2013年9月29日日曜日

2013年9月30日~10月4日の日経平均予想

日経平均(日足)チャート2013年9月27日
先週の株式市場は、小幅に続伸となった。週の前半は、短期的過熱感や米国の債務上限問題で米国株が軟調に推移したことで利益確定売りが先行したが、日銀が権利落ちをまたいで3日連続でETFを買い入れたこともあり、下げ幅は限定的だった。日経平均は週ベースで17.65円の上昇。

今週の株式市場は、波乱含みの展開か。需給は締まっているが相場の過熱感は解消されておらず、為替の動きを睨みながら不安定な動きとなりそうだ。リスク要因としては、米国の債務上限問題やイタリアの政局不安による欧州債務危機の再燃。

日経平均の上値抵抗としては、7月19日高値14,953円、心理的節目の15,000円など。下値サポートとしては、日足転換線14,525円、心理的節目の14,500円、日足基準線14,003円日足雲上限13,876円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.76倍 PBR1.36倍 予想配当利回り1.60%

今週の予想レンジ:14,250円~15,000円

更新日 2013年9月29日 株・個人投資家の喫茶店

2013年9月22日日曜日

2013年9月24日~9月27日の日経平均予想

日経平均チャート(日足)2013年9月20日
先週の株式市場は続伸。注目のFOMCは、市場予想に反し量的緩和縮小が見送りになり、米国は長期金利の急上昇、株高、ドル安と素直な反応となった。日本株は円高があまり進まなかったことから米国より堅調な展開となった。日経平均は週ベースで337.75円の上昇。

今週の株式市場は、オシレーターの過熱感と好需給の綱引き。先週末にセントルイス地区連銀のブラード総裁が、10月のFOMCで量的緩和の縮小に踏み切ることもあり得るとの見方を示したことで、週末のNYダウは185ドル安となった。しかし、10月には追加緩和を見送る一因となった米政府の債務上限問題が控えているので、そんなことは90%あり得ないだろう。22日のドイツ連邦議会選挙は、マーケット的にはほぼノーマークだが、野党が躍進するようだとその後の連立協議の難航が予想され、マーケットにはマイナス要因となる。国内は権利付き最終売買日を25日に控え、それまでは配当取りなどの動きも見られると思われるが、証券優遇税制が今年で終わることで、その後は大株主が徐々に持ち株を処分する懸念がある。

日経平均の上値抵抗としては、7月19日高値14,953円、心理的節目の14,500円など。下値サポートとしては、心理的節目の14,500円、日足転換線14,467円、日足雲上限14,054円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.79倍 PBR1.362倍 予想配当利回り1.59%

今週の予想レンジ:14,400円~15,000円

更新日 2013年9月22日 株・個人投資家の喫茶店

2013年9月15日日曜日

2013年9月17日~9月20日の日経平均予想

日経平均(日足)チャート2013年9月13日
先週の株式市場は続伸。2020年のオリンピック開催地が東京に決まったことで関連銘柄を中心に大幅高で始まり、その後も底堅い動きを続けた。また、シリアへの軍事介入が当面回避される見通しとなったことで、世界的にリスクオンの動きとなったのも後押しとなった。日経平均は週ベースで543.86円の上昇。

今週の株式市場は、FOMCの前後で不安定な動きが予想される。17-18日に開催されるFOMCでのQE3のテーパリング(緩和縮小)は既に織り込み済みだが、マーケットがどのような反応を見せるのかは分からない。特に米長期金利の動きに注目。現状、大きな動きになるとは思えないが、アルゴリズムが走ったりすれば、波乱になる可能性も否定出来ない。シリア問題で米露が合意したのはプラス。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の14,500円、7月19日高値14,953円など。下値サポートとしては、日足雲上限14,119円、日足基準線13,875円、75日移動平均線13,790円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.29倍 PBR1.32倍 予想配当利回り1.63%

今週の予想レンジ:14,000円~14,800円

更新日 2013年9月15日 株・個人投資家の喫茶店

2013年9月8日日曜日

2013年9月9日~9月13日の日経平均予想

日経平均チャート(日足)2013年9月6日
先週の株式市場は反落。シリアへの軍事介入の判断が先送りされたことによるリスクオフの巻き戻しや、五輪の東京招致期待も後押しとなった。日経平均は週ベースで471.95円の上昇。

今週の株式市場は、上値を試す展開か。注目の五輪招致は東京の圧勝で決まり、月曜日はご祝儀相場となりそうだ。また、週明けには4-6月期の実質GDP成長率2次速報値が発表される。上方修正されることはすでに織り込み済みだが、消費税増税に向け大きな判断材料となるので注目される。リスク要因はシリアを巡る地政学リスク。こちらは霧が晴れるにはまだ時間がかかりそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲下限14,065円、日足雲上限14,179円、心理的節目14,500円など。下値サポートとしては、日足基準線13,827円、75日移動平均線13,779円、心理的節目13,500円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.77倍 PBR1.28倍 予想配当利回り1.70%

今週の予想レンジ:13,750円~14,750円

更新日 2013年9月8日 株・個人投資家の喫茶店

2013年9月1日日曜日

2013年9月2日~9月6日の日経平均予想

日経平均(日足)チャート 2013年8月30日
先週の株式市場は反落。米国の量的緩和縮小を巡る不透明感やシリア情勢の緊迫化を受け軟調な展開となった。日経平均は週ベースで271.69円の下落。

今週の株式市場は、シリア情勢を睨みながら上値の重い展開が継続か。アメリカのシリアへの軍事介入は議会の承認を求めることが決まり、9月中旬に先送りされた。これにより不透明感がしばらく残り、原油価格の高止まりが株式市場の重しとなりそうだ。経済指標では、米国で3日に発表されるISM製造業景況感指数、6日の雇用統計に注目が集まる。日経平均は、心理的節目の13,500円を中心に、上は日足基準線がレジスタンスとなり、下は心理的節目の13,000円がサポート。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の13,500円、日足基準線13,827円、75日移動平均線13,865円、日足雲下限13,865円など。下値サポートとしては、心理的節目の13,250円や13,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.28倍 PBR1.24倍 予想配当利回り1.75%

今週の予想レンジ:13,000円~13,800円

更新日 2013年9月1日 株・個人投資家の喫茶店