先週の日経平均は続落。米中対立の長期化懸念から軟調な推移となった。FOMC議事要旨は年内の利下げを示唆する内容は含まれなかったことから、押し上げ材料にはならなかった。日経平均は週ベースで132.87円の下落。
今週の株式市場は弱含みの展開か。米中の対立長期化懸念から上値の重い展開が継続しそうだ。下値も限定的だろうが、日銀と自社株買い以外に積極的な買い手はいない状況。日米首脳会談に関しては、今回材料になるような話は出てこないだろうが、トランプ大統領が為替条項について言及するようなことがあれば、円高が進行し株価の下押し要因となる。
日経平均の上値抵抗としては、日足雲上限21,545円、日足基準線21,557円、200日移動平均線21,816円、心理的節目22,000円。下値サポートとしては、日足雲下限21,107円、心理的節目21,000円、週足基準線20,823円、心理的節目20,500円など。
東証1部全銘柄 予想PER13.36倍 予想PBR1.14倍 予想配当利回り2.10%
今週の予想レンジ:20,750円~22,000円
更新日 2019年5月26日 株・個人投資家の喫茶店