先週の日経平均は続伸。織り込み済みだったとは言え、衆院選で予想通り自公が圧勝したことで週明けから大きく上昇しての始まりとなった。その後も欧米株高や為替の円安基調継続を受け、10月2日から10月24日にかけて史上最長となる16連騰を記録した。日経平均は週ベースで550.81円の上昇。
今週の株式市場は高値揉み合いか。連騰記録の反動と業績期待の綱引き状態で上にも下にも動きは限定的だと思われる。もっとも上に節目がないため先物に仕掛け的な買いが入れば、値は上に飛びやすい状況には変わりない。上は心理的な節目の22,500円。調整した場合は日足転換線の21,623円や、20-23日の上昇で空けた窓埋めレベル21,500円などが意識される。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目22,500円。下値サポートとしては、日足転換線21,623円、日足基準線21,115円、心理的節目21,000円など。
東証1部全銘柄 予想PER16.86倍 予想PBR1.41倍 予想配当利回り1.52%
今週の予想レンジ:21,500円~22,500円
更新日 2017年10月29日 株・個人投資家の喫茶店