先週の日経平均は反落。週初は買い戻しが継続し上値を試す展開となったが、米国の相次ぐ経済指標の悪化から同国のリセッション懸念が台頭し、日本株も利益確定売りが優勢となった。日経平均は週ベースで523.17円の下落。
今週の株式市場は揉み合いか。米国株は良い経済指標が発表されると買われ、悪い経済指標が発表されても利上げ停止と利下げ期待から上昇してきたが、先週はさすがにリセッションが懸念されるようになった。日経平均の27,000前後はサポートが多数存在することから下げ止まりが期待されるが、上値も重そうだ。3月の米消費者物価指数(CPI)が12日に発表され、まずはこの反応が気になるところ。
日経平均の上値抵抗としては、日足基準線27683円、心理的節目28000円、心理的節目28500円、3月9日高値28734円。下値サポートとしては、週足雲上限27396円、日足雲上限27382円、週足雲下限27321円、週足基準線27198円、心理的節目27000円、日足雲下限26912円。
プライム全銘柄 予想PER13.96倍 予想PBR1.17倍 予想配当利回り2.44%
今週の予想レンジ:27,000円~28,000円
更新日 2023年4月9日 株・個人投資家の喫茶店