先週の株式市場は続伸。バーナンキFRB議長が当面の金融緩和の継続と、更なる緩和策の必要性まで示唆したことで一時ドル安円高が加速したが、米国株が大幅高となり円高の悪影響を相殺した。日経平均は週ベースで196.28円の上昇。上昇は4週連続。
今週の株式市場は、14,500円を挟んでの揉みあいか。テクニカル上の節目を次々に抜け、次は心理的節目の15,000円や5月の高値が視野に入ってきた。ただ、オシレーター指標は過熱感を示唆している。5月のように突然不安定になる可能性はあるが、SQも通過し今週は選挙前ということで(自公の圧勝は織り込まれているが)比較的おとなしい動きになるのではないか。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の15,000円など。下値サポートとしては、心理的節目の14,000円、日足雲上限13,888円 日足雲下限13,874円、75日移動平均線13,661円など。
東証1部全銘柄 予想PER16.77倍 PBR1.34倍 予想配当利回り1.63%
今週の予想レンジ:14,100円~14,900円
更新日 2013年7月14日 株・個人投資家の喫茶店