2013年3月31日日曜日

2013年4月1日~4月5日の日経平均予想

日経平均チャート(日足)2013年3月31日
先週の株式市場は、キプロスの支援合意を受け月曜日は大幅高となったが、大口の預金者に大きな負担を求めたキプロス救済策が「ひな型」になるとの発言やイタリアの政局不安などからユーロが軟調となり、日経平均の上値を押さえた。日経平均は週ベースで53.95円の上昇。

今週は1日に短観、3日~4日にかけては金融政策決定会合が開かれる。黒田新体制でのデフレ脱却に向けた大胆な金融緩和がついに実行に移される訳だが、為替も株式市場も11月から引っ張っている材料なので、既出の緩和策以外に新たなサプライズを伴わないと一旦は材料出尽くしになる可能性が高いと思われる。外国人が3月3週から売り越しに転じる一方で、個人の信用買い残は引き続き増加している。今週の金融政策決定会合を受けた後、外国人が再び買いに転じれば、個人も信用の回転が効き好需給の相場が継続するが、売りを加速させるようだと、調整ムードが強まることになる。月足雲上限12,648円が引き続きレジスタンス。

日経平均の上値抵抗としては、月足雲上限12,648円、心理的節目の13,000円など。下値サポートとしては、SQ値の12,073円、心理的節目の12,000円、日足基準線11,913円など。

東証1部全銘柄 予想PER21.94倍 PBR1.27倍 予想配当利回り1.72%

今週の予想レンジ:11,900円~12,600円


更新日 2013年3月31日 株・個人投資家の喫茶店

2013年3月24日日曜日

2013年3月25日~3月29日の日経平均予想

日経平均チャート月足2013年3月24日
先週の株式市場は、キプロス・ショックから利益確定売りが先行したが、その後は落ち着きを取り戻し、日経平均は木曜日に昨年来高値を更新した。しかし、週末に再び売られるなど、日経平均は日々3桁の変動となった。日経平均は週ベースで222.42円の下落。

今週の株式市場は、買い継続も不安定な動きか。月足雲上限12,648円を前に不安定な動きになっている。権利付き最終売買日は26日で、週前半は優待や高配当銘柄に注目が集まりそうだ。昨年は権利付き最終売買日に日経平均は天井をつけていることもあり、やや注意が必要か。

日経平均の上値抵抗としては、月足雲上限12,648円、心理的節目の13,000円など。下値サポートとしては、SQ値の12,073円、心理的節目の12,000円、日足基準線11,813円など。予想レンジは先週と同じとする。

東証1部全銘柄 予想PER21.89倍 PBR1.27倍 予想配当利回り1.72%

今週の予想レンジ:12,000円~12,750円


更新日 2013年3月24日 株・個人投資家の喫茶店

2013年3月17日日曜日

2013年3月18日~3月22日の日経平均予想

日経平均月足チャート2013年3月17日
先週の株式市場は、週前半は高値警戒感から上値の重い展開が続いた。しかし、米国株が連日で史上最高値を更新したことや、日銀人事やTPP参加などを蒸し返し、週末にかけ再び買いが優勢となった。日経平均は週ベースで277.33円の上昇。

今週の株式市場は、底堅い展開が継続か。相場の過熱感は言うまでもなく、一部でバブル的な動きになっているのは注意が必要だが、行けるところまで行くと言う雰囲気が強く、今週も多少の悪材料は無視されてしまいそうだ。目先は月足雲上限の12,648円を超えて行けるかがポイントになる。押した場合は、SQ値の12,073円がサポートとして意識される。

日経平均の上値抵抗としては、月足雲上限12,648円、心理的節目の13,000円など。下値サポートとしては、SQ値の12,073円、心理的節目の12,000円、日足基準線11,813円など。

東証1部全銘柄 予想PER21.93倍 PBR1.29倍 予想配当利回り1.71%

今週の予想レンジ:12,000円~12,750円

更新日 2013年3月17日 株・個人投資家の喫茶店

2013年3月10日日曜日

2013年3月11日~3月15日の日経平均予想

日経平均月足チャート2013年3月10日
先週の株式市場は、米国株が史上最高値を更新したことや、円安進行から週を通して買いが優勢となった。また、ファーストリテイリングが急騰したことで、日経平均は250円ほど押し上げられた。日経平均は週ベースで677.24円の上昇。

今週の株式市場は、底堅い展開が継続か。相場の過熱感は否めないが、ここにきて一段と円安が進行しており、為替に連動した先物買いが上昇ピッチを早めている。日経平均は、テクニカル的な節目を抜け、価格帯出来高も真空地帯に入っている。上値も軽くなっているが、逆に動いた時も値幅が出るのでその点は注意が必要だろう。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の12,500円、月足雲上限12,648円など。下値サポートとしては、SQ値の12,073円、心理的節目の12,000円、日足基準線11,646円など。

東証1部全銘柄 予想PER21.32倍 PBR1.25倍 予想配当利回り1.76%

今週の予想レンジ:11,750円~12,500円

更新日 2013年3月10日 株・個人投資家の喫茶店

2013年3月3日日曜日

2013年3月4日~3月8日の日経平均予想

日経平均チャート2013年3月3日
先週の株式市場は、米国株高、日銀総裁人事、TPP参加などを好感し週明けは買いが先行した。しかし、火曜日にはイタリアの総選挙の結果を受け、一転大幅安となるなど目まぐるしい展開となった。ただ、その後は好調な米経済指標やイタリア国債の入札が順調だったことを受け、徐々に落ち着きを取り戻した。日経平均は週ベースで220.44円の上昇。

今週の株式市場は、メジャーSQに向けボラタイルな展開か。日本は「アベノミクス」の効果が衰えておらず、海外からの多少の悪材料は、すべて押し目買いの好機となっている。米国での「歳出の強制削減」は現時点では、さほど問題視されておらず、NYダウが史上最高値付近での動きとなっているのも追い風。投資家の脇が甘くなってきている感は否めないが、8日のメジャーSQに向け11,750円、海外マーケット次第では12,000円を仕掛けてくる可能性も十分。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の11,750円、12,000円など。下値サポートとしては、心理的節目の11,500円、25日移動平均線11,275円、日足基準線11,052円など。

東証1部全銘柄 予想PER20.61倍 PBR1.21倍 予想配当利回り1.94%

今週の予想レンジ:11,300円~12,000円

更新日 2013年3月3日 株・個人投資家の喫茶店