先週の株式市場は、為替の安定や海外株高を追い風に底堅い動きとなった。日経平均は週ベースでは42円安も、材料株や出遅れ銘柄への物色意欲は旺盛だった。
今週の株式市場は、高値警戒感のなか個別物色中心の流れが継続。現状11,000円を目指す上昇トレンドは不変だが、新高値銘柄の多さなどから相場全体の過熱感は更に高まっており、そろそろ注意が必要。今週は重要な経済指標の発表は少ないので、米企業決算に注目が集る。なかでも18日に発表されるアップルの決算がポイントとなろう。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の10,750円、11,000円。下値サポートは、1月のSQ値10,470円、12月から上値抵抗だった10,400円レベル、日足基準線の10,357円など。
今週の予想レンジ:10,300円~10,750円
更新日 2011年1月16日 株・個人投資家の喫茶店