先週の日経平均は反落。米国株は堅調な経済指標やFOMCの議事要旨がタカ派寄りな内容と受け止められ長期金利が上昇し株は軟調に推移。また、中国では7月の経済指標が軒並み市場予想を下回り、同国の景気失速懸念も重しとなり、日経平均のチャートは悪化した。日経平均は週ベースで1022.89円の下落。
今週の株式市場は軟調な展開か。世界的な金利上昇や中国の不動産危機などを背景に軟調な展開が継続しそうだ。また、25日にはパウエル連邦準備理事会(FRB)議長がジャクソンホール会議で講演を予定しており、週末にかけ次第に様子見ムードが強まりそう。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目32000円、日足基準線32382円、日足雲上限32686円、心理的節目33000円、6月19日高値33772円。下値サポートは、日足雲下限31007円、心理的節目31000円、週足基準線30202円、心理的節目30000円など。
プライム全銘柄 予想PER15.04倍 予想PBR1.24倍 予想配当利回り2.29%
今週の予想レンジ:31,000円~32,000円
更新日 2023年8月20日 株・個人投資家の喫茶店