先週の日経平均は反発。週明けは配当権利取りの動きやパッシブ系ファンドによる配当再投資の買いから続伸しての始まりとなった。その後、バイデン政権の巨額インフラ投資計画を受けても米長期金利が安定していたことから、週後半は日米ともグロース株中心に買いが優勢となった。日経平均は週ベースで677.3円の上昇。
今週の株式市場は、堅調な展開か。名実ともに新年度相場なり、物色面ではバリュー株買いからグロース株買いに流れが変化。米金利上昇が落ち着きが前提となるが、日経平均は年初来高値の30,714円の更新も視野に入る。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目30,000円、2月6日ザラ場高値30,714円。下値サポートとしては、日足雲上限29,506円、日足基準線29,396円、週足転換線29,181円、心理的節目29,000円、日足雲下限28,538円。
東証1部全銘柄 予想PER24.95倍 予想PBR1.42倍 予想配当利回り1.61%
今週の予想レンジ:29,000円~30,750円
更新日 2021年4月4日 株・個人投資家の喫茶店