先週の株式市場は、米国株の高値更新やG7財務相・中央銀行総裁会議で円安批判が出なかったことも追い風に堅調な展開が続いた。日経平均は週ベースで530.58円の上昇。
今週の株式市場は、引き続き上値を試す動きが継続か。週末の米国株が史上高値を更新し、ドル円も103円台に乗せてきていることから、週明けも買いが先行しそうだ。日経平均は、日足転換線をサポートに強い上昇トレンドが継続しており、突発的な悪材料でも出ない限り、なかなか崩れそうにない。ただ、月足ベースでの移動平均線からの乖離率は既に2005年を大きく上回っており、幾らなんでもペースが早すぎる感は否めない。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の15,500円。下値サポートとしては、心理的節目の15,000円、SQ値の14,601円、日足転換線14,555円など。
東証1部全銘柄 予想PER17.53倍 PBR1.40倍 予想配当利回り1.55%
今週の予想レンジ:14,750円~15,500円
更新日 2013年5月19日 株・個人投資家の喫茶店