先週の日経平均は大幅に反落。米国の5月の消費者物価指数(CPI)の伸び率が市場予想を上回ったことで、週明けは800円を超える急落となった。その後、FOMCで0.75%の大幅利上げとなったが、当日は材料出尽くしで一旦買い戻される動きとなった。しかし翌日には米国株主要3指数が揃って年初来安値を更新し、日経平均も26,000円割れまで売られた。日経平均は週ベースで1861.29円の下落。
今週の株式市場は、一進一退の動きか。金融引き締めに伴う世界的な景気後退リスクへの意識が高まりやすく、上値も限定的だが、先週の急落で下値も限定的なものになりそうだ。先週末に5月の安値水準まで下落し下ヒゲを出したので、まずはこの水準で下げ止まれるかどうかの確認。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目26000円、日足雲下限26510円、日足雲上限26603円、週足基準線27034円日足基準線27055円。下値サポートとしては、5月12日安値25688円、心理的節目25500円、月足基準線25122円、3月9日安値24681円。
プライム全銘柄 予想PER13.19倍 予想PBR1.14倍 予想配当利回り2.49%
今週の予想レンジ:25,000円~27,000円
更新日 2022年6月19日 株・個人投資家の喫茶店