2013年8月25日日曜日

2013年8月26日~8月30日の日経平均予想

日経平均チャート(日足)2013年8月23日
先週の株式市場は小幅に続伸。アメリカの量的緩和縮小開始時期を巡る不透明感から米国株が軟調に推移し、新興国市場も資金流出懸念から売られた。日経平均は6月28日の窓を埋める13,250円まで下げる場面もあったが、週末は米・欧・中の経済指標の改善や円安の進行などを受け大幅高となった。日経平均は週ベースで10.44円の上昇。

今週の株式市場は、9月の各種重要イベントを前に方向感のない展開が継続か。アメリカの量的緩和縮小を見据えたリスクオフの動が一部の新興国市場で顕在化しており、引き続き神経質な動きが続きそうだ。日本株は日米金利差拡大による円安が相場を支えるが、米国債だけでなくJGBの動きにも注意を払いたい。

日経平均の上値抵抗としては、75日移動平均線13,964円、心理的節目14,000円、日足雲下限14,405円、日足基準線14,096円、日足雲上限14,179円など。下値サポートとしては、週足基準線13,598円、心理的節目13,500円、8月21日安値13,250円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.77倍 PBR1.28倍 予想配当利回り1.70%

今週の予想レンジ:13,500円~14,250円

更新日 2013年8月25日 株・個人投資家の喫茶店

2013年8月18日日曜日

2013年8月19日~8月23日の日経平均予想

日経平均(日足)チャート 2013年8月16日
先週の株式市場は小幅に反発。4-6月期のGDP速報値が市場予想を下回ったことで節目の13,500円を割り込んでのスタートとなったが、一段と売り込む流れにはならず徐々に落ち着きを取り戻した。その後、安倍首相が法人税の実行税率の引き下げを検討するよう関係府省に指示したとの報道で14,000円台を回復する場面もあったが、週末はさえない米国株や閣僚から法人税引き下げに消極的な発言がでたことで上げ幅を縮小した。日経平均は週ベースで34.92円の上昇。

今週の株式市場は、政府要人の発言に一喜一憂する相場が継続か。お盆休みが明けて徐々に参加者も戻ってくるが、米国の金融政策、エジプト情勢の緊迫化、国内は消費税増税の行方など様子見材料も多い。現物は売られないまでも買われなくなっており、今週もCTAを中心とした先物の短期売買に振らされやすい状態が続きそうだ。ひたすら上昇してきた米国株も高値圏で動きがおかしくなっており、外部環境の変化にも注意が必要。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲下限13,772円、75日移動平均線13,991円、心理的節目14,000円、日足雲上限14,179円、日足基準線14,192円など。下値サポートとしては、週足基準線13,559円、心理的節目13,500円、6月28日窓埋めレベル13,250円、心理的節目13,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.78倍 PBR1.28倍 予想配当利回り1.70%

今週の予想レンジ:13,000円~14,000円

更新日 2013年8月18日 株・個人投資家の喫茶店

2013年8月11日日曜日

2013年8月12日~8月16日の日経平均予想

日経平均チャート(日足)2013年8月9日
先週の株式市場は大幅に反落。市場予想を下回った米雇用統計を受け円高・株安の流れで始まり、その後もFRB高官の相次ぐタカ派発言などから円高が進行し軟調な展開が続いた。また、夏休みで市場参加者が少ない中、先物に少しまとまった売りが出ると大きく乱高下するなど不安定な状態になっている。日経平均は週ベースで850.97円の下落となった。

今週の株式市場は、薄商いの中ボラタイルな展開が継続か。1週間で850円下落したことで自律反発も期待できるが、それも為替次第と言ったところ。週足基準線13,504円を維持できないと6月28日に開けた窓埋め(13,250円レベル)が意識される。薄商いのなか先物主導による乱高下に引き続き注意が必要となる。週明け12日に発表される4-6月のGDP速報は、今後の消費税論議の行方を占う上で注目が集まる。

日経平均の上値抵抗としては、75日移動平均線13,993円、心理的節目14,000円、日足雲上限14,179円、日足基準線14,241円など。下値サポートとしては、日足雲下限13,376円、週足基準線13,504円、心理的節目13,500円、6月28日窓埋めレベル13,250円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.77倍 PBR1.28倍 予想配当利回り1.70%

今週の予想レンジ:13,250円~14,250円

更新日 2013年8月11日 株・個人投資家の喫茶店

2013年8月4日日曜日

2013年8月5日~8月9日の日経平均予想

日経平均チャート(日足)2013年8月2日
先週の株式市場は反発。週初は1ドル97円台まで円高が進行したことで大幅安のスタートとなったが、週後半は主要国の経済指標の改善や円相場の落ち着きを受け買い戻しが優勢になった。日経平均は週ベースで336.18円の上昇。

今週の株式市場は、底堅い展開が継続か。基本的に為替相場に大きく左右される展開が続くが、大きな波乱も考えづらい。国内決算発表もピークを越え視線は徐々にマクロ指標に。世界的にリスクオンの状態になっており、オプションSQに向け先物主導で15,000円にトライする可能性もありそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の14,500円、14,750円、15,000円など。下値サポートとしては、日足雲上限14,179円、心理的節目の14,000円、75日移動平均線13,954円、日足基準線13,913円、週足基準線13,495円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.65倍 PBR1.34倍 予想配当利回り1.64%

今週の予想レンジ:14,000円~15,000円

更新日 2013年8月4日 株・個人投資家の喫茶店