2012年12月23日日曜日

2012年12月25日~12月28日の日経平均予想

日経平均チャート2012年12月21日

先週の株式市場は、自公で325議席を獲得した選挙結果を受け、水曜日に節目の1万円を回復したが、週末には短期的な過熱感や米国の「財政の崖」問題から再び9,000円台に押し戻された。日経平均は週ベースで202.5円の上昇。上昇は6週連続。

今週の株式市場は、国内では26日に首班指名選挙と組閣が行われるが、特に材料視されることはないだろう。それよりも米国の「財政の崖」問題がクリスマス明けに合意できるかが焦点となる。各種オシレーターは過熱感を示しているが、押し目買い意欲も旺盛で、下がった場合も17日に空けた窓埋め9,800円レベルがサポートとして意識される。また、信用売り残の多い銘柄に関しては、大納会へ向け買い戻しも期待できる。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の10,000円、3月27日高値10,255円など。下値サポートとしては、日足転換線9,832円、17日の窓埋め9,800円レベル、日足基準線9,430円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.66倍 PBR1.02倍 予想配当利回り2.27%

今週の予想レンジ:9,750円~10,250円

更新日 2012年12月23日 株・個人投資家の喫茶店

2012年12月16日日曜日

2012年12月17日~12月21日の日経平均予想

日経平均チャート2012年12月16日

先週の株式市場は、週前半は様子見ムードが強く小動きだったが、FOMC(連邦公開市場委員会)を経て円安に振れたことで、週後半はオプションの権利行使価格9,750円に達するなど堅調な展開となった。日経平均は週ベースで210.17円の上昇。上昇は5週連続。

今週の株式市場は、いったん材料出尽くしも下値は限定的か。自公での過半数確保は既に相場に織り込み済みなので、いったん材料出尽くしになる可能性が高い。しかし、衆議院で再可決可能な320議席以上を自公で獲得すれば、株式市場は好感し10,000円を目指すと思われる。週明け売られた場合も19~20日に開催される日銀金融政策決定会合への期待感が下支えするので、大きく下がることは考えづらい。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の10,000円。下値サポートとしては、心理的節目の9,500円、25日移動平均線9,281円、日足基準線9,198円、週足雲上限9,195円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.09倍 PBR0.99倍 予想配当利回り2.35%

今週の予想レンジ:9,400円~9,900円

更新日 2012年12月16日 株・個人投資家の喫茶店

2012年12月9日日曜日

2012年12月10日~12月14日の日経平均予想

日経平均チャート2012年12月7日

先週の株式市場は、過熱感はあるものの為替が円安傾向で安定していたことで底堅い推移となった。また、週後半には自民党が単独過半数を確保する勢いと報じられ、改めて日銀の金融緩和への期待感が高まり節目の9,500円を回復した。日経平均は週ベースで81.38円の上昇。上昇は4週連続。

今週の株式市場は、狭いレンジでの揉み合いを予想。選挙後を見据えた、売りポジションと買いポジションが均衡することで、指数は9,500円を中心に膠着感が強まりやすく、個別株中心の動きになると思われる。波乱があるとすれば、民主や左寄りの第三極が巻き返し、自公での過半数確保が難しくなるなどの世論調査が発表された場合。

アメリカでは、11~12日にFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催される。延長したツイストオペの期限切れが迫っており、新たな追加刺激策の内容が注目される。日本は週末にメジャーSQ。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の9,750円。下値サポートとしては、週足雲上限9,195円、25日移動平均線9,150円、週足雲下限9,106円、日足基準線9,096円、200日移動平均線9,092円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.89倍 PBR0.98倍 予想配当利回り2.38%

今週の予想レンジ:9,250円~9,750円

更新日 2012年12月9日 株・個人投資家の喫茶店

2012年12月2日日曜日

2012年12月3日~12月7日の日経平均予想

日経平均チャート2012年12月2日
先週の株式市場は、円安の一服や、米国の「財政の崖」を巡る動向から売りが優勢になる場面もあったが、週末に再び円安に振れたことから続伸となった。日経平均は週ベースで79.21円の上昇。上昇は3週連続。

今週の株式市場は、高値警戒感を抱えながらも底堅い展開が継続か。米国市場は、「財政の崖」を巡る政治家の発言にかなり敏感になっており、波乱要因として考えておく必要がある。ただ、日本株は円安による株価上昇で需給は改善しており、押したところではすかさず買いが入ってくる。
また、選挙までは積極的に売る向きも限られると思われ、先物も仕掛けるなら下より上という流れか。

今週の日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の9,500円、9,750円。下値サポートとしては、週足雲上限9,195円、週足雲下限9,106円、200日移動平均線9,089円、日足基準線9,056円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.72倍 PBR0.96倍 予想配当利回り2.40%

今週の予想レンジ:9,250円~9,750円

更新日 2012年12月2日 株・個人投資家の喫茶店