2013年8月18日日曜日

2013年8月19日~8月23日の日経平均予想

日経平均(日足)チャート 2013年8月16日
先週の株式市場は小幅に反発。4-6月期のGDP速報値が市場予想を下回ったことで節目の13,500円を割り込んでのスタートとなったが、一段と売り込む流れにはならず徐々に落ち着きを取り戻した。その後、安倍首相が法人税の実行税率の引き下げを検討するよう関係府省に指示したとの報道で14,000円台を回復する場面もあったが、週末はさえない米国株や閣僚から法人税引き下げに消極的な発言がでたことで上げ幅を縮小した。日経平均は週ベースで34.92円の上昇。

今週の株式市場は、政府要人の発言に一喜一憂する相場が継続か。お盆休みが明けて徐々に参加者も戻ってくるが、米国の金融政策、エジプト情勢の緊迫化、国内は消費税増税の行方など様子見材料も多い。現物は売られないまでも買われなくなっており、今週もCTAを中心とした先物の短期売買に振らされやすい状態が続きそうだ。ひたすら上昇してきた米国株も高値圏で動きがおかしくなっており、外部環境の変化にも注意が必要。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲下限13,772円、75日移動平均線13,991円、心理的節目14,000円、日足雲上限14,179円、日足基準線14,192円など。下値サポートとしては、週足基準線13,559円、心理的節目13,500円、6月28日窓埋めレベル13,250円、心理的節目13,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.78倍 PBR1.28倍 予想配当利回り1.70%

今週の予想レンジ:13,000円~14,000円

更新日 2013年8月18日 株・個人投資家の喫茶店