先週の株式市場は、小幅に続伸となった。週の前半は、短期的過熱感や米国の債務上限問題で米国株が軟調に推移したことで利益確定売りが先行したが、日銀が権利落ちをまたいで3日連続でETFを買い入れたこともあり、下げ幅は限定的だった。日経平均は週ベースで17.65円の上昇。
今週の株式市場は、波乱含みの展開か。需給は締まっているが相場の過熱感は解消されておらず、為替の動きを睨みながら不安定な動きとなりそうだ。リスク要因としては、米国の債務上限問題やイタリアの政局不安による欧州債務危機の再燃。
日経平均の上値抵抗としては、7月19日高値14,953円、心理的節目の15,000円など。下値サポートとしては、日足転換線14,525円、心理的節目の14,500円、日足基準線14,003円日足雲上限13,876円など。
東証1部全銘柄 予想PER16.76倍 PBR1.36倍 予想配当利回り1.60%
今週の予想レンジ:14,250円~15,000円
更新日 2013年9月29日 株・個人投資家の喫茶店