2019年5月12日日曜日

2019年5月13日~5月17日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年5月10日
先週の日経平均は反落。10連休明けはトランプ大統領が中国からの輸入品に対する関税率を10日に現行の10%から25%へと引き上げるとツイッターに投稿したことを受け急落しての始まりとなった。10日に米国が予定通りに対中関税の引き上げを発表したが、協議が継続になったことやトランプ大統領と習近平国家主席の電話協議の可能性も報道されているこから、下げ幅は限定的なもにとどまった。日経平均は週ベースで913.81円の下落。

今週の株式市場は方向感のない展開か。週末の米国株が反発したことから週明けは買いが先行しそうだが、米中貿易協議への不透明感や円高の進行が重しとなり上値も重そうだ。チャートも200日移動平均を再び割り込み形状が悪化した。早期に大幅に反発できないと調整局面が長引く可能性がある。

日経平均の上値抵抗としては、週足雲下限22,397円、心理的節目22,500円、週足雲上限22,710円、心理的節目23,000円。下値サポートとしては、心理的節目22,000円、200日移動平均線21,880円、日足基準線21,628円、日足雲上限21,243円など。

東証1部全銘柄 予想PER13.60倍 予想PBR1.17倍 予想配当利回り2.05%

今週の予想レンジ:21,000円~22,000円

更新日 2019年5月12日 株・個人投資家の喫茶店