2015年6月14日日曜日

2015年6月15日~6月19日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2015年6月14日
先週の日経平均は小幅に続落。週明けは円安や1~3月期のGDP改定値の上方修正を好感し買い先行での始まりとなったが上値は重かった。その後は、ギリシャの債務問題、米国の早期利上げ観測、黒田日銀総裁の「実質実効為替レートがさらに円安に振れることはありそうにない」発言などから大きく売られる場面もあったが、SQを挟んだ週末には再び買戻しが優勢となった。日経平均は週ベース53.82円の下落。

今週はFOMCやギリシャの債務問題が材料となるが、いつもの出来レースで大きな波乱はないと思われる。日経平均は先週末に切り返したことで上昇トレンドは継続しており、2000年4月12日の高値20,833円を目指す動きには変わりない。

ただ、世界的な金利上昇傾向が落ち着いておらず、それを受け各国の株式市場も徐々にボラティリティが高まってきているのは気になるところ。日経平均も高値圏にあるだけに、何かを材料に大規模なアンワインドが発生すると、あっという間に世界一安定している市場から、世界一ボラの高い市場に変化するので、その辺は注意しておきたい。

日経平均の上値抵抗としては、SQ値の20,473円、心理的節目の20,500円、2000年4月12日の高値20,833円。下値サポートとしては、心理的節目20,000円、日足基準線19,979円、日足雲上限19,672円など。

東証1部全銘柄 予想PER17.40倍 PBR1.43倍 予想配当利回り1.50%

今週の予想レンジ:19,900円~20,800円

更新日 2015年6月14日 株・個人投資家の喫茶店