2012年12月17日~12月21日の日経平均予想
先週の株式市場は、週前半は様子見ムードが強く小動きだったが、FOMC(連邦公開市場委員会)を経て円安に振れたことで、週後半はオプションの権利行使価格9,750円に達するなど堅調な展開となった。日経平均は週ベースで210.17円の上昇。上昇は5週連続。
今週の株式市場は、いったん材料出尽くしも下値は限定的か。自公での過半数確保は既に相場に織り込み済みなので、いったん材料出尽くしになる可能性が高い。しかし、衆議院で再可決可能な320議席以上を自公で獲得すれば、株式市場は好感し10,000円を目指すと思われる。週明け売られた場合も19~20日に開催される日銀金融政策決定会合への期待感が下支えするので、大きく下がることは考えづらい。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の10,000円。下値サポートとしては、心理的節目の9,500円、25日移動平均線9,281円、日足基準線9,198円、週足雲上限9,195円など。
東証1部全銘柄 予想PER16.09倍 PBR0.99倍 予想配当利回り2.35%
今週の予想レンジ:9,400円~9,900円
更新日 2012年12月16日
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