先週の日経平均は反落。米国でSNSで集まった個人トレーダーによる「共闘」問題を受け、米国株が不安定化し、日本株も週後半から売りが優勢となった。日経平均は週ベースで968.06円の下落。
今週の株式市場は、ボラタイルな展開か。米国の個人トレーダー集団によるショートスクイーズ問題を今週も引きずりそうで不安定な動きが継続。これが個人VSヘッジファンドの問題にとどまらず、各国の金融緩和が過剰なリスクテークを促していると世の中に広がるのはネガティブ要因。国内は東京都などの緊急事態宣言の延長が濃厚になってきたが、特に悪材料視されることはないだろう。製造業の決算は概ね良好で決算プレーが中心となる。目先は日足基準線がサポートになるかどうか。
日経平均の上値抵抗としては、日足基準線27,670円、心理的節目28,000円、心理的節目28,500円。下値サポートとしては、心理的節目27,500円、心理的節目27,000円、心理的節目26,000円。
東証1部全銘柄 予想PER27.32倍 予想PBR1.32倍 予想配当利回り1.64%
今週の予想レンジ:27,000円~28,500円
更新日 2021年1月31日 株・個人投資家の喫茶店