2023年3月26日日曜日

2023年3月27日~3月31日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2023年3月24日

先週の日経平均は小幅に反発。週明けUBSがクレディ・スイスを救済合併し、日銀など主要6中銀が米ドルの流動性供給で協調行動を取ると発表。これを受け欧米市場は一旦落ち着きを取り戻したが、市場の疑心暗鬼は続き不安定な動きが継続した。FOMCは予想通り0.25%の利上げとなったが、年内の利下げ期待は後退した。日経平均は週ベースで51.46円の上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。今週も不安定な動きが継続しそだが、期末の配当権利取りの動きや、配当の再投資が見込まれることから、27,500円を中心に上値も重いが下値も堅い展開になりそう。

日経平均の上値抵抗としては、週足雲上限27442円、日足基準線27683円、心理的節目28000円、心理的節目28500円。下値サポートとしては、週足雲下限27321円、週足基準線27178円、日足雲上限27164円、日足雲下限27042円、心理的節目27000円、心理的節目26500円。

プライム全銘柄 予想PER13.81倍 予想PBR1.16倍 予想配当利回り2.42%

今週の予想レンジ:26,750円~27,750円

更新日 2023年3月26日 株・個人投資家の喫茶店

2023年3月19日日曜日

2023年3月20日~3月24日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2023年3月17日
先週の日経平均は反落。シリコンバレー銀行から始まった米地銀の連鎖破綻や以前から経営不安のあったクレディ・スイス対し筆頭株主のサウジナショナル銀行の会長が追加投資を否定したとで、同社株が急落し世界的に金融株が売られるなど不安定な展開となった。日経平均は週ベースで810.18円の下落。

今週の株式市場は不安定な展開が継続か。一連の金融不安を受け、21、22日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.5%利上げの予想はほぼ無くなり、0.25%利上げ予想が優勢となっている。0.25%なら市場は好感するだろうが、0.5%や利上げ見送りになれば荒れた展開が予想される。金融システム不安への対応は早かったものの、マーケットの疑心暗鬼は続いている。UBSによるクレディ・スイス買収が上手くまとまるかなども注目される。

日経平均の上値抵抗としては、週足雲下限27548円、日足基準線27683円、週足雲上限27730円、心理的節目28000円、心理的節目28500円。下値サポートとしては、週足基準線27178円、日足雲上限27151円、日足雲下限27042円、心理的節目26500円、心理的節目26000円。

プライム全銘柄 予想PER13.83倍 予想PBR1.16倍 予想配当利回り2.41%

今週の予想レンジ:26,250円~27,750円

更新日 2023年3月19日 株・個人投資家の喫茶店

2023年3月12日日曜日

2023年3月13日~3月17日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2023年3月10日
先週の日経平均は続伸。パウエルFRB議長が7日の議会証言で、利上げペースの加速と利上げ長期化の可能性を示唆。また、週末はSVBファイナンシャルを巡る金融不安もあり、米国株は週半ばから崩れたが、日本株は為替の円安基調が下支えとなった。日経平均は週ベースで216.5円の上昇。

今週の株式市場はボラタイルな展開か。週末の米雇用統計は非農業部門雇用者数が市場予想を上回ったものの、失業率が3.6%に悪化し、平均時給も前月比0.2%上昇に伸びが鈍化した。また、SVBファイナンシャルを巡る金融不安が発生したことで次回FOMCでの0.5%の利上げ確率は5割未満に低下した。現状、米金融不安が広がりを見せる気配はないが、今週はCPIの発表も含め上下に荒い展開が予想される。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目28500円、心理的節目29000円、昨年来高値29,388円。下値サポートとしては、心理的節目28000円、日足基準線27890円、週足雲上限27689円、週足雲下限27548円、週足基準線27178円、日足雲上限27082円、心理的節目27000円。

プライム全銘柄 予想PER14.31倍 予想PBR1.20倍 予想配当利回り2.33%

今週の予想レンジ:27,000円~28,250円

更新日 2023年3月12日 株・個人投資家の喫茶店

2023年3月5日日曜日

2023年3月6日~3月10日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2023年3月3日
先週の日経平均は反発。日米とも週半ばまでは上値の重い展開が続いていたが、アトランタ連銀のボスティック総裁の発言を受け、次回のFOMCでの大幅利上げへの警戒感が後退し、週後半は買い戻しが優勢となった。日経平均は週ベースで473.99円の上昇。

今週の株式市場は堅調な展開か。長らく揉み合ってきたレンジ上限を上抜けたことで、上値を試す展開となりそうだ。今週の主な材料は、パウエル議長の議会証言と週末の黒田総裁最後の金融政策決定会合。パウエル議長がタカ派発言を強めたり、日銀会合でプライズの緩和縮小があれば荒れた展開となる。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目28000円、心理的節目28500円。下値サポートとしては、週足雲上限27738円、日足基準線27503円、週足雲下限27485円、週足基準線27140円、日足雲上限27082円、心理的節目27000円。

プライム全銘柄 予想PER14.18倍 予想PBR1.20倍 予想配当利回り2.35%

今週の予想レンジ:27,500円~28,500円

更新日 2023年3月5日 株・個人投資家の喫茶店