先週の日経平均は反落。8月の米消費者物価指数(CPI)の発表を前に買い戻しが進み、火曜日には28,659円まで上昇する場面もあったが、CPIが市場予想を上回ったことで米国株が急落し、日本株もグロース株中心に売りが優勢となった。日経平均は週ベースで647.1円の下落。
今週の株式市場は、揉み合いか。20、21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過するまでは様子見ムードが強まりやすく、方向感の乏しい展開が続きそう。利上げ幅が75bpであれば市場は織り込んでいるので、一旦買い戻しが優勢となりそうだが、利上げ長期化による悪影響も意識され反発力は限定的だろう。日銀の金融政策決定会合は現状維持だろうが、主要国とと真逆な金融政策が継続することから、為替も波乱含みで目が離せない。
日経平均の上値抵抗としては、日足雲上限27668円、週足雲上限27738円、心理的節目28000円、日足基準線28245円、心理的節目28500円、心理的節目29000円、8月17日高値29222円。下値サポートとしては、200日移動平均線27412円、週足基準線27371円、日足雲下限27033円、週足雲下限27029円、心理的節目27000円、月足基準線26357円。
プライム全銘柄 予想PER13.60倍 予想PBR1.18倍 予想配当利回り2.36%
今週の予想レンジ:27,000円~28,000円
更新日 2022年9月16日 株・個人投資家の喫茶店