先週の株式市場は、日銀金融政策会合で一旦材料出尽くしとなり、一時10,400円台まで下落した。しかし、週後半にかけ政府要人の円安容認とも誘導とも言える発言から再び円が急落し、日経平均は昨年来高値を更新した。日経平均は週ベースで13.35円の上昇。11週連続での上昇は42年ぶりの快挙。
今週の株式市場は、為替相場を睨みながら11,000円の攻防。為替感応度がかなり高くなっているので、高値波乱になる可能性も十分。ロスカットを入れ細かく取るか、何もしないかの選択。ただ、下値では押し目買い意欲も強く、買いに分があることには変わりない。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目11,000円、2010年4月5日高値11408円など。下値サポートとしては、日足転換線10,693円、心理的節目の10,500円、日足基準線10,312円など。予想レンジは先週と同じとする。
東証1部全銘柄 予想PER18.52倍 PBR1.13倍 予想配当利回り2.06%
今週の予想レンジ:10,500円~11,100円
更新日 2013年1月27日 株・個人投資家の喫茶店