先週の株式市場は、キプロス・ショックから利益確定売りが先行したが、その後は落ち着きを取り戻し、日経平均は木曜日に昨年来高値を更新した。しかし、週末に再び売られるなど、日経平均は日々3桁の変動となった。日経平均は週ベースで222.42円の下落。
今週の株式市場は、買い継続も不安定な動きか。月足雲上限12,648円を前に不安定な動きになっている。権利付き最終売買日は26日で、週前半は優待や高配当銘柄に注目が集まりそうだ。昨年は権利付き最終売買日に日経平均は天井をつけていることもあり、やや注意が必要か。
日経平均の上値抵抗としては、月足雲上限12,648円、心理的節目の13,000円など。下値サポートとしては、SQ値の12,073円、心理的節目の12,000円、日足基準線11,813円など。予想レンジは先週と同じとする。
東証1部全銘柄 予想PER21.89倍 PBR1.27倍 予想配当利回り1.72%
今週の予想レンジ:12,000円~12,750円
更新日 2013年3月24日 株・個人投資家の喫茶店