先週の日経平均は反発。FRBの追加利上げ観測が後退したとの受け止めから長期金利が低下し、米国株が堅調に推移。週末は米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったことで売られたが、日経平均は週ベースで1321.32円の大幅上昇となった。
今週の株式市場は不安定な展開か。半導体市況の底打ち期待から海外の関連企業の決算が注目され、堅調な結果なら日本株も買いが優勢となりそうだ。ただ、国内外の金利動向は引き続き株式市場にとっての警戒材料として残り、中東の地政学リスクが広がりを見せるようだとリスクオフに振れる場面もありそうだ。
日経平均の上値抵抗としては、日足雲下限32404円、日足雲上限32519円、心理的節目33000円。下値サポートは、日足基準線32060円、心理的節目32000円、心理的節目31500円、週足基準線31007円など。
プライム全銘柄 予想PER15.49倍 予想PBR1.28倍 予想配当利回り2.27%
今週の予想レンジ:31,000円~32,500円
更新日 2023年10月15日 株・個人投資家の喫茶店