2021年12月5日日曜日

2021年12月6日~12月10日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2021年12月3日
先週の日経平均は続落。新たな変異株(オミクロン株)を巡る不透明感や、パウエルFRB議長が議会証言でテーパリングを加速する可能性を指摘し、インフレ長期化の警戒も強めたことで売り優勢に推移した。日経平均は週ベースで722.05円の下落。

今週の株式市場は、引き続きボラタイルな展開か。新たな変異株(オミクロン株)の情報が不足していることから、少しでもネガティブなヘッドラインが流れると売りのアルゴリズムが発動し、値幅を伴って下落する展開が続いている。値ごろ感も出てきているが、今週もこの傾向は変わらず不安定な動きが継続しそうだ。先物はナイトセッションで何度も27,500円を割れているが、現物はまだ割れていないので27,500円で踏みとどまれるかが焦点。週末にメジャーSQを控えていることもあり、27,500円で止まれないと27,000円も。

日経平均の上値抵抗としては、週足雲上限28589円、日足基準線28774円、日足雲下限28875円、日足雲上限28917円、200日移動平均28923円、心理的節目29000円。下値サポートとしては、心理的節目28000円、心理的節目27500円、10月6日安値27293円、心理的節目27000円、8月20日安値26954円。

東証1部全銘柄 予想PER15.14倍 予想PBR1.27倍 予想配当利回り1.98%

今週の予想レンジ:27,000円~29,000円

更新日 2021年12月5日 株・個人投資家の喫茶店