株・個人投資家の喫茶店

2022年9月11日日曜日

2022年9月12日~9月16日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年9月9日
先週の日経平均は反発。ナスダック指数の7日続落を受け、日経平均もサポートの200日移動平均線を割り込む場面もあったが、週後半になると米国株が自律反発に向かい、日経平均も再び28,000円台を回復した。日経平均は週ベースで563.91円の上昇。

今週の株式市場は、戻りを試す展開か。今週は13日に発表される米消費者物価指数(CPI)が最大の焦点となる。エコノミスト予想の中央値は前年同月比8.1%上昇で、前月の8.5%上昇から伸びは鈍化する見込み。伸びの鈍化が確認できれば、極端な利上げ警戒とそれに伴う景気懸念はいったん和らぎそうだ。ただ、世界的な景気後退への不安感も根強く、上値では戻り売り圧力も高まりやすい。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線28245円、心理的節目28500円、心理的節目29000円、8月17日高値29222円。下値サポートとしては、心理的節目28000円、週足雲上限27738円、心理的節目27500円、200日移動平均線27450円、週足雲下限27117円。

プライム全銘柄 予想PER13.75倍 予想PBR1.19倍 予想配当利回り2.33%

今週の予想レンジ:27,500円~28,750円

更新日 2022年9月4日 株・個人投資家の喫茶店

2022年9月4日日曜日

2022年9月5日~9月9日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年9月2日
先週の日経平均は続落。ジャクソンホール会議でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演が、市場が想定していたよりもタカ派寄りとなったことで、週明けは大幅安での始まりとなった。その後も、FRB高官のタカ派発言や好調な経済指標を受け米国株が軟調に推移し、日本株も売りが優勢となった。日経平均は週ベースで990.54円の下落。

今週の株式市場は、軟調な展開か。ジャクソンホール後の米国株の下落が続いている。日本株は円安の下支え効果もあり、200日移動平均線を保っているが、それ以外では特に買い材料もなく、今週も上値の重い展開が続きそうだ。まずは200日移動平均がサポートとして機能するかの見極め。

日経平均の上値抵抗としては、週足雲上限27738円、心理的節目28000円、日足基準線28376円、心理的節目29000円、8月17日高値29222円。下値サポートとしては、心理的節目27500円、200日移動平均線27493円、週足雲下限27243円、心理的節目27000円。

プライム全銘柄 予想PER13.53倍 予想PBR1.17倍 予想配当利回り2.15%

今週の予想レンジ:27,000円~28,250円

更新日 2022年9月4日 株・個人投資家の喫茶店

2022年8月28日日曜日

2022年8月29日~9月2日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年8月26日
先週の日経平均は反落。ジャクソンホールでのパウエル議長の講演を控え、積極的な売買は手控えられ、ポジション調整に終始する1週間となった。日経平均は週ベースで288.95円の下落。

今週の株式市場は、軟調な展開か。ジャクソンホールでのパウエル議長の講演は、市場が想定していたよりもタカ派寄りとなったことで、週末はダウ・ナスダックとも急落となった。これを受け東京市場も週明けは売りが先行しそうだ。日経平均は円安の恩恵もあり、米国株よりはマイルドな下げになりそうだが、節目の28,000円で止まれないと、200日移動平均線の27,534円が次の節目となる。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目29000円、8月17日高値29222円、年初来高値29388円、心理的節目29500円。下値サポートとしては、日足基準線28373円、週足雲上限28285円、心理的節目28000円、週足雲下限27933円、200日移動平均線27534円。

プライム全銘柄 予想PER13.88倍 予想PBR1.20倍 予想配当利回り2.30%

今週の予想レンジ:27,500円~29,000円

更新日 2022年8月28日 株・個人投資家の喫茶店

2022年8月21日日曜日

2022年8月22日~8月26日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年8月19日
先週の日経平均は続伸。米国のインフレがピークアウトしたとの見方が広がり、日米とも買い戻しが加速し、日経平均も一時節目の29,000円を超える場面もあったが、週後半は急ピッチな上昇に対する警戒感もあり、利益利益確定売りから伸び悩んだ。日経平均は週ベースで383.35円の上昇。

今週の株式市場は、揉み合いか。日本時間26日夜に予定されているジャクソンホールでのパウエル議長の発言を控え、今週は様子見ムードが強まりそうだ。マーケットは楽観的なシナリオに傾いているだけに、タカ派的な内容になると為替、株とも大きく荒れそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、年初来高値29388円、心理的節目29500円、心理的節目30000円。下値サポートとしては、週足雲上限28285円、心理的節目28000円、週足雲下限27933円、日足基準線27767円。

プライム全銘柄 予想PER13.99倍 予想PBR1.21倍 予想配当利回り2.29%

今週の予想レンジ:28,000円~29,250円

更新日 2022年8月21日 株・個人投資家の喫茶店

2022年8月14日日曜日

2022年8月15日~8月19日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年8月12日
先週の日経平均は続伸。消費者物価指数(CPI)の発表を控え、週前半は利益確定売りや戻り売りに押され、再び節目の28,000円を割り込んだ。週後半は、消費者物価指数(CPI)や卸売物価指数(PPI)が市場予想を下回ったことで、FRBによる大幅利上げへの過度な警戒感が後退し、日米とも堅調な展開となった。日経平均は週ベースで371.11円の上昇。

今週の株式市場は、戻りを試す展開か。米国の物価指標が市場予想を下回ったことで、過度な利上げ懸念が後退し日米とも買い戻しに拍車が掛かった。日経平均は、3月25日高値(2万8338円81銭)と6月9日高値(2万8389円75銭)を超えたことで、目先は29,000円を試しに行きそうだ。ただ、半導体需要の鈍化やFRBもインフレ警戒を緩めていないことから、買い戻しが一巡すれば再び上値は重くるだろう。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目29000円、年初来高値29388円。下値サポートとしては、週足雲上限28420円、週足雲下限28068円、心理的節目28000円、日足基準線27299円。

プライム全銘柄 予想PER13.84倍 予想PBR1.20倍 予想配当利回り2.31%

今週の予想レンジ:28,000円~29,000円

更新日 2022年8月14日 株・個人投資家の喫茶店

2022年8月7日日曜日

2022年8月8日~8月12日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年8月5日
先週の日経平均は反発。週前半は円高の進行を受けて下げる場面もあったが、7月のISM非製造業景況感指数が市場予想を上回ったことから、米国株がグロース株中心に堅調な展開となり、日本株も28,000円を上回って週を終えた。日経平均は週ベースで374.23円の上昇。

今週の株式市場は、底堅い展開か。週末の米雇用統計は非常に好調な内容となり、リセッションは和らいだが、FRBがインフレ抑制に向けて積極姿勢を維持するとの見方が強まる結果となった。円が再び売られ、米国株はいいとこ取りとも思えるが、底堅い動きで終わっているので、日本株には悪くない内容。今週は10日に発表される米消費者物価指数(CPI)が最大の注目点。原油価格の下落などにより、エコノミスト予想は前年同月比8.8%上昇と、前月の9.1%上昇からやや伸びが鈍化する見込み。発表後に為替も株も再びボラが高まりそうだが、日経平均はオプションSQに向け底堅い動きが継続しそう。

日経平均の上値抵抗としては、6月9日高値28389円、週足雲上限28420円、心理的節目28500円、心理的節目29000円。下値サポートとしては、週足雲下限28068円、心理的節目27500円、日足基準線27015円、日足雲上限26954円、日足雲下限26623円。

プライム全銘柄 予想PER13.76倍 予想PBR1.19倍 予想配当利回り2.32%

今週の予想レンジ:27,250円~28,500円

更新日 2022年8月7日 株・個人投資家の喫茶店

2022年7月31日日曜日

2022年8月1日~8月5日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年7月29日
先週の日経平均は反落。FOMCは市場の予想通り通常の3倍にあたる0.75%の利上げとなったが、これは織り込み済み。その後の記者会見でパウエルFRB議長が、今後の利上げペースについて慎重な姿勢を示したことで米国株は堅調な推移となった。ただ、日本株は先週急騰した反動や円高が進行したことで上値の重い展開となった。日経平均は週ベースで113.02円の下落。

今週の株式市場は、不安定な展開が継続。米国株はFRBのハト派期待と景気悪化の綱引き状態だが、株の買い戻しが優勢となっている。ただ、景気の悪化に目が向けば売り直されるので、上値は重くなるだろう。日本株は、決算発表が本格化し決算プレーが中心となるが、言われているほど円安の恩恵は受けていいない印象で、上に抜けていくイメージは描きにくい。予想レンジは先週と同じとする。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目28000円、週足雲下限28068円、6月9日高値28389円、週足雲上限28420円。下値サポートとしては、心理的節目27000円、日足雲上限26954円、日足基準線26928円、日足雲下限26704円、週足基準線26535円。

プライム全銘柄 予想PER13.72倍 予想PBR1.20倍 予想配当利回り2.33%

今週の予想レンジ:27,000円~28,250円

更新日 2022年7月31日 株・個人投資家の喫茶店

2022年7月24日日曜日

2022年7月25日~7月29日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年7月22日
先週の日経平均は続伸。FRBが7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で通常の4倍にあたる1%の利上げをするのではないかと言う懸念が後退したことで、米国株がハイテク株中心に買い戻され、日本株も堅調な展開が継続した。日経平均は週ベースで1126.19円の上昇。

今週の株式市場は、不安定な展開が継続。日米とも買い戻しによる上昇が継続しているが、日経平均は3月、6月と28,000円を超えたところで頭を抑えられているので、高値警戒感も出る水準。今週から国内も企業決算が本格化する。一部輸出企業には円安による業績押し上げ効果が期待されるが、事前に買い戻しが進み株価が上昇しているので、どのような反応になるのかは読みづらい。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目28000円、週足雲下限28068円、6月9日高値28389円、週足雲上限28420円。下値サポートとしては、日足雲上限27197円、日足雲下限27038円、日足基準線26736円、週足基準線26535円。

プライム全銘柄 予想PER13.88倍 予想PBR1.21倍 予想配当利回り2.32%

今週の予想レンジ:27,000円~28,250円

更新日 2022年7月24日 株・個人投資家の喫茶店

2022年7月17日日曜日

2022年7月19日~7月22日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年7月15日
先週の日経平均は続伸。週明けは参議院選挙での与党の圧勝を受け買いが先行したが、火曜日は中国の新型コロナウイルスの感染再拡大による行動規制の強化や、米消費者物価指数(CPI)への警戒感から大幅安となった。発表されたCPIは9%を超える上昇となったが、米国株はさほど下がらず、週末は買い戻しが優勢となった。日経平均は週ベースで271.28円の上昇。

今週の株式市場は、不安定な展開が継続。世界的な景気減速懸念から上値は重そうだ。月末から国内でも決算発表が本格化することから、様子見ムードが強まりやすく、薄商いの中、先物主導で不安定な相場が続きそう。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲下限27038円、日足雲上限27429円、心理的節目27500円、心理的節目28000円。下値サポートとしては、日足基準線26782円、週足基準線26686円、月足基準線26162円、心理的節目26000円、6月20日安値25520円、心理的節目25500円。

プライム全銘柄 予想PER13.61倍 予想PBR1.18倍 予想配当利回り2.40%

今週の予想レンジ:26,000円~27,250円

更新日 2022年7月17日 株・個人投資家の喫茶店


2022年7月10日日曜日

2022年7月11日~7月15日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年7月8日
先週の日経平均は反発。米国株式市場が独立記念日をはさみ概ね堅調に推移したことで、日本株もグロース株が買い戻され指数を下支えた。日経平均は週ベースで581.57円の上昇。

今週の株式市場は、揉み合いか。13日に発表される6月の米消費者物価指数(CPI)を控え週前半は動きづらい展開になりそう。織り込みは進んでいるとは言え、仮にCPIが9%台に乗せてくるようだと株式市場も荒れそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、週足基準線26748円、日足基準線26954円、日足雲下限26954円、日足雲上限27013円、心理的節目27500円。下値サポートとしては、月足基準線26162円、心理的節目26000円、6月20日安値25520円、心理的節目25500円、心理的節目25000円。

プライム全銘柄 予想PER13.59倍 予想PBR1.17倍 予想配当利回り2.40%

今週の予想レンジ:25,500円~27,000円

更新日 2022年7月10日 株・個人投資家の喫茶店

2022年7月3日日曜日

2022年7月4日~7月8日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年7月1日
先週の日経平均は反落。週前半は12月決算企業の中間配当の権利取りの動きや、配当金の再投資への思惑など、良好な需給関係を背景に27,000円台を回復する場面もあったが、週足基準線レベルで頭を押さえられ、週後半は米国の景気減速懸念から売りが優勢となった。日経平均は週ベースで556.35円の下落。

今週の株式市場は、不安定な動きが継続か。週末に米国株が反発に転じたことで週明けは買いが先行しそうだが、国内外の経済指標で弱含みの内容が相次いでいることから、上値は重く、不安定な動きが継続しそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、月足基準線26162円、日足雲下限26618円、日足雲上限26652円、日足基準線26954円、週足基準線27034円。下値サポートとしては、6月20日安値25520円、心理的節目25500円、心理的節目25000円、年初来安値24681円。

プライム全銘柄 予想PER13.29倍 予想PBR1.15倍 予想配当利回り2.46%

今週の予想レンジ:25,500円~27,000円

更新日 2022年7月3日 株・個人投資家の喫茶店

2022年6月26日日曜日

2022年6月27日~7月1日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年6月24日
先週の日経平均は反発。週中頃までは上値の重い展開が続いたが、週後半に米国株が自律反発に転じたことで、日経平均もグロース株中心に戻りを試す展開となった。日経平均は週ベースで528.97円上昇。

今週の株式市場は、戻りを試す展開か。急落後上値の重い展開が続いていたが、米国株が自律反発に転じたことで、今週は27,000円を意識した動きとなりそうだ。ただ、FRBの金融引き締め強化による景気減退懸念は根強く、不安定な動きは継続。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲下限26502円、日足雲上限26510円、日足基準線26954円、週足基準線27034円、心理的節目27500円。下値サポートとしては、心理的節目26000円、6月20日安値25520円、心理的節目25500円、月足基準線25122円。

プライム全銘柄 予想PER13.44倍 予想PBR1.16倍 予想配当利回り2.44%

今週の予想レンジ:26,000円~27,250円

更新日 2022年6月26日 株・個人投資家の喫茶店

2022年6月19日日曜日

2022年6月20日~6月24日の日経平均予想

 

2022年6月20日~6月24日の日経平均予想
先週の日経平均は大幅に反落。米国の5月の消費者物価指数(CPI)の伸び率が市場予想を上回ったことで、週明けは800円を超える急落となった。その後、FOMCで0.75%の大幅利上げとなったが、当日は材料出尽くしで一旦買い戻される動きとなった。しかし翌日には米国株主要3指数が揃って年初来安値を更新し、日経平均も26,000円割れまで売られた。日経平均は週ベースで1861.29円の下落。

今週の株式市場は、一進一退の動きか。金融引き締めに伴う世界的な景気後退リスクへの意識が高まりやすく、上値も限定的だが、先週の急落で下値も限定的なものになりそうだ。先週末に5月の安値水準まで下落し下ヒゲを出したので、まずはこの水準で下げ止まれるかどうかの確認。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目26000円、日足雲下限26510円、日足雲上限26603円、週足基準線27034円日足基準線27055円。下値サポートとしては、5月12日安値25688円、心理的節目25500円、月足基準線25122円、3月9日安値24681円。

プライム全銘柄 予想PER13.19倍 予想PBR1.14倍 予想配当利回り2.49%

今週の予想レンジ:25,000円~27,000円

更新日 2022年6月19日 株・個人投資家の喫茶店

2022年6月12日日曜日

2022年6月13日~6月17日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年6月10日

先週の日経平均は続伸。日経平均は木曜日まで5日続伸となり、3月の戻り高値を更新する場面もあったが、週末は米国株の下げを受け再び28,000円を割り込んだ。日経平均は週ベースで62.72円の上昇。

今週の株式市場は、軟調な展開か。5月の米消費者物価指数(CPI)の伸び率が市場予想を上回り、週末の米国株が大きな下げとなったことで、週明けは日本株も売り先行での始まりとなりそうだ。ただ、為替の円安が緩衝材になっており、海外で急激なリスクオフにならなければ、先週までと同様、米国に比べ下げはマイルなどものに留まりそう。

日経平均の上値抵抗としては、200日移動平均27943円、心理的節目28000円、6月9日高値28389円、週足雲下限28578円。下値サポートとしては、心理的節目27500円、日足基準線27038円、週足基準線27034円、心理的節目27000円、日足雲上限26991円、日足雲下限26510円。

プライム全銘柄 予想PER13.99倍 予想PBR1.21倍 予想配当利回り2.35%

今週の予想レンジ:27,000円~28,000円

更新日 2022年6月12日 株・個人投資家の喫茶店

2022年6月5日日曜日

2022年6月6日~6月10日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年6月3日
先週の日経平均は続伸。米国株が戻り基調を強め、週明けは500円を超える大幅高となった。その後、米国株が調整しても日本株は相対的に底堅い動きを続け上昇基調を維持した。日経平均は週ベースで979.89円の上昇。

今週の株式市場は、上昇一服か。チャートは戻り基調を強めているが、全体の温まりには欠け、戻り売りも出やすい水準なので、米国株次第では再びボラが拡大しそう。米国で10日に発表される5月の消費者物価指数(CPI)が最大の注目点となる。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目28000円、3月高値28338円。下値サポートとしては、日足雲上限27163円、心理的節目27000円、日足基準線26732円、日足雲下限26510円。

プライム全銘柄 予想PER13.91倍 予想PBR1.20倍 予想配当利回り2.34%

今週の予想レンジ:26,750円~28,000円

更新日 2022年6月4日 株・個人投資家の喫茶店

2022年5月29日日曜日

2022年5月30日~6月3日の日経平均予想

 

先週の日経平均は続伸。米国株は、インフレとFRBの積極的な金融引き締めが景気を冷やすとの懸念から週前半は売りが優勢だったが、週後半にかけ持ち直した。日本株は上値も重いが、下値も堅い展開が続いた。日経平均は週ベースで42.65円の上昇。

今週の株式市場は、戻りを試す展開か。週末の米国株が続伸し、日経平均先物は27,000円台を回復していることから、週明けは買いが先行しそうだ。27,000円前後は利益確定売りや、戻り売りも出やすいことから、まずは27,000円台を固め、直近の戻り高値27,580円を超えて行けるかに注目。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲上限26789円、心理的節目27000円、週足基準線27034円、心理的節目27500円。下値サポートとしては、日足基準線26634円、日足雲下限26510円、心理的節目26000円。

プライム全銘柄 予想PER13.60倍 予想PBR1.17倍 予想配当利回り2.39%

今週の予想レンジ:26,250円~27,500円

更新日 2022年5月29日 株・個人投資家の喫茶店

2022年5月22日日曜日

2022年5月23日~5月27日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年5月20日

先週の日経平均は反発。米国株は低調な小売り企業の決算が相次いだことで、ダウ・S&P500は年初来安値を更新したが、日本株は相対的に底堅い動きが続いた。日経平均は週ベースで311.38の上昇。

今週の株式市場は、揉み合いか。米国株はインフレの高進が企業業績を圧迫するとの懸念から先週売りが優勢となったが、今週も不安定な動きが予想される。米国株の底打ちが確認できない状況では、日本株も上値は限られるが、円安の恩恵もあり先週同様相対的に底堅い動きとなりそう。予想レンジは先週と同じとする。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲上限27005円、週足基準線27244円、心理的節目27500円。下値サポートとしては、日足基準線26634円、日足雲下限26510円、心理的節目26000円、心理的節目25500円。

プライム全銘柄 予想PER13.61倍 予想PBR1.16倍 予想配当利回り2.35%

今週の予想レンジ:26,000円~27,500円

更新日 2022年5月22日 株・個人投資家の喫茶店

2022年5月15日日曜日

2022年5月16日~5月20日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年5月13日

先週の日経平均は反落。米国株主要三指数が年初来安値を更新したことで、日経平均も一時26,000円割れまで売られたが、週後半は買い戻しも入り再び26,000円台を回復した。日経平均は週ベースで575.91の下落。

今週の株式市場は、揉み合いか。米国の金融引き締め、長期化するロシア・ウクライナ問題、中国のロックダウンなど外部環境に大きな変化はなく、米国株はボラの高止まりが予想される。ただ、日本株は円安の恩恵もあり、今週も相対的に底堅い動きが期待できそう。予想レンジは先週と同じとする。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲下限26686円、日足基準線26827円、日足雲上限27189円、週足基準線27321円、心理的節目27500円。下値サポートとしては、心理的節目26000円、心理的節目25500円。

プライム全銘柄 予想PER13.53倍 予想PBR1.15倍 予想配当利回り2.33%

今週の予想レンジ:26,000円~27,500円

更新日 2022年5月15日 株・個人投資家の喫茶店

2022年5月8日日曜日

2022年5月9日~5月13日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年5月6日
先週の日経平均は反発。米国株はFOMCをはさみ乱高下したが、日本は大型連休の谷間で2営業日しかなく、良くも悪くも影響は限定的だった。日経平均は週ベースで155.66円の上昇。

今週の株式市場は、揉み合いか。米国の金融引き締め、長期化するロシア・ウクライナ問題、中国のロックダウンなど外部環境は相変わらず。年初来安値を更新するナスダックなど米国株の動きには注意が必要だが、日本株は決算プレーが中心となりそうで、27,000円をはさんだ動きと予想。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線27166円、週足基準線27321円、心理的節目27500円、心理的節目28000円、3月25日高値28338円。下値サポートとしては、日足雲上限26748円、日足雲下限26644円、心理的節目26000円。

プライム全銘柄 予想PER13.67倍 予想PBR1.21倍 予想配当利回り2.24%

今週の予想レンジ:26,000円~27,500円

更新日 2022年5月8日 株・個人投資家の喫茶店

2022年4月24日日曜日

2022年4月25日~4月28日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年4月22日

先週の日経平均は揉み合い。週初は下落して始まったが、その後は持ち直し心理的節目の27,500円台を回復した。しかし、週末に再び米国の金融引き締め加速懸念から売りが優勢となった。日経平均は週ベースで12.07円の上昇。


今週の株式市場は、波乱含みの展開か。大型連休や国内決算発表の本格化を控え様子見ムードが広がりやすいなか、織り込んだと思われた米国の金融引き締めが再び悪材料となっており、薄商いのなか先物主導で乱高下しそうだ。まずは米国の巨大IT企業の決算とマーケットの反応が注目される。


日経平均の上値抵抗としては、日足基準線27245円、週足基準線27321円、心理的節目27500円、心理的節目28000円、3月25日高値28338円。下値サポートとしては、日足雲上限27034円、週足雲下限26946円、心理的節目26000円、日足雲下限25986円。


プライム全銘柄 予想PER13.99倍 予想PBR1.21倍 予想配当利回り2.25%


今週の予想レンジ:26,000円~27,500円


更新日 2022年4月24日 株・個人投資家の喫茶店

2022年4月10日日曜日

2022年4月11日~4月15日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年4月8日
先週の日経平均は続落。週初は上昇したものの、FRBが金融引き締めを積極化するとの観測、中国のコロナ急増によるロックダウン、ウクライナ情勢の長期化などネガティブな材料が多く、利益確定売りや戻り売りに押される展開となった。日経平均は週ベースで680.18円の下落。

今週の株式市場は、揉み合いか。ボラティリティが低下傾向で株価位置も日足転換線と日足基準線の間で方向感をなくしている。この傾向はしばらく継続しそうで、ウクライナ情勢、米国の金融引き締め、中国のロックダウンの影響などを睨みながら、神経質な展開となりそう。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目27000円、日足雲上限27581円、心理的節目28000円、3月25日高値28338円、週足雲上限28875円。下値サポートとしては、週足雲下限26872円、日足基準線26510円、日足雲下限26393円、心理的節目26000円。

プライム全銘柄 予想PER13.99倍 予想PBR1.21倍 予想配当利回り2.21%

今週の予想レンジ:26,000円~28,000円

更新日 2022年4月10日 株・個人投資家の喫茶店

2022年4月3日日曜日

2022年4月4日~4月8日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年4月1日

先週の日経平均は反落。期末特有の買い需要や、それに伴うショートカバーも一巡したことで、利益確定売りが優勢となった。日経平均は週ベースで483.86円の下落。


今週の株式市場は、方向間のない展開か。株価はロシアのウクライナ進行前の水準まで戻したことで上値は重くなっている。為替や商品相場はボラティリティの高い状態が続いており、株式市場もウクライナ情勢と為替、商品相場を睨みながら方向間のない展開となりそう。


日経平均の上値抵抗としては、心理的節目28000円、心理的節目28500円、週足雲上限28875円、心理的節目29000円。下値サポートとしては、日足雲上限27581円、日足雲下限27030円、心理的節目27000円、週足雲下限26872円、日足基準線26510円。


東証1部全銘柄 予想PER14.36倍 予想PBR1.23倍 予想配当利回り2.17%


今週の予想レンジ:26,500円~28,000円


更新日 2022年4月3日 株・個人投資家の喫茶店

2022年3月27日日曜日

2022年3月28日~4月1日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年3月25日
先週の日経平均は続伸。3月期末特有のドレッシング買い、配当取り、配当の再投資への先回り買いに便乗するように先物へ買い仕掛けが入り、売り方の損失覚悟の買い戻しや、コール売りのヘッジの先物買いなども巻き込みながら、2週続けての大幅高となった。日経平均は週ベースで1322.415円の上昇。

今週の株式市場は、引き続きボラタイルな展開が継続。3月最終週は配当取りや配当の再投資買いで、アノマリー的には強い週となる。ただ、2週間負け無しで3,000円近く上昇したことで、オシレーター指標は過熱を示し反動も出やすい。ウクライナ情勢は予断を許さずスタグフレーションの足音は確実に近づいている。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目28500円、週足雲上限28875円、心理的節目29000円。下値サポートとしては、日足雲上限27716円、日足雲下限27366円、心理的節目27000円、週足雲下限26872円日足基準線26510円。

東証1部全銘柄 予想PER14.66倍 予想PBR1.25倍 予想配当利回り2.14%

今週の予想レンジ:26,500円~28,500円

更新日 2022年3月27日 株・個人投資家の喫茶店

2022年3月20日日曜日

2022年3月22日~3月25日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年3月18日
先週の日経平均は大幅に反発。ロシアとウクライナの停戦期待やFOMC通過によるアク抜け、また原油相場の上昇が鈍ったことも追い風に、強烈なショートカバーが入った。日経平均は週ベースで1664.65円の上昇。

今週の株式市場は、引き続きボラタイルな展開が継続。足元は強烈なショートカバーでの上昇が続いているが過度な楽観は禁物。マーケットは早期の停戦合意を織り込んで動いているが、あくまで停戦で終戦ではない。また支配地域をウクライナへ返すとは思えず、ロシアへの経済制裁の長期化が避けれないことを考えれば、買い戻しが終われば再び売られると考えるのが妥当だろう。

日経平均の上値抵抗としては、週足雲下限26872円、心理的節目27000円、日足雲下限27338円、週足基準線27548円、日足雲上限27807円。下値サポートとしては、週足雲下限26872円、日足基準線26281円、心理的節目26000円、心理的節目25000円、3月9日安値24681円。

東証1部全銘柄 予想PER14.14倍 予想PBR1.21倍 予想配当利回り2.20%

今週の予想レンジ:25,500円~27,500円

更新日 2022年3月20日 株・個人投資家の喫茶店

2022年3月13日日曜日

2022年3月14日~3月18日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年3月11日
先週の日経平均は4週続落。OPECの増産期待や停戦交渉期待から急反発する場面もあったが、ロシアへの経済制裁に伴う食料・エネルギー高が世界的なスタグフレーションに繋がるとの懸念から、売りが優勢となった。日経平均は週ベースで822.69の下落。

今週の株式市場は、引き続きボラタイルな展開が継続。ロシアとウクライナの問題は落とし所が見えず、今週も日々のヘッドラインで上下に大きく振らされる展開となりそうだ。先週見られたように、ショート・カバーから急反発する場面もあるだろうが、ロシア制裁に伴うサプライチェーンの混乱、インフレ高進による企業業績の悪化は株価に織り込まれているとは言い難く、乱高下を繰り返しながら下値模索の展開になりやすい。

日経平均の上値抵抗としては、日足転換線25847円、心理的節目26000円、日足基準線26281円、週足雲下限26872円、心理的節目27000円、日足雲下限27276円。下値サポートとしては、心理的節目25000円、3月9日安値24681円、心理的節目24000円、月足基準線23576円。

東証1部全銘柄 予想PER13.34倍 予想PBR1.14倍 予想配当利回り2.31%

今週の予想レンジ:24,000円~26,500円

更新日 2022年3月12日 株・個人投資家の喫茶店

2022年3月6日日曜日

2022年3月7日~3月11日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年3月4日
先週の日経平均は3週続落。週初はショートカバーによるリバウンドも見られたが、日々悪化するウクライナ情勢を受け売り直される展開となった。日経平均は週ベースで491.03の下落。

今週の株式市場は、引き続きボラタイルな展開が継続。ロシアとウクライナの問題は落とし所が見えず、長期化の様相を呈してきた。停戦のシナリオとしてはいくつかあるものの、楽観的に考えても西側が望まない形での停戦になる確率が高く、戦後もロシアへの経済制裁は続くことから、経済的な混乱は残ることになる。先週はショートカバーで戻す場面もあったが、ロシア制裁に伴うサプライチェーンや金融市場の混乱、インフレ高進による企業業績の悪化は株価に織り込まれているとは言い難く、乱高下を繰り返しながら下値を切り下げていく展開となりそう。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線26827円、週足雲下限26831円、心理的節目27000円、心理的節目27500円、日足雲下限27948円、心理的節目28000円、週足基準線28285円。下値サポートとしては、3月4日安値25774円、心理的節目25500円、心理的節目25000円、心理的節目24500円、月足基準線23576円。

東証1部全銘柄 予想PER13.67倍 予想PBR1.17倍 予想配当利回り2.25%

今週の予想レンジ:25,000円~27,000円

更新日 2022年3月6日 株・個人投資家の喫茶店

2022年2月27日日曜日

2022年2月28日~3月4日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年2月25日
先週の日経平均は続落。ロシアのウクライナ進行を受けリスク回避の売りが優勢となり、日経平均は一時26,000円を割り込む場面もあったが、事前にかなり織り込まれていたこともあり、週末はアンワインドから急反発するなど荒い動きとなった。日経平均は週ベースで645.57の下落。

今週の株式市場は、引き続きボラタイルな展開が継続。週末の米国株は、ロシアとウクライナの停戦交渉期待で大幅高となったが、情勢はなお流動的で予断を許さない状況が続く。マーケットはどういう形であれ、早期停戦を織り込み始めたが、ウクライナ軍が想定上に抵抗し、市街戦が泥沼化すれば再び売り直されるリスクもある。先週末は見送られたロシアのSWIFTからの排除もマーケットにはネガティブ。

日経平均の上値抵抗としては、週足雲下限26796円、日足基準線26866円、心理的節目27000円、心理的節目27500円、心理的節目28000円、週足基準線28285円、日足雲下限28293円。下値サポートとしては、心理的節目26000円、2月24日安値25775円、心理的節目25500円。

東証1部全銘柄 予想PER13.90倍 予想PBR1.19倍 予想配当利回り2.37%

今週の予想レンジ:25,500円~28,000円

更新日 2022年2月27日 株・個人投資家の喫茶店

2022年2月20日日曜日

2022年2月21日~2月25日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年2月18日
先週の日経平均は反落。週明けは米国のインフレ加速やウクライナ情勢の緊迫化を受け600円を超える下落で始まった。週半ばにロシア軍の撤収報道を受け急反発する場面もあったが、週末にはウクライナ東部の親ロシア派が実効支配する地域での砲撃報道もあり再び売り直された。日経平均は週ベースで574.01の下落。

今週の株式市場は、ボラタイルな展開が継続か。先週はウクライナとロシアを巡るヘッドラインニュースに先物主導で振り回されたが、今週も同様の展開が予想される。週末に予定されている米ロの外相会談が本当に実施されるのか? また実施されたとしても依然として双方の隔たりが大きいことから、早期解決に向かう可能性は低そうだ。ただ、ロシアがウクライナの首都キエフまでターゲットにしていると云う米国の主張は妄想的で、万一不測の事態が起きてもあくまで東部2州に限定されるのではないか。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線27367円、心理的節目27500円、心理的節目28000円、週足雲上限28378円、週足基準線28420円、日足雲下限28639円、日足雲上限28774円。下値サポートとしては、日足転換線27302円、心理的節目27000円、週足雲下限26796円、1月27日安値26044円、心理的節目26000円。

東証1部全銘柄 予想PER14.45倍 予想PBR1.22倍 予想配当利回り2.18%

今週の予想レンジ:26,000円~28,000円

更新日 2022年2月20日 株・個人投資家の喫茶店

2022年2月13日日曜日

2022年2月14日~2月18日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年2月10日

先週の日経平均は続伸。株式市場を取り巻く環境に大きな変化はなかったが、米国で新型コロナウイルスの新規感染者数が大きく減少していることを背景に米国株が堅調に推移し、日本株も戻りを試す展開となった。日経平均は週ベースで256.09円の上昇。

今週の株式市場は、ボラタイルな展開が継続か。日本が3連休の間に米国株は予想を上回るCPI、ウクライナを巡る地政学リスクの高まりを受け大きく下落したことで、週明けは再び27,000円の攻防となりそうだ。一旦、日足基準線で頭を押さえられる形となっており、27,000円で持ち堪えられるかが焦点となる。20を割れたVIX指数も再び上昇傾向で二番底懸念も。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目28000円、週足雲上限28392円、週足基準線28420円、日足雲下限28709円、日足雲上限28774円。下値サポートとしては、日足転換線27211円、心理的節目27000円、週足雲下限26654円、1月27日安値26044円、心理的節目26000円。

東証1部全銘柄 予想PER14.88倍 予想PBR1.25倍 予想配当利回り2.12%

今週の予想レンジ:26,500円~28,000円

更新日 2022年2月13日 株・個人投資家の喫茶店

2022年2月6日日曜日

2022年2月7日~2月10日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年2月4日
先週の日経平均は反発。株式市場を取り巻く環境に大きな変化はなかったが、米国株が反発に転じたことで、週明けに節目の27,000円台を回復。その後は米国株先物の顔色を伺いながら不安定な動きが続いた。日経平均は週ベースで722.65円の上昇。

今週の株式市場は、ボラタイルな展開が継続か。目先の底割れを回避し戻りを試す展開となっている。日米とも落ち着きを取り戻しつつあるように映るが、まだ警戒は必要。目先は27,000円台を固め、日足基準線27,716円を奪回できるかに注目。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線27716円、心理的節目28000円、日足雲下限28602円、週足雲上限28685円。下値サポートとしては、心理的節目27,000円、週足雲下限26654円、1月27日安値26044円、心理的節目26000円。

東証1部全銘柄 予想PER14.40倍 予想PBR1.24倍 予想配当利回り2.13%

今週の予想レンジ:26,500円~28,000円

更新日 2022年2月6日 株・個人投資家の喫茶店

2022年1月30日日曜日

2022年1月31日~2月4日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年1月28日
先週の日経平均は4週続落。注目のFOMCは通過して霧が晴れるどころか、却って霧が深まる結果となり、ウクライナを巡る地政学リスクも重しとなった。週末は日米とも反発したものの不安定な動きが継続した。日経平均は週ベースで804.92円の下落。

今週の株式市場は、ボラタイルな展開が継続か。日経平均は重要な節目である27,000円を割り込んだことで下値の目処が立たなくなっている。先週書いたように23,000円までは真空地帯に入るので27,000円割れの状態が長引くと、下方への売り仕掛けが入りやすくなる。27,000円から30,000円に戻すのと24,000円に落とすのでは同じ3,000円でも抵抗がまったく違うので、値幅が取れればいいCTAなどは下を狙ってくるのは当然と言える。目先は下げ過ぎのリバウンドも入るだろうが、上値の重い展開が続きそう。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目27000円、日足転換線27367円、日足基準線27716円、心理的節目28000円、日足雲下限28628円。下値サポートとしては、週足雲下限26605円、1月27日安値26044円、心理的節目26000円、心理的節目25000円。

東証1部全銘柄 予想PER14.75倍 予想PBR1.25倍 予想配当利回り2.10%

今週の予想レンジ:25,500円~27,500円

更新日 2022年1月30日 株・個人投資家の喫茶店

2022年1月22日土曜日

2022年1月24日~1月28日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年1月21日
先週の日経平均は続落。米国株がインフレ高進を懸念した金利の先高感から売り優勢に推移したことで、日本株も三角保合を下放れ、昨年からのレンジ下限の27,000円に迫るなど軟調に推移した。日経平均は週ベースで602.02円の下落。

今週の株式市場は、ボラタイルな展開か。25-26日の米連邦公開市場委員(FOMC)が最大の注目点だが、米国株は先週調整が進んだことで、よほどのサプライズがなければ、織り込み済みで一旦自律反発に向かう可能性が高いと思われる。ただ、戻りが鈍いと再び売り直される可能性も高いことから、日経平均は早急に28,000円以上に戻したいところ。価格帯出来高で見ると、27,000円を割れると23,000円までは殆ど真空地帯に入るので27,000円を維持できるかは大きなポイントとなる。
日経平均価格帯出来高
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目28000円、日足基準線28258円、日足雲下限28511円、日足雲上限28627円、週足雲上限28685円、200日移動平均28760円、週足基準線28875円、心理的節目29000円。下値サポートとしては、心理的節目27500円、心理的節目27000円、8月20日安値26954円、週足雲下限26317円、心理的節目26000円。

東証1部全銘柄 予想PER14.75倍 予想PBR1.25倍 予想配当利回り2.10%

今週の予想レンジ:26,750円~28,500円

更新日 2022年1月22日 株・個人投資家の喫茶店

2022年1月16日日曜日

2022年1月17日~1月21日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年1月14日
先週の日経平均は続落。米国市場が早期金融引き締めへの警戒感から不安定な動きとなり、日本株も下値を探る展開となった。グロース株からバリュー株への資金シフトは継続。日経平均は週ベースで354.28円の下落。

今週の株式市場は、不安定な展開か。殆ど先週と同じ見解で先週のコメントの繰り返し。米国の金融政策の変更による過剰流動性相場のアンワインドが、グロース株からバリュー株への流れとなっている。今のところ株式市場全体から資金が逃げている感じはないので、大きく崩れる可能性は低いだろう。国内でも感染者が急増しているオミクロン株に関しては、殆どが無症状か軽症なので過度に心配する必要はないが、マスコミが大騒ぎしたり、政府が「まん延防止等重点措置」や「緊急事態宣言」を連発し過剰な行動制限に踏み切れば、相場にはネガティブとなる。予想レンジは先週と同じとする。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線28638円、日足雲下限28677円、200日移動平均28786円、日足雲上限28854円、週足基準線28875円、心理的節目29000円、心理的節目29500円。下値サポートとしては、心理的節目28000円、心理的節目27500円、10月6日安値27293円、8月20日安値26954円。

東証1部全銘柄 予想PER15.13倍 予想PBR1.28倍 予想配当利回り2.04%

今週の予想レンジ:27,750円~29,000円

更新日 2022年1月16日 株・個人投資家の喫茶店

2022年1月9日日曜日

2022年1月11日~1月14日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2022年1月7日
先週の日経平均は反落。大発会は米国株高と円安進行を受け510円高となったが、木曜日は連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨がタカ派寄りと受け止められ、一転810円安に沈むなど波乱含みの展開となった。日経平均は週ベースで313.15円の下落。

今週の株式市場は、2極化相場継続か。米国の金融政策の変更による過剰流動性相場のアンワインドが、グロース株からバリュー株への流れとなっている。今のところ株式市場全体から資金が逃げている感じはないので、大きく崩れる可能性は低いだろう。国内でも感染者が急増しているオミクロン株に関しては、殆どが無症状か軽症なので過度に心配する必要はないが、マスコミが大騒ぎしたり、政府が「まん延防止等重点措置」や「緊急事態宣言」を連発し過剰な行動制限に踏み切れば、相場にはネガティブとなる。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線28488円、日足雲上限28737円、200日移動平均28814円、日足雲下限28840円、週足基準線28875円、心理的節目29000円、心理的節目29500円。下値サポートとしては、心理的節目28000円、心理的節目27500円、10月6日安値27293円、8月20日安値26954円。

東証1部全銘柄 予想PER15.30倍 予想PBR1.29倍 予想配当利回り2.01%

今週の予想レンジ:27,750円~29,000円

更新日 2022年1月9日 株・個人投資家の喫茶店