先週の日経平均は続落。週初は上昇したものの、FRBが金融引き締めを積極化するとの観測、中国のコロナ急増によるロックダウン、ウクライナ情勢の長期化などネガティブな材料が多く、利益確定売りや戻り売りに押される展開となった。日経平均は週ベースで680.18円の下落。
今週の株式市場は、揉み合いか。ボラティリティが低下傾向で株価位置も日足転換線と日足基準線の間で方向感をなくしている。この傾向はしばらく継続しそうで、ウクライナ情勢、米国の金融引き締め、中国のロックダウンの影響などを睨みながら、神経質な展開となりそう。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目27000円、日足雲上限27581円、心理的節目28000円、3月25日高値28338円、週足雲上限28875円。下値サポートとしては、週足雲下限26872円、日足基準線26510円、日足雲下限26393円、心理的節目26000円。
プライム全銘柄 予想PER13.99倍 予想PBR1.21倍 予想配当利回り2.21%
今週の予想レンジ:26,000円~28,000円
更新日 2022年4月10日 株・個人投資家の喫茶店