先週の株式市場は続伸。週初はもたついた動きだったが、イエレンFRB議長が早期の利上げに対して慎重な姿勢を示したことで米国株が好調に推移し、国内ではGPIFを始めとする政府の成長戦略を先取りする動きが継続した。日経平均は週ベースで251.58円の上昇。
今週の株式市場は上値を試す展開か。相場の過熱感は言うまでもなく、政府の成長戦略も既に織り込んだと思われるが、正式発表されるまでは踏み上げ的な上昇が続く可能性がある。まずは1月24日にあけた窓を埋める15,500円がターゲットとなる。下は15,000円がサポートとなる。
日経平均の上値抵抗としては、1月24日の窓埋めにあたる心理的節目の15,500円。下値サポートとしては、心理的節目15,000円、週足雲上限14,624円、日足雲上限14,920円、200日移動平均線14,760円、日足基準線14,693円など。
東証1部全銘柄 予想PER15.63倍 PBR1.28倍 予想配当利回り1.66%
今週の予想レンジ:15,000円~15,750円
更新日 2014年6月22日 株・個人投資家の喫茶店