先週の日経平均は続伸。週初に下がったところでは日銀のETF買いが下値を支え、良好な企業業績と海外株高・円安と引き続き良好な外部環境を受け買い優勢に推移した。日経平均は週ベースで530.67円の上昇。
今週の株式市場は高値揉み合いか。国内企業の決算発表も上方修正が多く、良好な外部環境と合わせ1996年6月26日に付けたバブル経済崩壊後の戻り高値22,666円を超えてくる可能性が高い。売り方も損失覚悟の買い戻しに走っている状況で、オーバーシュート気味に上がる場面もありそうだが、オシレーター指標の過熱感が上値を重くしそうだ。リスク要因としては、トランプ大統領のアジア歴訪に合わせた北朝鮮の挑発行為など。
日経平均の上値抵抗としては、バブル経済崩壊後の戻り高値22,666円、心理的節目23,000円。下値サポートとしては、日足転換線22,077円、日足基準線21,335円、心理的節目21,000円など。
東証1部全銘柄 予想PER16.82倍 予想PBR1.41倍 予想配当利回り1.51%
今週の予想レンジ:22,000円~23,000円
更新日 2017年11月5日 株・個人投資家の喫茶店