2010年10月17日日曜日

2010年10月18日~10月22日の日経平均予想


先週の株式市場は、市場予想を下回る米雇用統計を受け米国の追加金融緩和期待から円高が進行、日経平均は売り先行の始まりとなった。その後は世界的流動性相場から日本株も買い戻され下げ幅を縮小。週ベースでは88円も下落。

今週の株式市場も、円高と過剰流動性相場が綱引する展開が継続。11月のFOMCで米国が行う追加緩和は、既に過剰とも言えるほど相場に織り込まれており、これを材料にしての上昇は終わっていると思われる。ただ、ドル安で米主力企業の決算は良いと思われるので、個別企業の7-9決算に注目が集まる。11月に決算を控えるヘッジファンドの手仕舞い売りが波乱要因。

日経平均は、7月から上値抵抗となっている9,700~9,800円レベルが引き続きレジスタンス。サポートラインは、日足基準線9,357円、週足転換線9,256円など。

今週の予想レンジ:9,300円~9,800円

更新日 2010年10月17日 株・個人投資家の喫茶店