先週の日経平均は反落。NYダウは連日で史上最高値更新も、日経平均は前週大幅高した反動や、イエレン議長が利上げに前向きな発言をしてもドル高・円安への反応が限られたことから、利益確定売りが優勢だった。日経平均は週ベースで144.31円の下落。
今週の株式市場は揉み合いか。米国株は連日で史上最高値を更新するなど好調を持続しているが、日経平均は1月5日高値19,615円を抜けられず膠着感を強めている。一番の要因は円安が進行しないことだが、トランプ大統領の目を見張るような税制改革案も内容が不明で、米国株は期待をかなり先取りして上昇しているので失望を誘う内容だと反動安も懸念される。米国株が上がってもついて行けなかっただけに、米株が下がる時だけは倍下がるという悪い時のパターンも懸念される。結局、為替次第?
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目19,500円、1月5日高値19,615円。下値サポートとしては、日足基準線19,133円、日足雲上限19,085円、1月18日安値18,650円など。
東証1部全銘柄 予想PER16.81倍 予想PBR1.29倍 予想配当利回り1.66%
今週の予想レンジ:18,750円~19,600円
更新日 2017年2月19日 株・個人投資家の喫茶店