先週の株式市場は、前週に急騰した反動や円安一服を受け上値の重い展開になった。ただ、押し目買い意欲も旺盛で下値も限定的だった。日経平均は週ベースで168.66円の下落。
今週の株式市場は、週前半は上値を試す展開。金曜日の株式市場が引けてから円安が進行したことで、週明けはSQ値の13,608円が意識される。ドル円が100円を超えてくるようだと、ストップロスを巻き込みながら一段の円安が見込まれ、日経平均も為替に連動した買いで14,000円が視野に入ってくる。ただ、週末にかけては、大型連休や国内決算発表を前にポジション調整の売りも出やすく、徐々に上値が重くなる展開か。
日経平均の上値抵抗としては、12日のSQ値13,608円、心理的節目の14,000円。下値サポートとしては、心理的節目の13,000円、日足基準線12,687円、月足雲上限12,648円など。
東証1部全銘柄 予想PER23.87倍 PBR1.38倍 予想配当利回り1.63%
今週の予想レンジ:13,250円~14,000円
更新日 2013年4月21日 株・個人投資家の喫茶店