2012年5月13日日曜日

2012年5月14日~5月18日の日経平均予想

先週の株式市場は、米雇用統計、フランス大統領選挙、ギリシャの政局混迷、そして週末にはJPモルガンの巨額損失と悪材料が重なり、9,000割れまで売り込まれた。日経平均は週ベースで426.94円の下落。

今週の株式市場は、下値模索から下げ止まりを確認へ。テクニカル的には、騰落レシオが66.5、25日移動平均乖離率が-5.6%など売られすぎを示唆する指標も多く、いつ反発に転じてもおかしくはない水準。またPBRで見ても9,000円割れは割安な水準と言える。ただ、テクニカル的なサポートは見当たらず、悪材料に反応しやすい地合いは継続している。幾ら割安と言っても東京市場の買い手不在は深刻であり、売り仕掛け一つでフリーフォールのよに下落していく懸念もある。


今週の日経平均の上値抵抗としては、200日移動平均線9,048円、週足基準線9,195円、75日移動平均9,504円、日足基準線9,514など。下値サポートとしては、1月末から2月初めにかけて揉み合った水準8,750円レベル。TOPIXに関しては既に2月初旬の水準に達している。


今週の予想レンジ:8,750円~9,350円


更新日 2012年5月13日 株・個人投資家の喫茶店