先週の日経平均は続伸。世界的な過剰流動性や円安による業績押し上げ期待から、日経平均・TOPIXとも2週間負けなしの11連騰となった。日経平均は週ベースで298.74円の上昇。
今週の株式市場は調整するも底堅い展開か。騰落レシオはそれほどでもないが、RSIなどのオシレーター系指標は過熱しているので、そろそろ一服する場面だろう。ただ需給に緩みはなく、下がったところでは日銀のETF買い、売り方の買戻し、出遅れたファンドの買い、利食いを済ませた豊富な個人の待機資金が控えているので下値は限定的か。上は2000年4月12日の高値20,833円が意識される。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の20,750円、2000年4月12日の高値20,833円、心理的節目の21,000円。下値サポートとしては、心理的節目20,500円、日足転換線20,301円、日足基準線19,956円など。
東証1部全銘柄 予想PER17.60倍 PBR1.45倍 予想配当利回り1.51%
今週の予想レンジ:20,000円~20,900円
更新日 2015年5月31日 株・個人投資家の喫茶店