2010年9月26日日曜日

2010年9月27日~10月1日の日経平均予想


先週の株式市場は、為替介入効果による買い戻しが一巡し、軟調に推移した。週ベースでは154.42円の下落。

今週の株式市場は、引き続き為替相場を睨みながらの展開か。週末の米国株が大幅反発したので、週明けは買い先行の始まりとなるが、為替が介入後ジリジリと円高基調に戻っているので、介入のタイミングが株式市場を大きく左右するとになる。国内指標では29日の短観、30日の鉱工業生産指数が注目される。また尖閣問題については、不本意ながら中国人船長の釈放で一段落ついたが、中国側は依然として強行姿勢を崩しておらず、日本の弱腰外交を見て更に要求がエスカレートしてきている。こちらもマーケットのリスク要因として意識されよう。

日経平均のレジスタンスは、日足雲の上限9,658円、7月14日高値9,807円、週足雲の下限9,903円。サポートは、日足雲の下限9,401円、週足転換線9,278円、日足基準線9,250円など。予想レンジは先週と同じとする。

今週の予想レンジ:9,400円~9,800円


更新日 2010年9月26日 株・個人投資家の喫茶店

2010年9月19日日曜日

2010年9月21日~9月24日の日経平均予想



先週の株式市場は、円売り介入でドル/円が82円後半から85円後半まで約3円下落したことを受け、日経平均も大幅続伸となった。週ベースでは386.92円の上昇。

今週の株式市場は、連休が入り3営業日しかないが、為替次第で値動きが荒くなる場面も想定される。オシレーターに若干過熱感がみられるものの、介入を受けトレンドは上向きに変わった。海外では21日のFOMCが注目されるが、今のところ追加金融緩和は発表されない見通し。

日経平均のレジスタンスは、日足雲の上限9,658円、7月14日高値9,807円、200日移動平均10,082円。サポートは、心理的節目の9,500円、日足雲の下限9,422円、週足転換線9,278円。

今週の予想レンジ:9,400円~9,800円

更新日 2010年9月19日 株・個人投資家の喫茶店

2010年9月12日日曜日

2010年9月13日~9月17日の日経平均予想


先週の株式市場は、市場予想を上回る米雇用統計を受け買い先行の始まりも、ドル/円が83円台に入るなど円高基調が継続し上値は限定的だった。週ベースでは125円高。

今週の株式市場は、まず民主党の代表選の結果が注目されるが、これによって相場が大きく変動することはないだろう。どちらが勝っても将来に禍根を残すことになるので、関心が徐々に政界再編に移って行くだろう。市場の一番の関心事は円相場の動きであり、今週も米国株の動きと合わせ神経質な展開が予想される。米国は小売売上高、鉱工業生産、消費者物価指数など重要指標の発表が相次ぐ。

日経平均のレジスタンスは、週足転換線9,301円、8月19日高値9,362円、日足雲下限9,533円。サポートは、SQ値の9,150円、心理的節目の9,000円。

今週の予想レンジ:9,000円~9,500円


更新日 2010年9月12日 株・個人投資家の喫茶店

2010年9月5日日曜日

2010年9月6日~9月10日の日経平均予想


先週の株式市場は、米国でマクロ指標が予想を上回るものが多く、日本株も米国に追随する形で上昇となった。ただ、為替が84円台に高止まりしていることもあり、前週の下げは取り戻せず戻りは鈍かった。

今週の株式市場は、メジャーSQを睨みながらレンジ内での取引が継続か。週末の米雇用統計は市場予想を上回り、日本市場も週明けは買い先行の始まりとなろう。ただ、日本の株式市場は、上げ下げを論じる前に先物以外殆ど動いていない状況であり、為替が円高水準に高止まりしている以上、先週までとあまり変わらない動きだろう。中央銀行と政治が機能しているアメリカと、機能不全に陥っている日本との格差が鮮明になってきている。

レジスタンスは、SQを意識した9,250円、5月から上値抵抗となっている週足転換線9,301円。サポートは心理的節目の9,000円、SQを意識した8,750円。

今週の予想レンジ:8,750円~9,500円


更新日 2010年9月5日 株・個人投資家の喫茶店